キンパ
《(朝鮮語)》⇒キムパプ
きん‐ぱい【金杯/金盃】
金製または金めっきのさかずき。
きん‐ぱい【金牌】
賞の記念などの、金製または金めっきの楯(たて)やメダル。
きん‐ぱく【金帛】
金と絹。金銭と布帛(ふはく)。
きん‐ぱく【窘迫】
[名](スル)迫られて苦しむこと。また、困ること。困窮。「少しも圧制だの—だの掣肘(せいちゅう)だのを受けてはいな...
きん‐ぱく【緊迫】
[名](スル)状況などが、非常に差し迫っていること。緊張して、今にも事が起こりそうなこと。「—した空気に包まれる」
きん‐ぱく【謹白】
つつしんで申しのべること。手紙・文書の結びに用いて、相手に敬意を表す語。謹言。→謹啓
金箔(きんぱく)が付(つ)・く
1 地位や肩書きがついてりっぱになる。 2 評価が高まる。箔がつく。
金箔(きんぱく)が剝(は)・げる
上辺だけの飾りがとれて、隠れていた実質・本性が現れる。めっきがはげる。
きんぱく‐けんでんき【金箔検電器】
導体の先に付けた2枚の金箔が、帯電すると反発して開くのを利用した検電器。→検電器
きんぱく‐つき【金箔付き】
1 金箔がついていること。また、そのもの。 2 まがいものでなく、そのとおりのものであること。また、評価の定まって...
きん‐ぱつ【金髪】
金色の髪の毛。ブロンド。
きん‐ぱら【金腹】
カエデチョウ科の鳥。全長11センチくらい。頭から胸までは黒色のほかは粟色。東南アジアの原産。飼い鳥。
きんひょう‐しょう【金豹賞】
ロカルノ国際映画祭で、最優秀作品に与えられる賞。
きん‐ひん【経行】
《唐音》「きょうぎょう(経行)」に同じ。禅宗でいう。
きん‐びゃくだん【金白檀】
漆の塗り方の一。全体に金箔(きんぱく)をおき、その上に透き漆を薄く塗るもの。
きん‐びょうぶ【金屏風】
地紙全体に金箔(きんぱく)をおいた屏風。金屏。《季 冬》
きん‐ぴ【金肥】
金銭を払って買う肥料。化学肥料などのこと。自給肥料に対していう。かねごえ。
きん‐ぴ【禁秘】
1 堅く秘密にして、決して見せないこと。 2 宮中の秘密。
きんぴか
浅田次郎の長編小説。平成4年(1992)刊行。のちに「三人の悪党」に改題。元やくざ・元自衛官・元エリート官僚の3人...
きん‐ぴか【金ぴか】
[名・形動] 1 金色にぴかぴかと光り輝くこと。また、そのさま。「—な(の)メダル」 2 派手に飾るさま。また、真...
きんぴか‐もの【金ぴか物】
歌舞伎で、大時代(おおじだい)な狂言の俗称。登場人物が金襴(きんらん)などの衣装をつけ、道具にも金襖(きんぶすま)...
きんぴしょう【禁秘抄】
鎌倉時代の有職故実(ゆうそくこじつ)書。3巻。順徳天皇著。承久3年(1221)ごろ成立。宮中の行事・故実・制度など...
きん‐ぴょう【勤評】
「勤務評定」の略。
きんぴょう‐ばひょう【金瓢馬表】
黄金製の千成り瓢箪(びょうたん)の馬じるし。豊臣秀吉が用いた。
きんぴら【金平/公平】
金平浄瑠璃の主人公の名。坂田金時の子。怪力無双で多くの武功をたてたことから、強いもののたとえにいう。 [名・形動]...
きんぴら‐ごぼう【金平牛蒡】
ゴボウをささがき、またはせん切りにして油でいため、砂糖・醤油で味をつけ、唐辛子(とうがらし)で辛味をきかせた料理。
きんぴら‐じま【金平縞】
太くて荒い縞柄の織物。
きんぴら‐じょうるり【金平浄瑠璃】
古浄瑠璃の流派の一。薩摩浄雲の弟子江戸和泉太夫(のちの桜井丹波少掾(さくらいたんばのしょうじょう))が創始。多くは...
きんぴら‐にんぎょう【金平人形】
金平浄瑠璃の主人公、金平に似せて作った人形。
きんぴら‐のり【金平糊】
にかわをまぜて作った、接着力の強い糊。
きんぴら‐ぶし【金平節】
⇒金平浄瑠璃(きんぴらじょうるり)
きんぴら‐ぼね【金平骨】
扇の骨の、太くて堅い丈夫なもの。
きんぴら‐ぼん【金平本】
金平浄瑠璃の正本(しょうほん)。また、金平浄瑠璃に類似した内容の種々の版本。
きんぴら‐もの【金平物】
歌舞伎や小説などで、金平浄瑠璃に取材し、また、それに類した極端な武勇談を取り扱った作品。
きん‐ぴん【金品】
金銭と品物。
きん‐ふく【筋腹】
筋肉の中央のふくらんだ部分。→腱(けん)
きん‐ぶ【欣舞】
[名](スル)躍り上がって喜ぶこと。欣躍。「人々—する其の中に」〈竜渓・経国美談〉
きん‐ぶぎょう【金奉行】
⇒かねぶぎょう(金奉行)
きん‐ぷくりん【金覆輪】
《「きんぶくりん」とも》器具の周縁をおおう覆輪で、金または金色の金属を用いてつくったもの。黄覆輪。
きんぶ‐じんじゃ【金峰神社】
奈良県吉野郡吉野町にある神社。祭神は金山毘古命(かなやまびこのみこと)。中世修験道とともに栄えた。鉱山の守護神。平...
きん‐ぶすま【金襖】
1 地紙全体に金箔(きんぱく)をおいた襖。 2 「金襖物」の略。
きんぶすま‐もの【金襖物】
操り芝居または歌舞伎で、御殿や城中の場を仕組んだ時代物で、舞台一面に金襖の道具立てを用いる作品。また、その段や場。...
きんぷ‐せん【金峰山】
《「きんぶせん」とも》奈良県中央部、吉野山から山上ヶ岳に至る連峰の総称。また、山上ヶ岳の別称。金の御岳(みたけ)。...
きん‐ぶち【金縁】
金製、または金色の縁。「—眼鏡」
きんぶち‐しょうけん【金縁証券】
英国政府発行の公債証書。金縁がついているのでいう。転じて、超一流の証券。ギルトエッジ。
きん‐ぶな【金鮒】
フナの一亜種。全長15〜20センチ。フナ類中最も体高が低く、筒形に近い。体色は黄褐色から赤褐色。本州の関東以北の池...
きん‐ブロック【金ブロック】
1933〜37年に金本位制度を維持するために結ばれたフランス・イタリア・ベルギー・オランダ・スイス・ポーランド6か...
きん‐ぶん【今文】
中国で漢代に使われていた書体、隷書をいう。→古文(こぶん)3
きん‐ぶん【均分】
[名](スル)ひとしくわけること。同じ割合に分けること。等分。「利益を—する」