くら‐や【暗屋】
江戸時代の淫売(いんばい)宿。暗宿(くらやど)。
くら‐やく【倉役】
室町時代、幕府・諸大名が土倉(どそう)・質屋に課した税。土倉役。
くら‐やくにん【蔵役人】
江戸時代、蔵米・蔵物の出納などをつかさどった諸藩の役人。
くら‐やしき【蔵屋敷】
江戸時代、幕府・諸大名・寺社などが年貢米・特産物などを収納し、販売・換金するために設けた邸。大坂・江戸・京都・大津...
くら‐やど【暗宿】
「暗屋(くらや)」に同じ。
くら‐やど【蔵宿】
1 倉敷料を取って貨物を置かせる所。 2 江戸時代、浅草の幕府の米蔵付近に住んだ札差(ふださし)。 3 大坂の納め...
くらやど‐し【蔵宿師】
江戸時代、旗本・御家人などに雇われて、札差との間の金の貸借についての談判にのぞんだ者。主に浪人で、幕府はこれを取り...
くら‐やみ【暗闇】
1 まったく光がなく、暗いこと。また、その所。くらがり。 2 人目につかないところ。人の知らないところ。「—に葬り...
暗闇(くらやみ)から牛(うし)を引(ひ)き出(だ)す
「暗がりから牛を引き出す」に同じ。
くらやみ‐ざいく【暗闇細工】
前もって別々に作られた目・鼻・口・耳などを、目隠しをして、紙などにかかれた顔の輪郭の中に並べる遊び。福笑いの類。
くらやみ‐の‐きょうかい【暗闇の教会】
《Karanlık Kilise》トルコ中央部、カッパドキア地方の町ギョレメにある岩窟教会。イスラム教徒による迫害...
暗闇(くらやみ)の鉄砲(てっぽう)
向こう見ずに、また、当てずっぽうに物事をすることのたとえ。闇夜の鉄砲。
暗闇(くらやみ)の恥(はじ)を明(あか)るみへ出(だ)す
穏便におさめておけば知られずに済む恥を、騒ぎたてて世間に広める。
暗闇(くらやみ)の頰冠(ほおかむり)
暗闇では顔が見えないのに、ほおかむりをして顔を隠す。無益なことをするたとえ。
くらやみ‐まつり【暗闇祭(り)】
深夜、暗黒の中で行われる祭り。東京都府中市の大国魂(おおくにたま)神社の例大祭、京都府宇治市の県(あがた)神社の祭...