くれ‐ぬき【榑貫】
⇒榑板(くれいた)
くれのにじゅうはちにち【くれの廿八日】
内田魯庵の中編小説。明治31年(1898)「新著月刊」誌に掲載。
くれ‐の‐あい【呉の藍】
紅花(べにばな)の別名。
くれ‐の‐あき【暮れの秋】
秋の終わり。晩秋。《季 秋》「手向くべき線香もなくて—/漱石」
くれ‐の‐おも【呉の母/懐香】
ウイキョウの別名。
くれ‐のこ・る【暮れ残る】
[動ラ五(四)]日が沈んだあと、しばらく明るさが残る。「—・った空を渡る雁の一群」
くれ‐の‐はる【暮れの春】
春の終わり。晩春。《季 春》「いとはるる身を恨み寝や—/蕪村」
くれは‐きゅうりょう【呉羽丘陵】
富山県中央部、富山平野にある丘陵。最高地点は城山の145.3メートル。この丘陵性の山地を境に東側を呉東(ごとう)、...
くれ‐はし【呉階】
屋根や欄干をつけた階段。「—のもとに、車ひきよせて立てたるに」〈枕・一二〇〉
くれ‐は・てる【暮れ果てる】
[動タ下一][文]くれは・つ[タ下二] 1 すっかり日が暮れてしまう。「—・てた空に星影が浮かぶ」 2 月や季節、...
くれ‐はとり【呉織/呉服】
《「くれはたおり」の音変化。「くれはどり」とも》 [名] 1 上代、漢織(あやはとり)とともに中国の呉(ご)の国か...
クレバス
氷河・雪渓にできる深い割れ目。《季 夏》
クレバネット
《製造元、英国のクレバネット社の名から》防水加工を施してある薄手の梳毛(そもう)織物。または、ギャバジン。レインコ...
クレバー
[形動]賢いさま。気のきいたさま。利口。「なかなか—なやり方だ」
クレパス
クレヨンとパステルの両方の特色をあわせた棒状の絵の具。商標名。
クレーフェルト
ドイツ西部、ノルトライン‐ウェストファーレン州の都市。デュッセルドルフの北西約20キロメートル、ライン川沿いに位置...
くれ‐ふたが・る【暗れ塞がる】
[動ラ四] 1 あたり一面が暗くなる。くれふさがる。「四方に—・りて、物も覚えずして侍りしを」〈今昔・二四・一一〉...
クレブシエラ
ヒトの腸内細菌の一属。自然界に広く存在する、グラム陰性の桿菌。→クレブシエラニューモニエ
クレブシエラ‐ニューモニエ
⇒肺炎桿菌
クレブス
[1900〜1981]英国の生化学者。ドイツの生まれ。ナチスの迫害で英国に移住。生体内で尿素が形成されるオルニチン...
クレブス‐かいろ【クレブス回路】
⇒トリカルボン酸回路
クレプトクラシー
少数の権力者が、国民や国家の金を横領し、私腹を肥やす政治体制。盗賊政治。
クレプトクラット
国民や国家の金で私腹を肥やす官僚。盗賊政治家。→クレプトクラシー
クレプトマニア
窃盗強迫。病的な窃盗癖。窃盗症。
クレペリン
[1856〜1926]ドイツの精神医学者。精神障害の分類に体系を立て、統合失調症と躁鬱(そううつ)病の二大分類を提...
クレペリン‐けんさ【クレペリン検査】
一けたの数字を、連続的に加算する作業を行わせ、その結果によって性格や適性を判断する検査法。クレペリンが創始。クレペ...
クレペリン‐テスト
⇒クレペリン検査
クレマ
《クリームの意》エスプレッソの表面にできる、きめの細かい泡。
クレマチス
キンポウゲ科センニンソウ属の蔓(つる)植物の総称。園芸上は、カザグルマ・テッセンや外来園芸品種など大輪の四季咲きの...
くれ‐まど・う【暗れ惑ふ】
[動ハ四]悲しみのために心がふさいで思案に迷う。心がくらんで迷う。「—・ふ心の闇も堪へがたき片はしをだに」〈源・桐壺〉
クレマン
[1913〜1996]フランスの映画監督。「鉄路の闘い」で注目され、社会性の強い作品を発表。「禁じられた遊び」「太...
クレマンソー
[1841〜1929]フランスの政治家。急進社会党に属して活躍、「虎(とら)」とあだ名された。1906年、首相にな...
クレマンのせいしゅん【クレマンの青春】
《原題、(フランス)L'Adolescence clémentine》マロの詩集。1532年刊。若き日の恋愛詩やエ...
マロ
[1496〜1544]フランスの宮廷詩人。プロテスタンティズムに傾いて迫害を受けながら、書簡詩・風刺詩などに軽妙洒...
クレムス
オーストリア北東部のニーダーエスターライヒ州にある、ドナウ川沿いの都市。バッハウ渓谷東端に位置する。中世に造幣所が...
くれ‐むつ【暮れ六つ】
暮れ方の六つ時。現在の午後6時ごろ。酉(とり)の刻。また、その時刻に鳴らす鐘。⇔明け六つ。
クレムリン
中世、ロシアの各都市に築かれた城砦(じょうさい)。 ロシア連邦の首都、モスクワにある城砦。12世紀ごろの創建とみ...
クレムリン‐たいかいきゅうでん【クレムリン大会宮殿】
《Kremlevskii dvorets s'ezdov/Кремлёвский дворец съездов》国...
クレムリン‐だいきゅうでん【クレムリン大宮殿】
《Bol'shoy Kremlyovskiy dvorets/Большой Кремлёвский дворец...
クレメンス
ローマ教皇17人の名。 (5世)[1264〜1314]在位1305〜1314。フランス王フィリップ4世に屈服し、教...
ブレンターノ
(Clemens 〜)[1778〜1842]ドイツの詩人。後期ロマン派に属し、作家アルニムと民謡集「少年の魔法の角...
クレメンチュク
ウクライナ中東部、ポルタバ州の都市。ドニプロ川沿いに位置し、河港を有す。食品工業、自動車工業が盛ん。ロシア語名クレ...
クレメンチュグ
ウクライナの都市クレメンチュクのロシア語名。
クレメンティ
[1752〜1832]イタリアの作曲家・ピアノ奏者。近代的ピアノ奏法を確立し、多くのピアノソナタを作曲。
クレメンティヌム
チェコの首都プラハの中心部、旧市街にある複合建築物。11世紀創建の聖クレメントに捧げられた教会がドミニコ会の修道院...
アトリー
[1883〜1967]英国の政治家。1935年、労働党党首。第二次大戦中はチャーチル挙国一致内閣に参加。1945年...
クレモナ
イタリア北部、ロンバルディア州の都市。13世紀建設の高さ115メートルの鐘楼トラッツオがある。バイオリンの生産で知...
クレモナ‐だいせいどう【クレモナ大聖堂】
《Duomo di Cremona》イタリア北部、ロンバルディア州の都市クレモナのコムーネ広場にある大聖堂。12世...
くれ‐やす・い【暮れ易い】
[形][文]くれやす・し[ク]日暮れになるのが早い。日が短い。「—・い冬の一日」《季 冬》
くれ‐ゆ・く【暮れ行く】
[動カ五(四)]日や季節、年などが暮れていく。また、ある期間がしだいに終わりになっていく。「—・く秋の一日」