こん‐ご【今吾】
現在の自分。→故吾(こご)「所謂—は古吾に非ずとは即是れなり」〈福沢・文明論之概略〉
こん‐ご【今後】
今からのち。こののち。以後。「—もよろしく願います」「—いっさい関知しない」
コンゴ
アフリカ中西部の国。正称、コンゴ共和国。首都ブラザビル。コンゴ川右岸にあり、大半が熱帯雨林地帯。木材・石油などを産...
コンゴ
アフリカ中央部の国。正称、コンゴ民主共和国。首都キンシャサ。1960年ベルギー領からコンゴ共和国として独立。196...
こん‐ごう【金剛】
《(梵)Vajraの訳。最剛、堅固の意》 1 ㋐金属の中で最もかたいもの。 ㋑きわめて強固で破れないもの。 2 「...
こんごう【金剛】
能楽師の姓の一。シテ方の家柄。大和猿楽坂戸座の6世三郎正明の童名金剛丸からとったもの。 「金剛流」または「金剛座」の略。
こん‐ごう【根号】
累乗根を表す記号。√, 3√, n√など。ルート。
こん‐ごう【混合】
[名](スル) 1 異なった性質のものがまじり合うこと。また、まぜ合わせること。混和。「数種のスパイスを—した調味...
こんごういこまきせん‐こくていこうえん【金剛生駒紀泉国定公園】
大阪・奈良の府県境に連なる生駒、金剛両山地と、大阪・和歌山の府県境にある和泉山地からなる国定公園。昭和33年(19...
こんごういこま‐こくていこうえん【金剛生駒国定公園】
大阪・奈良の府県境に連なる生駒・金剛両山地と、大阪・和歌山の府県境の和泉(いずみ)山脈東部を区域とした国定公園。平...
こんごう‐いわお【金剛巌】
[1886〜1951]能楽師。シテ方金剛流。京都の生まれ。本名、岩雄。23世宗家金剛右京の没後、シテ方四流家元の推...
こんごう‐いんこ【金剛鸚哥】
インコ科の鳥。全長36〜95センチの大形で、くちばしが大きく、尾が長い。赤・黄・青の鮮やかな羽色をしている。コンゴ...
こんごう‐うきょう【金剛右京】
[1872〜1936]能楽師。シテ方金剛流23世宗家。東京の生まれ。幼名、鈴之助。大胆華麗な演技で早技にも長じてい...
こんごう‐えいよう【混合栄養】
1 独立栄養と従属栄養を併せて行うこと。ヤドリギなどの半寄生植物やモウセンゴケなどの食虫植物にみられる。 2 母乳...
こんごうえいよう‐しょくぶつ【混合栄養植物】
⇒部分的菌従属栄養植物
こんごうえいよう‐じ【混合栄養児】
母乳と人工乳(粉ミルク)で育てられた新生児・乳児。→人工栄養児 →母乳栄養児
こんごう‐かい【金剛界】
1 密教で、大日如来の、すべての煩悩(ぼんのう)を打ち破る強固な力を持つ智徳の面を表した部門。→胎蔵界 2 「金剛...
こんごうかい‐まんだら【金剛界曼荼羅】
密教の両界曼荼羅の一。金剛頂経の説に基づいて描かれ、大日如来を主尊とする9種の曼荼羅を一図におさめたもので、九会(...
こんごう‐かぶ【混合株】
利益配当については普通株に優先し、残余財産の分配では劣後の地位にあるというように、ある点では優先し、他の点では劣後...
こんごう‐かやく【混合火薬】
2種以上の物質を混合した火薬。黒色火薬・カーリットなど。
こんごう‐かんせん【混合感染】
同時に2種以上の病原微生物に感染すること。
こんごう‐がき【金剛垣】
「金剛柵(さく)」に同じ。
こんごうがた‐とくていしせつ【混合型特定施設】
介護保険法で定められた特定施設(有料老人ホーム・養護老人ホーム・軽費老人ホームなど)のうち、要介護者に限らず要支援...
こんごう‐き【混合気】
内燃機関で、燃料を霧状にして空気を混合したもの。
こんごう‐き【混合器】
1 周波数変換器やスーパーヘテロダイン受信機において、入力周波と局部発信周波とをトランジスターなどを用いて加え、中...
こんごうきたい‐の‐ほうそく【混合気体の法則】
⇒ドルトンの法則
こんごう‐きょう【金剛経】
「金剛般若(はんにゃ)経」の略。
こんごう‐けいざい【混合経済】
政府や公共団体の経済機能が拡大し、公共部門が民間部門と並んで大きな役割を果たしているような経済体制。二重経済。
こんごう‐けいやく【混合契約】
二つ以上の典型契約の内容を兼備するか、またはある典型契約と無名契約との性質を兼備する内容をもった契約。
こんごう‐けつ【金剛橛】
護摩壇(ごまだん)の四隅に立てる柱。
こんごう‐けんご【金剛堅固】
堅固で、いかなるものをも破りうる徳があること。また、いかなるものにも壊されない徳があること。
こんごう‐げかん【混合下疳】
軟性下疳(なんせいげかん)の病原菌と梅毒の病原菌とに同時に感染することによって起こる潰瘍(かいよう)。
こんごう‐こうたく【金剛光沢】
ダイヤモンドのように屈折率の高い透明な鉱物にみられる光沢。ダイヤモンド光沢。
こんごう‐ご【混合語】
1 二つの異なる言語の混合によって生まれた新しい言語。中国語を母体に英語の語彙が加わったピジンイングリッシュや、南...
こんごう‐さいばい【混合栽培】
⇒混栽
こんごう‐さいばんしょ【混合裁判所】
領事裁判の裁判所のうち、主に民事事件において、原告と被告との両方の所属国から出された裁判官によって構成されていたも...
こんごう‐さく【金剛柵】
寺院の仁王門(におうもん)の前面、または周囲の腰部に設ける格子状の柵。格子の頭部の形が金剛杵(しょ)に似ているので...
こんごう‐さく【金剛索】
不動明王や降三世明王などが左手に持っている綱。衆生(しゅじょう)をとらえて済度(さいど)することを象徴する。
こんごう‐さくせいき【金剛鑿井機】
先端に金剛石をつけた、井戸などを掘る機械。
こんごう‐さった【金剛薩埵】
大日如来と衆生とを結ぶ役目を果たす菩薩。真言密教の第二祖とされ、像は右手に五鈷杵(ごこしょ)、左手に五鈷鈴を持つ姿...
こんごう‐さん【金剛鑽】
⇒金剛砂(しゃ)
こんごう‐さん【金剛山】
大阪府と奈良県の境にある山で、金剛山地の主峰。標高1125メートル。山頂に金剛山転法輪寺、西麓(せいろく)に千早城...
こんごうさんかぶつ‐ねんりょう【混合酸化物燃料】
軽水炉型原子力発電で用いる酸化ウランと、これの再処理によって得た酸化プルトニウムを混合した燃料。MOX燃料。
こんごう‐さんち【金剛山地】
大阪府と奈良県の境にある山地。南北約20キロメートル、東西約5キロメートル。標高400〜1100メートルの山が連な...
こんごう‐ざ【金剛座】
金剛でできている宝座。釈迦(しゃか)が悟りを開いたときの座所。
こんごう‐ざ【金剛座】
大和猿楽四座の一。もと坂戸座。明治以降は金剛流という。
こんごう‐ざおう【金剛蔵王】
⇒こんごうぞうおう(金剛蔵王)
こんごう‐ざくら【金剛桜】
ウワミズザクラの別名。
こんごう‐し【金剛子】
モクゲンジの木の実。黒色で堅く、丸くて六つの角がある。糸に通して数珠にする。「—の数珠の玉の装束したる」〈源・若紫〉
こんごう‐しゃ【金剛砂】
不純物の多い砂質のコランダム、または、ざくろ石を粉末にしたもの。研磨剤に用いる。金剛鑽(さん)。金剛錠。