さい‐ば【細馬】
よい馬。駿馬(しゅんめ)。良馬。さいめ。「外様の大名共、—に轡(くつばみ)を噛(か)ませて」〈太平記・一一〉
さい‐ばい【栽培】
[名](スル)植物を植えて育てること。魚介類の養殖にもいう。「果樹を—する」「促成—」
さい‐ばい【採貝】
⇒さいかい(採貝)
さいばい‐か【栽培化】
人間の管理の下で野生の植物の保護・交配・品種改良を行い、栽培品種とすること。また、その過程をいう。ドメスティケーシ...
さいばい‐ぎょぎょう【栽培漁業】
海に稚魚や稚貝(ちがい)を放し、成長させてから漁獲する漁業。
さいばい‐ひんしゅか【栽培品種化】
⇒栽培化
さいばい‐もの【栽培物】
人工的に植えて育てた野菜・果樹・きのこなど。「—のナメコ」⇔天然物。
さい‐ばし【菜箸】
料理を作るときや盛りつけるときに用いる箸。
さい‐ばし・る【才走る】
[動ラ五(四)]才知が鋭く働く。才気にあふれる。また、利口すぎる。「—・った文章」「いかにも—・って生意気な若者」
さい‐ばつ【採伐】
[名](スル)樹木を切り出すこと。伐採。「杉を—する」
サイバニクス
人間の身体機能を支援・拡張する、技術・産業・社会の創出を目指す学際的な学問分野。医療・介護ロボットの開発と普及をは...
サイバネティック‐アート
1940年代に生まれたサイバネティックス(人工頭脳学)に基づき、作品効果(動き・光・音響など)にさまざまな科学技術...
サイバネティックス
生物と機械における制御と通信を統一的に認識し、研究する理論の体系。社会現象にも適用される。第二次大戦後、米国の数学...
さいばら【催馬楽】
平安初期ごろに成立した歌謡の一。上代の民謡などを外来の唐楽の曲調にのせたもので、笏拍子(しゃくびょうし)・笙(しょ...
さい‐ばり【前張】
1 神楽歌の一群で、大前張と小前張とに分かれ、計16曲からなる歌。くだけた民謡的な歌が多い。 2 「前張の大口」の略。
さいばり‐の‐おおくち【前張の大口】
大口袴(おおくちばかま)の一種。前側に太い横糸を織り入れた厚い精好(せいごう)を用いて張りをもたせたもの。公家の童...
さい‐ばん【裁判】
[名](スル) 1 物事の正・不正を判定すること。「公正に—する」「宗教—」 2 裁判所が法的紛争を解決する目的で...
さい‐ばん【歳晩】
年の暮れ。歳末。年末。《季 冬》「—の月の明さを身にまとひ/汀女」
さいばん‐いん【裁判員】
1 裁判員制度において、国民から選出され刑事裁判に参加する人。 [補説]衆議院選挙の選挙人名簿を使用して無作為に選...
さいばんいん‐さいばん【裁判員裁判】
裁判員制度に基づき、市民が裁判員として参加して行われる裁判。地方裁判所で行われる刑事裁判のうち、殺人・身代金目的誘...
さいばんいん‐せいど【裁判員制度】
衆議院議員の選挙人名簿の中から無作為に選ばれた候補者から、裁判所の選任手続きを経て選出された裁判員が、刑事裁判に参...
さいばんいん‐ほう【裁判員法】
《「裁判員の参加する刑事裁判に関する法律」の略称》一定の重大な刑事事件の裁判に国民が参加して裁判官とともに審理や評...
さいばん‐かん【裁判官】
裁判所の構成員として裁判事務を担当する国家公務員。最高裁判所長官・最高裁判所判事・高等裁判所長官・判事・判事補・簡...
さいばんかん‐かいぎ【裁判官会議】
各裁判所に委ねられた司法行政事務を処理するために設置される合議体。簡易裁判所を除くすべての裁判所にある。判事補を除...
さいばん‐かんかつ【裁判管轄】
1 複数の裁判所間での裁判権の分掌に関する定め。 2 国際法上、条約によって国際裁判所が取り扱うことができるとされ...
さいばんかんかつ‐けん【裁判管轄権】
ある事件に対して特定の裁判所が裁判を行う権限。→裁判管轄
さいばんかん‐そついいいんかい【裁判官訴追委員会】
職務上の義務違反や非行による裁判官の罷免の訴追を行う機関。衆参両議院の議員各10名の委員で組織される。訴追委員会。...
さいばんかん‐だんがいさいばんしょ【裁判官弾劾裁判所】
⇒弾劾裁判所
さいばんかんだんがい‐ほう【裁判官弾劾法】
裁判官の弾劾について、罷免の理由、訴追および裁判の手続きなどを定めている法律。昭和22年(1947)施行。
さいばんがい‐ふんそうかいけつてつづき【裁判外紛争解決手続(き)】
調停・仲裁・斡旋(あっせん)など、訴訟を起こさずに中立的な第三者が介入して紛争を解決する方法。裁判所による民事調停...
さいばんがい‐ふんそうしょり【裁判外紛争処理】
⇒裁判外紛争解決手続き
さいばん‐きはん【裁判規範】
裁判の基準となる法規範。→行為規範
さいばん‐けん【裁判権】
国家の統治権の一作用としての司法権。国家から裁判所に与えられる、各種の裁判を行う権限。
さいばんけん‐めんじょ【裁判権免除】
⇒主権免除
さいばん‐ざた【裁判沙汰】
裁判所に訴え、訴訟事件として争うこと。「争いが—になる」
さいばん‐しょ【裁判所】
司法権を行使する国家機関。具体的事件について公権的な判断を下す権限をもつ。最高裁判所、および下級裁判所の高等・地方...
さいばん‐しょ【裁判書】
刑事訴訟で、裁判の内容を記載した文書。判決書・決定書・命令書に分かれる。民事訴訟では裁判の原本という。
さいばんしょ‐こうせいほう【裁判所構成法】
明治憲法下で、裁判所の組織や裁判官の身分に関する事柄を定めていた法律。昭和22年(1947)裁判所法の制定により廃止。
さいばんしょ‐しょきかん【裁判所書記官】
裁判所において、主として調書の作成や訴訟記録の保管・送達など裁判に関する補助事務を行う職員。
さいばんしょ‐ちょうさかん【裁判所調査官】
最高裁判所・高等裁判所・地方裁判所に置かれる特別職の職員。裁判官の命令を受けて事件の審理および裁判に関して必要な調...
さいばんしょ‐ほう【裁判所法】
裁判所の組織に関する基本的な法律。旧裁判所構成法に代わり、昭和22年(1947)日本国憲法と同時に施行。
さいばん‐せき【裁判籍】
民事訴訟で、裁判を受ける側からみた裁判所の土地管轄。
さいばん‐ちょう【裁判長】
合議制の裁判所を代表する裁判官。法廷で、訴訟・審問を指揮し、判決の言い渡しなどをする。
さいばん‐りえん【裁判離縁】
法定の離縁原因(悪意の遺棄、養子の3年以上の生死不明、その他縁組を継続しがたい重大な事由)に基づき、養子または養親...
さいばん‐りこん【裁判離婚】
法定の離婚原因(不貞な行為、悪意の遺棄、3年以上の生死不明、不治の精神障害、その他婚姻を継続しがたい重大な事由)に...
サイバー
[語素]他の語に付いて、インターネットが形成する情報空間(サイバースペース)に関連した、の意を表す。「—セキュリテ...
サイバー‐インテリジェンス
コンピューターネットワーク上で行われる諜報(ちょうほう)活動。特定の国家・組織・企業に対し、サイバー攻撃をしかけた...
サイバー‐カスケード
《cascadeは、階段状に水が流れ落ちる滝の意》インターネット上の世論形成における現象の一。特定のサイトや掲示板...
サイバー‐カフェ
米国などで、インターネットカフェのこと。
サイバーカルチャー
コンピューターやインターネットの普及に伴って形成された情報空間(サイバースペース)に関わりをもつ文化。電脳文化。