しらひげ‐みょうじん【白鬚明神】
⇒白鬚神社
しら‐ひめ【白姫】
冬をつかさどる女神。
しら‐ひも【白紐】
白いひも。
シラビ
シラバスの複数形。シラバイ。
しら‐びそ【白檜曽】
マツ科の常緑高木。山地に広く自生。樹皮は灰色で滑らか。葉は線形で裏面が白く、小枝に2列に密生する。6月ごろ、雄花と...
しら‐びと【素人】
「しろうと」に同じ。「ただの—が強盗とみづから名乗りて」〈著聞集・一二〉
しら‐びょうし【白拍子】
1 (「素拍子」とも書く)雅楽や声明(しょうみょう)で、笏(しゃく)拍子や扇拍子だけで歌うこと。 2 平安末期から...
しら‐ふ【白斑】
白色の斑点。白色のまだら。「枕づくつま屋の内にとぐら結ひ据ゑてそ我(あ)が飼ふ真—の鷹」〈万・四一五四〉
しら‐ふ【素面/白面】
酒に酔っていない、ふだんの状態。「—では言いにくい話」
しら‐ふじ【白藤】
1 ヤマフジの一品種。花は白色。しろふじ。《季 春》 2 襲(かさね)の色目の名。表は薄紫、裏は濃紫。3、4月ごろ...
しらふじ‐いろ【白藤色】
白藤1の花のような色。ごく淡い紫色。
しら‐ふじょう【しら不浄】
《「しら」は産屋(うぶや)のこと》沖縄・奄美(あまみ)群島で、出産の忌みのこと。
しら・ぶ【調ぶ】
[動バ下二]「しらべる」の文語形。
シラブル
⇒音節
しらべ【調べ】
1 必要な情報を得るためにいろいろ調べること。調査。 2 不都合な点がないかどうか確かめること。点検。 3 事実を...
しら‐べ【白檜】
シラビソの別名。
しらべ‐あ・げる【調べ上げる】
[動ガ下一][文]しらべあ・ぐ[ガ下二]徹底的に調べる。最後まで調べる。「居所を—・げる」
しらべ‐いと【調べ糸】
錘(つむ)にかけて糸繰り車の周囲にまといつけ、車の回転とともに、錘を動かすための糸。
しらべ‐おび【調べ帯】
機械などで、二つの車輪にかけ渡して一方の回転を他方に伝えるための帯状のもの。ベルト。ちょうたい。
しらべ‐がくしゅう【調べ学習】
生徒が課題について、図書館を利用したり、聞き取り調査をしたりして結果をまとめること。総合学習の一形態。
調(しら)べが付(つ)・く
いろいろと調べて必要な情報が得られる。「土地の所有者について—・いた」
しらべ‐がわ【調べ革】
皮革製の調べ帯。
しらべ‐ぐるま【調べ車】
⇒ベルト車
しらべたげいじゅつ【『調べた』芸術】
青野季吉による文芸評論。大正14年(1925)、雑誌「文芸戦線」に発表。初期プロレタリア文学運動に多大な影響を与えた。
しらべ‐の‐お【調べの緒】
鼓の両面の革と胴とを固定する麻ひも。鼓を打つときに、締めたり緩めたりして調子を整える。
しらべ‐もの【調べ物】
1 疑問や不確かなことを調べること。調査。「—をする」 2 ⇒段物(だんもの)5
しら・べる【調べる】
[動バ下一][文]しら・ぶ[バ下二] 1 わからないことや不確かなことを、いろいろな方法で確かめる。調査する。研究...
しら‐ほ【白帆】
船に張った白い帆。
しら‐ほし【白星】
兜(かぶと)の星の、表を銀で包んだもの。
しらほ‐じん【白保人】
平成20年(2008)から平成28年(2016)にかけて沖縄県石垣市の白保竿根多原(さおねたばる)洞穴遺跡で発見さ...
しら‐ほね【白骨】
うるしなどを塗っていない扇の骨や鞍(くら)。
しらほね‐おんせん【白骨温泉】
長野県松本市西部、乗鞍岳の麓にある温泉。泉質は炭酸水素塩泉・硫黄泉。
しら‐ぼし【白干し/白乾し】
魚肉や野菜を、塩に漬けず、そのまま干すこと。また、そのもの。「鮭の—なでう事かあらん、鮎の—は、まゐらぬかは」〈徒...
しらま‐か・す【白まかす】
[動サ四] 1 興をさまさせる。「山里の心の夢に惑ひ居れば吹き—・す風の音かな」〈山家集・下〉 2 勢いをくじく。...
しらまき‐ゆみ【白巻弓】
黒塗りの弓に白い籐(とう)を巻いたもの。流鏑馬(やぶさめ)に用いる。しらまゆみ。
しらま・す【白ます】
[動サ四]「しらまかす2」に同じ。「楯(たて)も鎧(よろひ)もこらへずして、さんざんに射—・さる」〈平家・一一〉
しら‐まなご【白真砂】
白いまさご。白砂。「—三津の赤土(はにふ)の色に出でて言はなくのみそ我(あ)が恋ふらくは」〈万・二七二五〉
しら‐まゆみ【白真弓/白檀弓】
[名] 1 マユミで作った白木の丸木弓。 2 「白巻弓(しらまきゆみ)」に同じ。 [枕]弓を張る・射る・引くなどの...
しらみ【虱/蝨】
シラミ目の昆虫の総称。体は微小で扁平。腹部は大きく、頭部・胸部は小さく、翅(はね)はない。吸う口をもち、人畜の吸血...
しらみず‐あみだどう【白水阿弥陀堂】
福島県いわき市内郷白水(うちごうしらみず)町にある真言宗願成(がんじょう)寺の阿弥陀堂の通称。永暦元年(1160)...
しらみ‐つぶし【虱潰し】
物事を片端から一つ一つ落ちのないように処理すること。「一軒一軒—にあたる」
しらみね【白峰】
石川県白山(はくさん)市、白山山麓の地名。重要文化財指定の小倉家など古い民家がある。
しらみね‐さん【白峰山】
香川県坂出市東部の山。標高337メートル。山腹に白峰寺、崇徳天皇陵がある。白峰。
しらみね‐じ【白峰寺】
香川県坂出市にある真言宗御室派の寺。山号は綾松山。開創は弘仁2年(811)、開山は空海または円珍というが未詳。四国...
しらみね‐じんぐう【白峰神宮】
京都市上京区にある神社。旧官幣大社。祭神は崇徳天皇・淳仁天皇。初め、讃岐(さぬき)の白峰に廟(びょう)を創建、白峰...
虱(しらみ)の皮(かわ)を千枚(せんまい)に剝(は)ぐ
きわめてけちなこと。非常に貪欲(どんよく)であることのたとえ。
虱(しらみ)の皮(かわ)を槍(やり)で剝(は)ぐ
小さな物事を処理するのに大げさに行うことのたとえ。
しらみ‐ばえ【虱蠅】
双翅(そうし)目シラミバエ科のハエの総称。体は小形で扁平。翅(はね)は退化的で、鳥類や哺乳類に外部寄生する。馬・牛...
しらみ‐ひも【虱紐】
江戸芝金杉通3丁目の鍋屋源兵衛の店で売り出したシラミよけのひも。布のひもに薬を塗ったもの。
しらみ‐ぼん【虱本】
《細字で、字体がシラミのように見えるところから》江戸前期、明暦(1655〜1658)から天和(1681〜1684)...