しっ‐すい【直歳】
禅宗寺院で、伽藍(がらん)の修理、山林・田畑などの管理、作務(さむ)を管掌する役職。六知事の一。
しっ・する【𠮟する】
[動サ変][文]しっ・す[サ変]しかる。「堕落した心の状態を—・しても見た」〈花袋・田舎教師〉
しっ・する【失する】
[動サ変][文]しっ・す[サ変] 1 なくす。失う。「機会を—・する」「面目を—・する」 2 あるべきものや状態を...
しっ‐せい【𠮟正】
他人の書いた文章の欠点などを遠慮なく指摘して訂正させること。詩文の添削や批評を願うときに用いる語。「ご—を賜わる」
しっ‐せい【𠮟声】
しかる声。また、しかる言葉。「—が飛ぶ」
しっ‐せい【失政】
政治のやり方を誤ること。また、間違った政治。「—を重ねる」
しっ‐せい【執政】
1 国政を執り行うこと。また、その人。摂政・関白や明治時代の内閣総理大臣など。 2 江戸時代、幕府の老中または各藩...
しっ‐せい【湿生】
植物が湿潤な場所に生育すること。⇔乾生。
しっ‐せい【湿性】
湿りけのある性質。水分の多い性質。また、湿りやすかったり、水分を必要としたりする性質。⇔乾性。
しっせい‐かん【執政官】
1 政治を執る役人。 2 ⇒コンスル
しっせい‐ガス【湿性ガス】
主成分のメタン以外にエタン・プロパン・ブタン・ペンタン・ヘキサンなどを多く含む可燃性の天然ガス。常温常圧で液状に凝...
しっせい‐しょう【失声症】
声帯が振動しないために、声が出なくなる症状。腫瘍(しゅよう)や炎症によるもののほか、神経症の一症状の場合もある。
しっせい‐しょくぶつ【湿生植物】
水辺や湿原など、湿潤な所に生育する植物。アシ・ガマ・ミズバショウなど。湿地植物。→乾生植物
しっせい‐せいふ【執政政府】
⇒統領政府(とうりょうせいふ)
しっせい‐てんねんガス【湿性天然ガス】
⇒湿性ガス
しっせい‐ろくまくえん【湿性肋膜炎】
胸膜腔に滲出(しんしゅつ)液のたまる症状のみられる胸膜炎のこと。→乾性肋膜炎
しっ‐せき【𠮟責】
[名](スル)他人の失敗などをしかりとがめること。「部下をきびしく—する」
しっ‐せき【失跡】
[名](スル)行方をくらますこと。また、行方が知れないこと。失踪(しっそう)。
しっ‐せつ【湿雪】
水分を多く含んだ、湿った雪。湿り雪。
しっ‐そ【質素】
[名・形動] 1 飾りけがないこと。質朴なこと。また、そのさま。「—な身なり」 2 生活などがぜいたくでなく、つつ...
しっ‐そう【失踪】
[名](スル)行方をくらますこと。また、行方が知れないこと。失跡。「事件の後—する」
しっ‐そう【疾走】
[名](スル)非常に速く走ること。「全力で—する」
しっ‐そう【執奏】
[名](スル)取り次いで奏上すること。また、その人。伝奏。「阿部の一族を残らず討ち取ったことを—してもらった」〈鴎...
しっ‐そう【湿瘡】
⇒疥癬(かいせん)
しっ‐そう【漆瘡】
うるしかぶれ。
しっそうしゃ【失踪者】
《原題、(ドイツ)Der Verschollene》カフカの長編小説。未完。第1章のみ「火夫(Der Heizer...
しっそう‐しゃ【失踪者】
居所や生死のわからない人。また、失踪宣告を受けた人。 [補説]書名別項。→失踪者
しっそう‐せんこく【失踪宣告】
人の生死が一定期間(普通は7年、戦争や遭難など特別の危難にあった場合はその危難が去ってから1年)不明の状態が続いて...
しっ‐そく【失速】
[名](スル) 1 飛行機が飛行中に、急速に速度を失う現象。主翼の迎え角が大きくなりすぎたとき、翼上面の気流が剝(...
しっ‐そく【疾速】
[名・形動]行動などが非常に速いこと。また、そのさま。「確実かつ—に対応する」
しっ‐た【𠮟咤/𠮟咜】
[名](スル)大声を張り上げてしかりつけること。また、しかりつけるようにして励ますこと。「見習いの職人を—する」「...
しった【悉達/悉多】
《(梵)siddhãrthaの音写「悉達多」の略。目的を達したという意》釈迦(しゃか)の出家以前の名。誕生したとき...
しっ‐たい【失対】
「失業対策」の略。「—事業」
しっ‐たい【失態/失体】
失敗して体面を失うこと。また、面目を損なうようなしくじり。「—を演じる」
しっ‐たい【膝退】
ひざまずいたまま退くこと。
シッタウン‐パゴダ
ミャンマー西部の古都ミャウーにある仏教寺院。ミャウーの王宮の北に位置する。16世紀に当時の王により建立。名称は「8...
しった‐か‐ぶり【知ったか振り】
[名](スル)本当は知らないのに、いかにも知っているようなそぶりをすること。また、その人。知ったぶり。「つい—をし...
しっ‐たく【湿拓】
拓本をとる技法の一。対象物に紙を当て、水で湿らせて密着させたのちに墨を含んだたんぽでたたくことで凸部を写し取る。→...
しった‐げきれい【𠮟咤激励/𠮟咜激励】
[名](スル)大きな声で励まし、元気づけること。「監督が選手を—する」
しっ‐たつ【執達】
[名](スル)上位の者の意向・命令などを下位の者に伝えること。通達。
しったつ‐じょう【執達状】
《文書の終わりに「よって執達件(くだん)の如し」の句があるところから》御教書(みぎょうしょ)。
しったつ‐り【執達吏】
執行官の旧称。
しった‐ぶり【知った振り】
「知ったか振り」に同じ。「—をして、おりおりはじしめられてもかいるのつらへ水なり」〈魯文・安愚楽鍋〉
しったるた【悉達多】
⇒悉達(しった)
しったん【悉曇】
《(梵)sīddhaṃの音写。成就・吉祥の意》 1 梵字の字母とそれが表す音声の総称。広義には摩多(また)(母音)...
しったん‐がく【悉曇学】
梵語・梵字に関する研究部門。仏教渡来後、経典中の梵語の音訳語や陀羅尼(だらに)を理解するために、日本で始められた。...
しったんさんみつしょう【悉曇三密鈔】
江戸前期の悉曇研究書。7巻。浄厳(じょうごん)著。天和2年(1682)刊。悉曇の音韻・文法、梵字の意義を説き、真言...
しったん‐しょう【悉曇章】
悉曇の字母表。
しったん‐じもん【悉曇字門】
密教で、悉曇文字の42または50字のそれぞれに依託して、特殊な意義を表すこと。「阿」は不生不滅の意を表すとするなど。
シッター
1 世話をする人。付き添いの人。 2 「ベビーシッター」「シルバーシッター」などの略。