すい‐かずら【水鬘】
髪を結うときに用いた、鬢付(びんつけ)油の代用品。材料はサネカズラの茎の粘液。
すい‐かずら【忍冬】
スイカズラ科の蔓性(つるせい)の木本。山野に自生。葉は楕円形で対生し、冬でも残っているので忍冬(にんどう)ともいう...
すいか‐せっかい【水化石灰】
⇒水酸化カルシウム
すい‐かっせき【水滑石】
⇒ブルース石
すいか‐とう【西瓜糖】
スイカの果汁を煮詰めて濃縮したもの。利尿作用がある。
すいかとうのひび【西瓜糖の日々】
《In Watermelon Sugar》米国の詩人・小説家、リチャード=ブローティガンの小説。1968年刊行。ア...
すいか‐の‐せめ【水火の責め】
1 水と火をまったく使わせないようにする刑罰。 2 水責めと火責めによる拷問。
すいか‐ぶつ【水化物】
⇒水和物(すいわぶつ)
水火(すいか)も辞(じ)さ◦ない
どんな苦痛や危険もいとわず、物事に力を尽くす。「—◦ない覚悟」
すいか‐わり【西瓜割(り)】
目隠しをして、棒や竹ざおなどで前方に置いたスイカを打ち割る遊び。《季 夏》
水火(すいか)を踏(ふ)・む
《「列子」黄帝から》非常に苦しい状況にある。また、危険をおかす。
すい‐かん【水干】
1 のりを使わないで、水張りにして干した布。 2 1で作った狩衣(かりぎぬ)の一種。盤領(まるえり)の懸け合わせを...
すい‐かん【水旱】
洪水と干魃(かんばつ)。また、それらによる災害。
すい‐かん【水管】
1 水を通す管。水道管やホースなど。 2 軟体動物で、外套膜(がいとうまく)の一部が管状となったもの。水の流入・流...
すい‐かん【吹管】
吹管分析で用いる金属性の管。吹き口から空気を吹き込み、他端の細い穴から吹き出る空気を炎に吹きつけて吹管炎を作る。
すい‐かん【酔漢】
ひどく酒に酔った男。よいどれ。よっぱらい。
すい‐かん【水棺】
原子炉で冷却材喪失事故(LOCA)が発生した際、原子炉を安定的に冷却するために、原子炉格納容器を水で満たす措置。 ...
すい‐かん【膵管】
膵臓でつくられた膵液を十二指腸まで運ぶ管。
すいかん‐えん【吹管炎/吹管焔】
吹管でガス炎などを吹いたとき生じる炎。吹管の先端を炎の中に入れて吹けば酸化炎となり、先端を炎の中に入れずに吹けば還...
すいかん‐ぐら【水干鞍】
水干を着るような略装のときに用いた鞍。山形が薄く、幅を狭く作ったもの。
すいかん‐けい【水管系】
ウニ・ヒトデなどの棘皮(きょくひ)動物の、運動器官と呼吸・排出器官との働きをする特有の構造。環状水管と五つの放射水...
すいかんないにゅうとうねんえきせい‐しゅよう【膵管内乳頭粘液性腫瘍】
膵管(すいかん)内にできる、粘液を含んだポリープ状の腫瘍。癌(がん)化していても膵管内にとどまることが多く、予後は...
すいかん‐ばかま【水干袴】
水干を着るときにはく袴。幅の狭い括(くく)り袴で、股立(ももだち)の合わせ目とひざの上の縫い目に菊綴(きくとじ)を...
すいかん‐ぶんせき【吹管分析】
鉱物などの金属成分を簡便に検出する分析法。木炭上の穴に試料の粉末を詰め、これに吹管炎を吹きつけ、その変色・溶融状態...
すいかん‐ボイラー【水管ボイラー】
胴内に水を通した多数の管を配置し、管の外から加熱して蒸気を発生させる方式のボイラー。高温・高圧の蒸気が多量に得られる。
すい‐が【酔臥】
酒に酔って寝ころぶこと。「三毒の酒に—し」〈海道記〉
すい‐が【睡臥】
[名](スル)横になってねむること。「昼は一家皆—して、黄昏に至って初めて起き」〈秋水・兆民先生〉
すい‐がい【透垣】
《「すきがき」の音変化》板と板、または竹と竹との間を、少し透かしてつくる垣。すいがき。「所どころの立蔀(たてじとみ...
すい‐がい【水害】
洪水・高波などによって受ける被害。《季 夏》
すい‐がい【水涯】
水のほとり。水ぎわ。岸。「行く行く詩文を談じて—を過ぎ」〈織田訳・花柳春話〉
すい‐がい【翠蓋】
緑色のおおい。また、緑の葉の茂った木の枝のたとえ。「赤松黒松の挺然(ていぜん)林より秀でて—を碧空に翳(かざ)すあ...
すいがいよぼう‐くみあい【水害予防組合】
堤防・水門の保護など水害の防御に関する事業を目的として、水害予防組合法に基づいて設立される公共組合。水害の予想され...
粋(すい)が川(かわ)へ陥(はま)・る
事情に通じ、知ったかぶりをする人が、かえって失敗することのたとえ。「—・るといふ目前損者の教への如く」〈浮・禁短気・三〉
すい‐がき【透垣】
「すいがい(透垣)」に同じ。「本院の—に朝顔の花の咲きかかりて」〈詞花・秋・詞書〉
粋(すい)が身(み)を食(く)・う
遊里・芸人社会などの事情に通じて、得意になっている人は、つい深入りして、いつのまにか身を滅ぼすことになる。
すい‐がら【吸(い)殻】
1 タバコを吸ったあとに残る灰や燃えさし。 2 必要な部分や成分などを吸いとった残りかす。「—になるまで搾り取られる」
すい‐が・る【粋がる】
[動ラ五(四)]ことさら粋であるようにみせる。粋人ぶる。「流石(さすが)学士丈で—・る様な低い所は無い」〈堺利彦・...
すい‐がん【水癌】
栄養状態のひどく悪いときに化膿菌と腐敗菌との混合感染によって起こる重症の口内炎。歯肉や口角から壊疽(えそ)に陥る。...
すい‐がん【衰顔】
やせ衰えた顔。やつれた顔。
すい‐がん【酔眼】
酒に酔ったときの目。酒に酔って焦点の定まらない目つき。「—朦朧(もうろう)」
すい‐がん【酔顔】
酒に酔った人の顔。
すい‐がん【膵癌】
膵臓(すいぞう)にできる癌(がん)。膵管から発生するものが大半だが、膵臓内に嚢胞(のうほう)を形成するものやランゲ...
すいがん‐もうろう【酔眼朦朧】
[ト・タル][文][形動タリ]酒に酔って目先がぼんやりしているさま。「—として何も見えず」
すい‐き【水気】
1 みずけ。しめりけ。 2 水蒸気。水煙。 3 からだがむくむこと。水腫(すいしゅ)。浮腫(ふしゅ)。「少し—が来...
すい‐き【水鬼】
1 水をつかさどるという鬼。 2 航海中に現れる怪物。船幽霊(ふなゆうれい)。
すい‐き【酔気】
酒に酔ったようす。また、酒気(しゅき)。「数杯の酒の—を発せしにや」〈竜渓・経国美談〉
すい‐き‐だん【水機団】
「水陸機動団」の略称。
すい‐きゃく【酔客】
酒に酔った人。よっぱらい。すいかく。
すい‐きゅう【水球】
1 水泳競技の一。1チーム7名ずつのプレーヤーが、プール内で泳ぎながら相手のゴールの中にボールを投げ込み、その得点...
すい‐きゅう【推及】
[名](スル)他の部分へ行きわたらせること。また、行きわたること。「大学の学科中に設て後ち漸を以て中学に—すべきな...