せっ‐た【雪駄/雪踏】
《「せつだ」とも。「せきだ(席駄)」の音変化。もと「むしろ(席)の履物」の意で、「雪駄」は当て字》竹皮草履(ぞうり...
せっ‐たい【接待/摂待】
[名](スル) 1 客をもてなすこと。もてなし。「得意先を—する」「—係」 2 人の集まるところなどで、一般の人に...
せったい【接待/摂待】
謡曲。四番目物。金春(こんぱる)以外の各流。宮増(みやます)作といわれる。山伏姿の義経主従が奥州の佐藤継信の館(や...
せっ‐たい【接対】
[名](スル)応接・対面すること。
せったい‐ざけ【接待酒】
接待に出す酒。ふるまい酒。
せっ‐たく【拙宅】
自分の家をへりくだっていう語。拙家(せっか)。「—にもお寄り下さい」
雪駄(せった)の裏(うら)に灸(きゅう)
長居の客を早く帰らせるまじない。ほうきを逆さに立てるなどの類。
雪駄(せった)の土用干(どようぼ)し
雪駄を干すと反り返るところから、反っくり返り、いばって大道を歩き回る者をあざけっていう語。
セッター
1 犬の一品種。英国原産。鳥猟に用いられ、獲物を見つけると伏せ(セットset)の姿勢をとる。イングリッシュセッター...
せっ‐ち【接地】
[名](スル) 1 飛行機などが着陸すること。「滑走路に—する」 2 ⇒アース1
せっ‐ち【設置】
[名](スル) 1 施設や機関などを設けること。「災害対策本部を—する」 2 機械などを備えつけること。「消火器を...
せっち‐サージ【接地サージ】
⇒逆流雷サージ
せっち‐ていこう【接地抵抗】
大地に埋設したアース電極と大地との間の電気抵抗。大地の地質や含水量、電極の形状などに依存する。漏電による電流を速や...
せっ‐ちゃく【接着】
[名](スル)物と物とがぴったりくっつくこと。また、くっつけること。「ガムテープで—する」
せっちゃく‐ざい【接着剤】
固体と固体とをはり合わせるのに用いる物質。でんぷんのり・カゼイン・にかわ・ゴムなどやフェノール樹脂・ビニル樹脂・エ...
せっちゃく‐はん【接着斑】
上皮細胞や心筋細胞でみられる細胞間の結合様式の一。機械的な結合を強める働きをする。デスモソーム。
せっ‐ちゅう【折衷/折中】
[名](スル)いくつかの異なった考え方のよいところをとり合わせて、一つにまとめ上げること。「両者の意見を—する」「...
せっ‐ちゅう【雪中】
雪の降る中。また、雪の降り積もった中。「—の行軍」
せっちゅうあん【雪中庵】
俳人、服部嵐雪(はっとりらんせつ)の別号。→雪門(せつもん)
せっちゅう‐あん【折衷案】
二つ以上の案のよいところをとり合わせて、一つにまとめた案。相反する案の中ほどをとって、折り合いをつけた案。「与野党...
せっちゅう‐か【雪中花】
スイセンの別名。
せっちゅう‐がくは【折衷学派】
江戸中期の儒学の一派。古学・朱子学・陽明学など先行各派の諸説を折衷して穏当な説を唱えた。片山兼山・井上金峨(きんが...
せっちゅう‐しゅぎ【折衷主義】
《eclecticism》相異なる哲学・思想体系のうちから真理あるいは長所と思われるものを抽出し、折衷・調和させて...
せっちゅう‐しゆう【雪中四友】
玉梅(梅)・臘梅(ろうばい)・茶梅(さざんか)・水仙の4種のこと。画題とされる。
せっちゅう‐テスト【折衷テスト】
⇒サンドイッチテスト
せっちゅう‐なわしろ【折衷苗代】
水苗代と畑苗代とを折衷したもの。発芽前後に湛水(たんすい)したり干したりして水量を変える方式で、均一で丈夫な苗がで...
せっちゅうのかりうど【雪中の狩人】
《原題、(オランダ)Jagers in de sneeuw》ブリューゲルの絵画。板に油彩。縦117センチ、横162...
雪中(せっちゅう)の筍(たけのこ)
《中国、三国時代の呉の孟宗が冬に竹林で母の好物の竹の子を手に入れたという故事から》得がたいものを手に入れることのた...
せっちゅうばい【雪中梅】
末広鉄腸(すえひろてっちょう)の政治小説。上下2巻を明治19年(1886)8月、11月にそれぞれ刊行。青年政治家国...
せっちゅう‐よう【折衷様】
鎌倉末期から室町時代にかけて行われた寺院建築様式の一。和様に大仏様・禅宗様の手法を取り入れ、三者を折衷したもの。大...
せっ‐ちょ【拙著】
つたない著作。自分の著作をへりくだっていう語。
せっ‐ちょう
《「せっしょう(殺生)」の音変化か。「折檻打擲(せっかんちょうちゃく)」の略とも》責め苛(さいな)むこと。こき使う...
せっちょうしゅう【節用集】
⇒せつようしゅう(節用集)
せっち‐らいサージ【接地雷サージ】
⇒逆流雷サージ
せっ‐ちん【雪隠】
《「せついん」の連声(れんじょう)》便所。かわや。
せっちん‐じょうるり【雪隠浄瑠璃】
人前では披露できないような、へたな浄瑠璃。また、一般にへたな芸。
せっちん‐づめ【雪隠詰(め)】
1 将棋で相手の王将を、盤の隅に追い込んで詰めること。 2 逃げ場のない所へ追い詰めること。
雪隠(せっちん)で饅頭(まんじゅう)
空腹を満たすのに場所をかまわないことのたとえ。また、人に隠れてひっそりと自分だけいい思いをすることのたとえ。
雪隠(せっちん)の火事(かじ)
「やけくそ」をしゃれていったもの。
せっちん‐まいり【雪隠詣り】
生後3日目あるいは7日目などに、生児を抱いて厠(かわや)の神に参る行事。関東・甲信越地方に広く分布する。せんちまいり。
せっつ【摂津】
旧国名の一。五畿に属し、現在の大阪府北西部と兵庫県南東部にあたる。摂州。津の国。 大阪府中北部の市。大阪市の北部工...
セッツ‐イン‐ユース
全受信機(テレビやラジオ)の中で、何パーセントが現に放送を受信しているかという割合。
せっ‐つ・く【責っ付く】
[動カ五(四)]「せつ(責付)く」の音変化。「早く行こうと—・かれる」
せっつ‐し【摂津市】
⇒摂津
せっつ‐しき【摂津職】
律令制の地方官司。難波宮(なにわのみや)と摂津国の行政を管掌。
せっつ‐の‐くに【摂津国】
⇒摂津
セツルメント
1 解決。決着。 2 宗教家や学生が、労働者街やスラムに定住して、住民との人格的接触を図りながら、医療・教育・保育...
セッティング
[名](スル) 1 物を配置したり、新たにとりつけたりすること。「家具を—する」 2 会議や会談などを設定すること...
せっ‐てい【設定】
[名](スル) 1 ある物事や条件をつくり定めること。「討論の場を—する」「舞台を江戸時代に—する」 2 法律で、...
せっ‐てい【雪堤】
斜面をすべり落ちる雪を防ぐために、鉄道線路に沿って、固めた雪のブロックを石垣のように積み重ねて築く堤。