せつ‐ぎ【説義】
文章などの意味を説明すること。また、ものの道理を説き教えること。
せつぎ‐ほう【設疑法】
修辞法の一。結論を疑問の形式にして、読者みずからに判断させる方法。
せつぎょくしゅう【雪玉集】
室町時代の三条西実隆の私家集。広本18巻は寛文10年(1670)刊。題詠と法楽歌(ほうらくか)が大部分を占める。聴玉集。
せつ‐ぎん【拙吟】
へたな詩歌。へたな吟声。また、自分の詩歌・吟声をへりくだっていう語。
せつ・く【責付く】
[動カ五(四)]しきりに催促する。早くするようにせきたてる。せっつく。「—・かれてやっと重い腰をあげる」
せつ‐ぐう【接遇】
[名](スル)もてなすこと。応接すること。「人民に対し極て丁寧極て親切なる—に及ぶべき筈の者でござる」〈小川為治・...
せつ‐げっ‐か【雪月花】
《「せつげつか」とも》 1 雪と月と花。四季の自然美の代表的なものとしての冬の雪、秋の月、春の花。四季おりおりの風...
せつ‐げん【切言】
[名](スル) 1 相手のために熱心に説くこと。また、その言葉。「思いとどまるように—する」 2 きびしく言うこと...
せつ‐げん【接舷】
[名](スル)船の側面を、他の船や岸壁に寄せてつけること。「—したはしけに乗り移る」
せつ‐げん【雪原】
1 一面に雪が降り積もっている広い地域。《季 冬》 2 高山や極地帯で、降り積もった雪がいつまでも残っている地域。雪田。
せつ‐げん【節減】
[名](スル)数量や経費などを切り詰めること。節約。「電力を—する」
せつ‐げん【褻言】
みだらでけがらわしい言葉。下品でなれなれしい言葉。「君の—止まざる如くは、妾請う交を絶せん」〈織田訳・花柳春話〉
せつ‐ご【雪後】
雪の降ったあと。
せつ‐ごう【接合】
[名](スル) 1 つなぎ合わせること。「鉄板を—する」 2 原生動物の繊毛虫類などにみられる有性生殖の方法。2個...
せつ‐ごう【雪濠】
高山の稜線(りょうせん)の窪地(くぼち)にできる雪がたまった濠状(ほりじょう)のもの。卓越風の風下側にできて、夏に...
せつごう‐きん【接合菌】
有性的に接合胞子をつくる菌類。栄養状態が良い環境では胞子嚢の中に胞子をつくり無性的に増殖する。ケカビ・クモノスカビ...
せつごうきん‐しょう【接合菌症】
ケカビやクモノスカビなど接合菌類のケカビ目(ムーコル目)に属する真菌が引き起こす感染症の総称。重度の免疫不全を伴う...
せつごう‐ざい【接合剤】
種々の物体を互いに接着するための物質の総称。釘・のり・接着剤・にかわなどの類。
せつごう‐し【接合子】
生物の生殖で、二つの配偶子が接合や合体をして生じた細胞。受精卵など。接合体。
せつごう‐しのう【接合子嚢】
⇒オーシスト
せつごう‐せい【接合井】
水道工事で、濾過池(ろかち)と配水池をつなぐために、その間に作られた井戸。
せつごう‐そうるい【接合藻類】
緑藻の一群。淡水産で、単細胞または1列の細胞からなる糸状体。細胞分裂による無性生殖のほか、合体・接合して接合胞子を...
せつごう‐たい【接合体】
⇒接合子(せつごうし)
せつごう‐でんたつ【接合伝達】
細菌が接合により、遺伝子の一部やプラスミドを相互にやり取りする現象。薬剤耐性に関わる遺伝子の獲得に関与することが知...
せつごう‐ほうし【接合胞子】
接合菌がつくる接合子。異なる2つの菌糸上に形成された配偶子嚢が接触し、1個の接合胞子を形成する。
せつごう‐ぼう【接合棒】
往復運動をする機関で、ピストンとクランク軸とを連結する棒。連接棒。
せつ‐ごく【折獄】
裁判すること。また、その判決。
せつご‐せん【摂護腺】
前立腺(ぜんりつせん)の旧称。
せつ‐ざん【雪山】
《「せっさん」とも》 雪の積もっている山。また、常に雪のある山。ゆきやま。雪嶺(せつれい)。 「せっせん(雪山)」...
せつざんしし‐き【雪山獅子旗】
チベットの旗。中央の黄色い太陽から赤と青の光が伸びており、手前には雪山と一対の獅子を配置する。
せつ‐じ【接辞】
語構成要素の一。単独で用いられることがなく、常に他の語に付いて、それにある意味や用法を添加するもの。語の上に付くも...
せつ‐じ【綴字】
「ていじ(綴字)」の誤読。
せつ‐じ【説示】
[名](スル) 1 わかりやすく説き示すこと。「前文にも略(ほ)ぼ—せし如く」〈田口・日本開化小史〉 2 人権侵犯...
せつ‐じ【摂餌】
餌をとること。摂食。
せつ‐じつ【節日】
⇒せちにち(節日)
せつ‐じつ【切実】
[形動][文][ナリ] 1 心に強く感じるさま。「—な願い」 2 身近に深くかかわっているさま。「—な住宅問題」 ...
せつ‐じゅ【接受】
[名](スル)受け取ること。また、受け入れること。「外交文書を—する」
ぜつ‐じゅ【絶入】
《「せつじゅ」とも》息が絶えること。また、気絶すること。ぜつにゅう。「かれが嗔(いか)って向かふ時は大の男も—す」...
せつじゅ‐こく【接受国】
外交使節・領事などを受け入れる側の国。
せつ‐じゅつ【説述】
[名](スル)意見や考えを説き述べること。「著書で詳しく—する」
せつ‐じょ【切除】
[名](スル)悪い部分を切って取り除くこと。「ポリープを—する」
せつ‐じょう【切情】
ひたすらに思う心。「私の—は、梅子さん、疾(と)く御諒承下さるでしょう」〈木下尚江・火の柱〉
せつ‐じょう【接壌】
ある土地が他の土地に接近していること。「北方英領と—の地」〈新聞雑誌一一〉
せつ‐じょう【雪上】
雪の上。
せつじょう‐こつ【楔状骨】
⇒蝶形骨(ちょうけいこつ)
雪上(せつじょう)霜(しも)を加(くわ)える
多すぎるほどあるうえに、また同じようなものを加えること。
せつじょう‐しゃ【雪上車】
雪や氷の上を走行できるように、キャタピラーを装備した特殊車両。《季 冬》
せつじょう‐そう【雪上藻】
⇒スノーアルジー
せつ‐じょく【雪辱】
[名](スル)恥をすすぐこと。特に、競技などで負けたことのある相手を破って名誉を取り戻すこと。「—を遂げる」「次の...
せつじょ‐ほう【接叙法】
文や語を接続詞や接続助詞でつないで続けていく表現法。⇔断叙法。