せん‐ごう【煎熬】
1 汁がなくなるまで煮つめること。 2 製塩で、海水、または海水を濃厚にして得た鹹水(かんすい)を煮つめて塩を製す...
せん‐ごう【僭号】
身分を越えた称号を勝手につけること。また、その称号。
せん‐ごう【線号】
針金の太さを表す標準番号。線番号。
せん‐ごう【繊毫】
1 細かい毛。 2 きわめてわずかなこと、ささいなことのたとえ。「—の瑕疵(かし)もない」
せん‐ごう【瞻仰】
[名](スル)⇒せんぎょう(瞻仰)
せんごう‐さんすい【浅絳山水】
水墨を基調とし、代赭色(たいしゃいろ)の淡彩を添えた山水図。藍色(あいいろ)を併用する場合も多い。中国、南宋のころ...
せんごきょうせいよくりゅうしゃ‐とくべつそちほう【戦後強制抑留者特別措置法】
《「戦後強制抑留者に係る問題に関する特別措置法」の通称》第二次大戦終了時に旧ソ連の捕虜となり、シベリアやモンゴルに...
せん‐ごく【千石】
1 一石の千倍。 2 「千石通し」の略。
せん‐ごく【戦国】
1 群雄が割拠して互いに戦った世の中。乱世。 2 「戦国時代」の略。
せんごくさく【戦国策】
中国の史書。33巻。前漢末の劉向(りゅうきょう)編。成立年未詳。戦国時代に諸国を遊説した縦横家の策謀を国別に集めた...
せんごく‐しちゆう【戦国七雄】
中国戦国時代の七大強国。秦・楚・燕の三旧国と、韓・魏・趙・斉の四新興国をさす。
せんごく‐じだい【戦国時代】
1 日本で、戦国大名が群雄割拠した動乱の時代。応仁の乱開始のころから織田信長が将軍足利義昭(あしかがよしあき)を追...
せんごく‐そうどう【仙石騒動】
但馬(たじま)国出石(いずし)藩の仙石家に起こった御家騒動。文政〜天保(1818〜1844)にかけて財政再建と藩主...
せんごく‐だいみょう【戦国大名】
戦国時代、各地に割拠した大領主。国人や土豪を家臣団に組織して一国の経済・政治を支配した。
せんごく‐づみ【千石積み】
⇒千石船
せんごく‐どおし【千石通し/千石簁】
農具の一。傾斜したふるいの上端から搗(つ)き米を流して米とぬかにふるい分けたり、穀粒をふるい分けたりするもの。千把...
せんごく‐はら【仙石原】
神奈川県南西部、箱根町にある高原。箱根山の火口原湖跡に広がり、箱根温泉群の最北部にあたる。湿原植物が群生する。
せんごく‐ぶね【千石船】
米千石程度を積める船。江戸時代には弁才船(べざいせん)の俗称となった。千石積み。
千石船(せんごくぶね)の帆柱(ほばしら)
気が長いことをしゃれていう語。千石船は大型船で帆柱が長いので、「木が長い」と「気が長い」を掛けたもの。
せんごくらんせいのぶんがく【戦国乱世の文学】
杉浦明平による文芸評論。昭和40年(1965)刊。記録文学、おとぎ話、歌謡などさまざまなジャンルの作品を取り上げ、...
せんごし‐いわい【千越し祝(い)】
豊漁の祝い。万越(まんご)し祝い。
せんごななじゅうねん‐だんわ【戦後七十年談話】
⇒安倍談話
せんご‐は【戦後派】
1 ⇒アプレゲール 2 第二次大戦後に育った人々。 3 ⇒戦後派文学
せんごは‐ぶんがく【戦後派文学】
第二次大戦後に現れた新しい文学の一派。雑誌「近代文学」を中心に、政治と文学の問題、戦争責任や主体性の問題などを提起...
せんごひゃくばんうたあわせ【千五百番歌合】
鎌倉前期の歌合わせ。20巻。建仁2年(1202)ごろ成立。後鳥羽院が当時の代表的歌人30人に、各100首ずつを詠進...
せん‐ごり【川垢離】
神仏に祈願するために、川水などに身をひたして心身を清めること。かわごり。
せん‐さい【先妻】
死別・離別した妻。もとの妻。前妻。⇔後妻(ごさい)。
せん‐さい【浅才】
1 あさはかな知恵・才能。あさぢえ。 2 自分の知恵・才能をへりくだっていう語。
せん‐さい【剪裁】
1 布・紙などを裁ち切ること。また、花を摘み切ること。 2 文章に手を入れること。文章を練ること。「その詩には人に...
せん‐さい【戦災】
戦争による災害。「—を免れる」
せん‐さい【戦債】
1 戦争のために国家が負う債務。 2 ⇒戦時公債(せんじこうさい)
せん‐さい【繊細】
[名・形動] 1 ほそく小さいこと。ほっそりとして優美なこと。また、そのさま。「—な指」 2 感情などがこまやかな...
せんさい‐こじ【戦災孤児】
戦災で両親を失った子供。
せんさい‐ちゃ【仙斎茶】
《「せんざいちゃ」「せんざいぢゃ」とも》染め色の名。黒ずんだ緑色。縹(はなだ)色に下染めしてから、茶色に染めた色。
せんさい‐の‐せいしん【繊細の精神】
パスカルの用語。日常接する複雑な事象を、推論によらず一挙に感得するしなやかな精神。⇔幾何学的(きかがくてき)精神。
せん‐さいぼう【腺細胞】
分泌を主な機能とし、分泌腺を構成する細胞。分泌細胞。
せん‐さく【穿鑿】
[名](スル)《古くは「せんざく」とも》 1 穴をうがち掘ること。 2 細かなところまで根ほり葉ほりたずねること。...
せん‐さく【詮索】
[名](スル)細かい点まで調べ求めること。「語源を—する」
センサス
1 人口調査。国勢調査。 2 農業や工業など、国勢のさまざまな側面について行う統計調査。「農林業—」
センサー‐ネットワーク
温度・湿度・振動・光など、機器の状態や環境情報などをリアルタイムで取得する多数のセンサー機器からなるネットワーク。
せんさ‐ばんべつ【千差万別】
[名・形動]種々さまざまの違いがあること。また、そのさま。千種万様。せんさまんべつ。「—な(の)意見」
せん‐さま【先様】
先客を敬ったり親しみをこめたりしていう語。「あとはおさけと生(なま)の鍋、まず—は、一ときりの、替る替るの人心」〈...
センサリー‐ルーム
1 大きな音、強い光やにおいなどの刺激を減らすことで、感覚過敏の症状をもつ人が安心して過ごせるように配慮した部屋。...
せん‐ざん【千山】
《「せんさん」とも》多くの山々。
せんざん‐ばんすい【千山万水】
《「せんさんばんすい」とも》多くの山と多くの川。「北闕と東関と、—をへだつるなり」〈中華若木詩抄・上〉 [補説]書...
センサー
人間の感覚に代わり、温度・圧力・磁気・光・ガス・超音波・電磁波などを検知・検出する器具。電気信号に変換するものが多い。
センサー‐タグ
温度・湿度・加速度などのセンサーを備えた小型のICタグ。専用のリーダーにより、非接触でデータの読み取りが可能。
センサー‐ベース
温度・圧力などの検知器からの信号をコンピューターで処理し、工場などを制御、管理するシステム。
センサー‐ライト
人などの動きをセンサーで検知し、自動的に点灯・消灯する照明器具。
せん‐ざ【遷座】
[名](スル)神仏または天皇の座を他の場所に移すこと。また、それが移ること。「御神体を新殿に—する」