たかだや‐かへえ【高田屋嘉兵衛】
[1769〜1827]江戸後期の海運業者。淡路の人。西国・北国から松前に航路を開き、幕府の択捉(えとろふ)島開拓に...
たか‐だんし【高檀紙】
⇒大高檀紙(おおたかだんし)
たかちほ【高千穂】
宮崎県北部、西臼杵(にしうすき)郡の地名。五ヶ瀬川の上流の町。天孫降臨神話にちなむ高天原(たかまがはら)・天岩戸(...
たかちほ‐きょう【高千穂峡】
宮崎県北部、五ヶ瀬川上流の峡谷。阿蘇山の溶岩が浸食されたもので、名勝・天然記念物。
たかちほ‐だいがく【高千穂大学】
東京都杉並区にある私立大学。高千穂高等商業学校に始まり、高千穂経済専門学校を経て、昭和25年(1950)高千穂商科...
たかちほ‐ちょう【高千穂町】
⇒高千穂
たかちほ‐の‐みね【高千穂峰】
宮崎県南西部、霧島山の高峰。標高1574メートル。天孫降臨の地といわれ、山頂に天逆鉾(あまのさかほこ)がある。
たかちほ‐の‐みや【高千穂宮】
日本神話で、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)から神武天皇東征までに置かれた、九州日向(ひゅうが)の皇居。
たか‐ちょうし【高調子】
1 声などの調子のかん高いこと。声を張り上げること。また、そのような声。 2 相場が上がりぎみであること。
たか‐ちょうちん【高提灯】
《「たかぢょうちん」とも》「高張り提灯」に同じ。
たかっ‐けい【多角形】
⇒たかくけい(多角形)
たかつ【高津】
神奈川県川崎市北西部の区名。昭和57年(1982)宮前区を分区。影向(ようごう)寺がある。
たか‐つか【高塚】
墳丘をそなえた古墳。高塚古墳。
たか‐つかい【鷹使い】
鷹狩りのときに鷹を使う人。鷹匠(たかじょう)。
たかつかさ【鷹司】
五摂家の一。鎌倉中期、近衛家実の四男兼平が京都の鷹司室町に住んだのに始まる。子孫は摂政・関白を世襲。
たか‐つかさ【主鷹司】
⇒しゅようし(主鷹司)
たかつ‐がわ【高津川】
島根県南西部を流れる川。山口県との県境にある平家ヶ岳(標高1066メートル)に源を発して北流し、支流を合わせて益田...
たか‐つき【高坏】
食物を盛る、高い足つきの小さな台。古くは主に土器であったが、のちには木で作り、漆塗りなどを施すようになった。角(か...
たかつき【高槻】
大阪府北東部の市。もと永井氏の城下町。化学工業などが盛ん。大阪市と京都市との間にあり、住宅地としても発展。人口35...
たかつき‐し【高槻市】
⇒高槻
たか‐つぎ【高接ぎ】
接ぎ木の一方法。かなりの大きさに生長した木の太い部分に枝を接ぐもの。品種の更新や老木の樹勢をとりもどすのに用いられる。
たかつ‐く【高津区】
⇒高津
たかつ‐しんご【高津臣吾】
[1968〜 ]プロ野球選手・監督。広島の生まれ。大学野球を経てプロ野球のヤクルトに入団。リリーフピッチャーとして...
たかつじ‐どおり【高辻通り】
京都市街地を東西に走る道路の呼び名。東の鴨川右岸から西の右京区梅津に至る。全長約5.8キロ。平安京の高辻小路にあたる。
たかつど‐きょう【高津戸峡】
群馬県みどり市にある峡谷。渡良瀬川中流の渓谷で、足尾山地の南限に位置する。「関東の耶馬渓(やばけい)」とよばれる景...
たかつ‐の‐みや【高津宮】
仁徳天皇の皇居。大阪市中央区法円坂の難波宮跡にあったといわれる。
たかつま‐やま【高妻山】
新潟県妙高市と長野県長野市の境にある山。戸隠(とがくし)連峰の最高峰で、標高2353メートル。連峰中心の戸隠山北部...
たか‐づの【高角】
兜(かぶと)の鍬形(くわがた)の一。角の先端を開かずに高くとがらせたもの。
高角(たかづの)打(う)・つ
高角を兜(かぶと)の前立物としてつける。「—・ったる甲(かぶと)の緒しめ」〈平家・四〉
たか‐て【高手】
ひじから肩までの部分。たかうで。
たかて‐こて【高手小手】
両手を後ろにまわして、首から縄をかけ、二の腕から手首まで厳重に縛り上げること。「—に縛り上げる」「巡査は直ぐに—に...
たか‐てらす【高照らす】
[枕]天高く照るの意から、「日」にかかる。「—日の皇子(みこ)」〈万・四五〉
たか‐で【高で】
[副] 1 取るに足りないさま。たかだか。「是皆ひとつにしてから、—二貫目か三貫目」〈浮・胸算用・二〉 2 はじめ...
たか‐とうだい【高灯台】
1 高い柱に取り付けた灯台。また、丈の高い灯台や灯明台。 2 トウダイグサ科の多年草。山野に自生し、高さ約70セン...
たか‐とうろう【高灯籠】
《「たかどうろう」とも》 1 石灯籠の一。台石をピラミッド形にいく層にも高く積み重ねたもの。 2 人の死後、七回忌...
たかとお【高遠】
長野県伊那市の地名。もと内藤氏らの城下町。大奥女中の絵島が流された地。高遠頼継の築いた高遠城の跡がある。
たかとき【高時】
歌舞伎狂言「北条九代名家功(ほうじょうくだいめいかのいさおし)」の上の巻の通称。
たか‐とび【高飛び/高跳び】
[名](スル) 1 高く飛び上がること。 2 犯罪者などが遠くの土地へ逃げること。「海外へ—する」 3 高いバー(...
たか‐とびこみ【高飛(び)込み】
水泳の飛び込み競技で、水面からの高さ5メートル、7.5メートル、10メートルの固定した台から行う飛び込み。
たか‐と・ぶ【高飛ぶ】
[動バ四]空高く飛ぶ。「み空行く雲にもがも—・ぶ鳥にもがも」〈万・五三四〉
たか‐とり【高取り】
江戸時代、多額の知行(ちぎょう)を受けること。また、その人。
たかとり‐やき【高取焼】
福岡県から産する陶器。文禄の役・慶長の役後、黒田長政に従って渡来した朝鮮の陶工八山(やさん)(のち高取八蔵と改名)...
たか‐どの【高殿】
高くつくった建物。高楼。
たか‐どま【高土間】
観客席が枡(ます)形式の時代の歌舞伎劇場で、1階の東西桟敷の前通りに、土間より一段高く設けられた席。→平土間(ひら...
たか‐どまり【高止まり】
[名](スル)相場や価格などが高値のままで下がらない状態をいう。「輸入量が減り牛肉価格が—している」⇔下げ止まり。
たか‐な【高菜】
カラシナの栽培品種。辛みがあって、漬け物にする。おおな。《季 夏》
たかなが‐しんのう【尊良親王】
[1311〜1337]後醍醐天皇の第2皇子。名は「たかよし」とも。元弘の変で土佐に流された。足利尊氏(あしかがたか...
タカナ‐さん【タカナ山】
《Volcán Tacaná》メキシコ南東部にある山。チアパス州の都市タパチュラの北東約30キロメートル、グアテマ...
たか‐なし【高無し】
限度がないこと。度を超えていること。無制限。不遠慮。「隣座敷に今まで—にさわぎたる血気の客共」〈浮・娘気質・一〉
たか‐なみ【高波/高浪】
1 高い波。おおなみ。特に、高潮のときに押し寄せる高い波。 2 興奮して感情が高まるさまのたとえ。「感動の—が押し...