とうかずいよう【桃華蘂葉】
室町後期の有職故実書。1巻。一条兼良著。文明12年(1480)成立。一条家の故実や領所・敷地の目録などを、家督を継...
とうか‐せい【透過性】
細胞の原形質膜などの皮膜が、気体・液体・溶質・イオンなどを透過させる性質。
とうか‐せいひん【糖化製品】
糖化によって作られた甘味料。ぶどう糖・果糖・水あめなど。
とうか‐せたいしゅうにゅう【等価世帯収入】
世帯の年間収入を世帯の人数の平方根で割ったもの。
とうか‐せん【桃花扇】
マミズクラゲの別名。
とうかせん【桃花扇】
中国、清代の戯曲。孔尚任(こうしょうじん)作。1699年成立。明朝の滅亡と南京の盛衰を背景に、文士の侯方域(こうほ...
とうか‐せんりょう【等価線量】
放射線が人体の組織や臓器に与える影響を表す線量。特定の組織または臓器が受けた平均吸収線量に、放射線荷重係数を乗じる...
とうかそくど‐うんどう【等加速度運動】
加速度が一定で、速度が時間に比例して増加または減少していく運動。真空中の落体の運動など。
とうか‐そんしつ【透過損失】
建物の壁や窓の遮音性能を表す数値。壁の外側からの入射音と内側で測定される透過音の強さの差で表す。単位はデシベル(d...
とうか‐だいじゅしょう【桐花大綬章】
大勲位菊花大綬章の下位、旭日大綬章(旭日章の最高位)・瑞宝大綬章(瑞宝章の最高位)の上位にあたる勲章。制定時は旭日...
とう‐かつ【等割】
卵割の一。受精卵の全体に生じ、割球の大きさがほぼ等しいもの。多くの腔腸(こうちょう)動物や海綿・棘皮(きょくひ)・...
とう‐かつ【統括】
[名](スル)ばらばらのものを一つにまとめること。「さまざまな意見を—する」
とう‐かつ【統轄】
[名](スル)多くの人や機関を一つにまとめて管轄すること。「地方機関を—する」
とうかつ‐じごく【等活地獄】
仏語。八大地獄の第一。殺生を犯した者が落ちるとされ、獄卒の鉄棒や刀で肉体を寸断されて死ぬが、涼風が吹いてくるとまた...
とうかつ‐ぼうかかんりしゃ【統括防火管理者】
雑居ビルなど管理権原が分かれている一定規模以上の建物において、建物全体の防火管理業務を行う防火管理者。各店舗・事業...
とうかつ‐ぼうさいかんりしゃ【統括防災管理者】
大規模・高層建築物などにおいて、建物全体の防災管理業務を行う防災管理者。各店舗・事業所の管理権原者が協議して選任す...
とうか‐ディスプレー【透過ディスプレー】
⇒透明ディスプレー
とうか‐でん【登花殿/登華殿】
平安京内裏十七殿の一。貞観殿(じょうがんでん)の西、弘徽殿(こきでん)の北にあり、皇后・中宮・女御などが居住した所。
とうか‐ど【透過度】
⇒透過率
刀下(とうか)の鬼(き)とな・る
刀で切られて死ぬ。
とうか‐の‐せちえ【踏歌の節会】
平安時代、正月に宮中で踏歌を奏する行事。殿上で酒宴が行われた。
とうか‐の‐せつ【桃花の節】
桃の節句。上巳(じょうし)。
刀下(とうか)の鳥(とり)林藪(りんそう)に交(まじ)わる
切り殺されようとした鳥がのがれて林や藪(やぶ)の中に遊ぶ。九死に一生を得て蘇生(そせい)の思いをするたとえ。
とうか‐は【透過波】
媒質の境界面を透過したあとの波。
とう‐かむり【唐冠】
1 近世の兜(かぶと)の一。纓(えい)を左右に2本突き出させたもの。とうかん。とうかんむり。 2 「唐冠貝」に同じ。
とうかむり‐がい【唐冠貝】
トウカムリガイ科の巻き貝。貝殻は塊状で、殻高約30センチ。殻口は縁が大きく広がり冠状となる。本州中部以南の暖海に分...
とうか‐ゆ【橙花油】
ミカン類の花からとる香油。無色。化粧品の香料に用いる。ネロリ油。
とう‐から【疾うから】
[副]早くから。前々から。とっくに。「—感づいていた」→疾(と)う
とうか‐りつ【透過率】
波動が媒質の境界面を透過したときの、入射する前の波の強度に対する透過したあとの波の強度の比。透過度。
とうかろく【東華録】
中国の歴史書。清の歴代王朝の事蹟を編年体で記したもので4種ある。 32巻。清初の1616年から1735年までの記録...
とう‐かん【冬官】
1 中国周代の六官(りっかん)の一。土木工作をつかさどった。 2 中国唐代、工部の雅称。 3 日本の宮内省の唐名。
とう‐かん【灯竿】
航路標識の一。桟橋・防波堤などの端に設置し、夜間に港の位置を示す小型の灯台。
とう‐かん【投函】
[名](スル)郵便物をポストに入れること。「手紙を—する」
とう‐かん【東漢】
後漢の異称。都を前漢の長安から東の洛陽に移したのでいう。
とう‐かん【東関】
1 東方の関所。特に、京都の東にある逢坂(おうさか)の関。「昨日は—の麓にくつばみをならべて十万余騎」〈平家・七〉...
とう‐かん【凍寒】
凍りつくような、厳しい寒さ。
とう‐かん【唐冠】
⇒とうかむり
とう‐かん【盗汗】
「寝汗(ねあせ)」に同じ。
とう‐かん【陶棺】
粘土で作り焼きあげた棺。日本では、主に6、7世紀に中国・近畿地方で用いられた。形状は亀甲(きっこう)形と屋根形があ...
とう‐かん【等閑】
物事を軽くみて、いいかげんに扱うこと。なおざり。「注意を—にしようわけはないので」〈鏡花・婦系図〉
とう‐かん【統監】
[名](スル) 1 全体をまとめて統轄し監督すること。特に、政治・軍事についていう。「三軍を—する」 2 保護国に...
とうかんきこう【東関紀行】
鎌倉中期の紀行。1巻。作者は鴨長明・源光行・源親行などが擬せられたが未詳。仁治3年(1242)以後に成立。京都から...
とうかん‐し【等閑視】
[名](スル)いいかげんに扱って、放っておくこと。なおざりにすること。「現状を—した結果の大事故」
とうかん‐な・し【等閑なし】
[形ク]日ごろ非常に親しくしている。心安い。「いかに—・いと言ふても言はれぬ事ぢゃ」〈虎明狂・連歌盗人〉
等閑(とうかん)に付(ふ)・す
物事を軽くみて、いいかげんに扱う。かえりみないで放っておく。なおざりにする。「おのれが職業をも—・して」〈露伴・風流魔〉
とうかん‐ふ【統監府】
明治38年(1905)の第二次日韓協約に基づき、日本が京城(ソウル)に設置した朝鮮支配機関。同43年の韓国併合後、...
とう‐かんむり【唐冠】
⇒とうかむり(唐冠)