ばん‐しょ【板書】
[名](スル)授業などで、黒板に字を書くこと。「要点を—する」
ばん‐しょ【番所】
1 番人が詰めている所。ばんどころ。 2 江戸時代、交通の要所に設けて、通行人や船舶などを見張り、積み荷の検査や税...
ばん‐しょ【蕃書/蛮書】
江戸時代に、欧米、特にオランダの書籍・文書をさしていった語。
ばん‐しょ【蕃藷】
サツマイモの別名。
ばん‐しょう【万象】
さまざまの形。形あるすべてのもの。「森羅—」「暮色は今しも—を包去ろうとする」〈柳浪・骨ぬすみ〉
ばん‐しょう【万障】
いろいろの不都合な事情。種々の故障や差し支え。「—繰り合わせて出席する」
ばん‐しょう【晩照】
夕日の輝き。夕日。
ばん‐しょう【晩餉】
夕食。ばんめし。
ばん‐しょう【晩鐘】
夕方に鳴らす寺院・教会などの鐘の音。入相(いりあい)の鐘。暮鐘。
ばん‐しょう【蕃椒】
トウガラシの別名。
ばん‐じょう【番匠】
《「ばんしょう」とも》 1 古代、大和や飛騨などの国から交代で朝廷に仕え、木工寮(もくりょう)に属して宮廷の建築に...
ばんじょう‐がわ【番匠川】
大分県南部を流れる川。佩楯(はいたて)山(標高754メートル)南麓の三国峠(標高664メートル)付近に源を発し、九...
万障(ばんしょう)繰(く)り合(あ)わ・せる
いろいろな支障をうまくやりくりして都合をつける。「—・せて駆けつける」
ばん‐しょく【伴食】
[名](スル) 1 主客の伴(とも)をして、ごちそうになること。相伴(しょうばん)。陪食(ばいしょく)。「—の栄を...
ばん‐しょく【晩食】
[名](スル) 1 夕方にする食事。夕食。夕飯。「—に傾けた酒の勢が」〈漱石・門〉 2 遅く食事をとること。また、...
ばんしょく‐さいしょう【伴食宰相】
《「旧唐書」盧懐慎伝から》高い地位にありながら、無能で他の人のなすがままになっている大臣。要職にありながら、実力の...
ばんしょく‐の‐あらそい【蛮触の争い】
了見が小さくつまらないことで争うこと。蝸牛(かぎゅう)角上の争い。
晩食(ばんしょく)以(もっ)て肉(にく)に当(あ)て安歩(あんぽ)以(もっ)て車(くるま)に当(あ)つ
《「戦国策」斉策上から》遅い時間に腹をすかして食事をすれば粗末な食べ物も肉のようにうまく、ゆっくり歩けば車に乗らな...
ばんしょこう【蕃藷考】
江戸中期の農書。1巻。青木昆陽著。享保20年(1735)刊。救荒作物としての蕃藷(サツマイモ)の栽培法・貯蔵法など...
ばんしょ‐しらべしょ【蕃書調所】
江戸末期、幕府が洋学教授および洋書・外交文書の翻訳などのために設けた機関。安政2年(1855)洋学所として設立。安...
ばん‐しん【番新】
「番頭新造」の略。「この中年増がいわゆる—というのであろう」〈鴎外・ヰタ‐セクスアリス〉
ばん‐しん【蕃神/蛮神】
外国人のまつる神。外国から伝わった神。
ばん‐じ【万事】
すべてのこと。あらゆること。「—を人に任せる」「—うまくいっている」「一事が—」
バンジェールビル
コートジボワール南東部の都市。ギニア湾岸の潟湖(せきこ)に面している。1909年に植民地政府の首都となり、1934...
万事(ばんじ)休(きゅう)す
《「宋史」荊南高氏世家から》もはや施す手段がなく、万策尽きる。もはやおしまいで、何をしてもだめだという場合に使う。...
ばんじ‐ばんざぶろう【磐次磐三郎】
関東から東北にかけて分布する伝説の一。狩人の元祖といわれる兄弟が、山の神の難を助けたりする。大汝小汝(おおなんじこ...
ばん‐じゃく【磐石/盤石】
1 重く大きな石。いわお。 2 堅固でしっかりしていてびくともしないこと。「—の基礎を築く」「—の地位」
ばんじゃく‐のり【磐石糊】
小麦粉のグルテンを主成分としてつくる粘着力の強い糊。木細工・革細工に用いる。
コンスタン
[1767〜1830]フランスの小説家・政治家。スタール夫人とともにナポレオンの政策を批判。自伝的小説「アドルフ」...
バンジャルマシン
インドネシア中部、カリマンタン島(ボルネオ島)南岸の港湾都市。南カリマンタン州の州都。バリト川に注ぐマルタプラ川、...
バンジャールテガ‐じいん【バンジャールテガ寺院】
《Banjar Tega Whihara》インドネシア南部、バリ島北部の町ロビナの西約8キロメートルにある寺院。同...
ばん‐じゅ【万寿】
寿命の限りなく長いこと。また、長生きを祝っていう語。まんじゅ。
ばん‐じゅ【盤寿】
81歳のこと。また、その祝い。 [補説]主に将棋界でいう。将棋盤のますが81であることからとも。
ばん‐じゅう【番重】
餅菓子やパンなどを並べて入れる、長方形の浅い箱。
ばん‐じゅく【晩熟】
普通より成熟するのが遅いこと。おくて。⇔早熟。
ばんじゅ‐せつ【万寿節】
昔、中国で、天子の誕生日の祝日。
バンジュル
アフリカ西部、ガンビア共和国の首都。ガンビア川河口のセントマリー島にある港湾都市。ラッカセイを輸出。19世紀初め、...
ばん‐じょう【万丈】
《1丈の万倍の意》 1 非常に高いこと。また、非常に深いこと。「黄塵(こうじん)—」「波瀾(はらん)—の生涯」 2...
ばん‐じょう【万状】
いろいろのありさま。さまざまの形。「千態—」
ばん‐じょう【万乗】
《「乗」は車の意。中国の周代、天子は直轄地から戦時に兵車1万台を徴発することができたところから》天子。また、天子の...
ばん‐じょう【板状】
板のような形状。
ばん‐じょう【番上】
1 律令制で、当番の日に官庁に出勤すること。また、そのような位の低い官職。毎日出勤する長上(ちょうじょう)に対する...
ばん‐じょう【盤上】
1 盤の上。特に、碁盤や将棋盤などの上。 2 盤の上でする、碁・将棋・双六(すごろく)などの遊び。「—、乱舞の遊び...
バン‐じょう【バン城】
《Van Kalesi》トルコ東部の都市バンの郊外にある城跡。紀元前9世紀、ウラルトゥ王国のサドゥール1世により建...
ばんじょう‐がさ【番匠笠】
《大工が用いたところから》竹の皮で作った粗末な大ぶりの笠。ばっちょうがさ。ばっちがさ。
ばんじょう‐せつり【板状節理】
岩石中に発達する平らな板のような規則正しい割れ目。火山岩などにみられる。
ばんじょう‐どうぶつ【板状動物】
⇒平板動物
ばんじょう‐なんぴょう【板状軟氷】
氷殻や海綿氷がさらに冷却されて形成された海氷。厚さ10〜30センチ程度。15センチより厚いものは氷上の歩行が可能で...
ばんじょう‐の‐きみ【万乗の君】
天子。大国の君主。一天万乗。「—にてわたらせ給ふさへ」〈読・雨月・白峯〉
ばんじょう‐ばこ【番匠箱】
大工の道具箱。