あぶ【虻/蝱】
双翅(そうし)目アブ科の昆虫の総称。ハエより大形で、体は黄褐色、複眼は大きい。雌には人畜から吸血するものがある。ウ...
あぶ【阿武】
山口県北部、阿武郡の地名。萩市に囲まれ、日本海に面する。キウイフルーツ・無角和牛を特産。
あ・ぶ【浴ぶ】
[動バ上二]「あびる」の文語形。
あぶ‐あぶ
[副] 1 おぼれかかって苦しんでいるさま。あっぷあっぷ。「水を食らうて—と浮き上がれば」〈浄・天神記〉 2 危ぶ...
アブイニシオ‐ほう【ab initio法】
⇒第一原理計算
アブ‐イール
⇒アブキール
あぶ‐かざんぐん【阿武火山群】
山口県北西部にある独立単成火山群。大島・笠山・伊良尾山など、萩市・阿武町・山口市に分布する約40の小規模な溶岩台地...
アブガス
《aviation gasolineの略》プロペラ機などの航空機用ガソリン。アルキル鉛化合物などのアンチノック剤を...
アブキール
エジプト北部の港湾都市アレクサンドリアの北東約15キロメートルにある村。アブキール湾の西端に位置する。1798年に...
あぶく【泡】
「あわ」の俗な言い方。
あぶく‐ぜに【泡銭】
労せずして、また不当に得た金。悪銭(あくせん)。
あぶくま‐がわ【阿武隈川】
福島県の旭岳付近に源を発し、北流して宮城県南部で太平洋に注ぐ川。長さ239キロ。
あぶくま‐こうち【阿武隈高地】
東北地方南部から関東地方北部にかけて広がる高原状山地。最高峰は大滝根山で標高1192メートル。阿武隈山地。
あぶくま‐どう【あぶくま洞】
福島県田村市にある鍾乳洞(しょうにゅうどう)。カルスト台地の仙台平(ひら)南部にあり、昭和44年(1969)石灰岩...
アブ‐サルガ
⇒聖セルギウス教会
アブサロム‐アブサロム【アブサロム、アブサロム!】
《原題Absalom, Absalom!》フォークナーの長編小説。1936年刊。旧約聖書のアブロサムの物語を踏まえ...
アブサロムとアキトフェル
ドライデンによる詩。1681年発表。当時の英国の王位継承を巡る政治状況を巧みに風刺した作品。
アブサロム‐の‐とう【アブサロムの塔】
《Pillar of Absalom》パレスチナ地方の古都エルサレムのケデロンの谷にある石塔。ユダヤ人の伝説による...
アブサロム‐の‐はか【アブサロムの墓】
《Tomb of Absalom》⇒アブサロムの塔
アブサン
ニガヨモギで味つけした、アルコール分70パーセント前後の緑色のリキュール。毒性があるため、現在はアニスなどで味つけ...
あぶさんものがたり【アブサン物語】
村松友視のエッセー。愛猫アブサンとの出会いから最期の別れまでの家族としての交わりを綴る。平成7年(1995)刊。
アブシジン‐さん【アブシジン酸】
《abscisic acid》植物ホルモンの一。葉や果実の老化・離脱に関与するとともに、種子や芽の休眠を誘導する。...
アブシンベル‐しょうしんでん【アブシンベル小神殿】
《Small Temple of Abu Simbel》エジプト南部、アブシンベル神殿をなす神殿の一。女神ハトホル...
アブシンベル‐しんでん【アブシンベル神殿】
《Abu Simbel Temples》エジプト南部、ナイル川上流、ヌビアのアブシンベルにある古代エジプトの岩窟(...
アブシンベル‐だいしんでん【アブシンベル大神殿】
《Great Temple of Abu Simbel》エジプト南部、アブシンベル神殿をなす神殿の一。王とその家族...
アブジャ
ナイジェリア連邦共和国の首都。同国中部、サバンナ地帯にある。1991年、それまでのラゴスに替わり新首都となる。市街...
あぶ・す【溢す】
[動サ四]余す。残す。「さしも深き御志なかりけるをだに落とし—・さず」〈源・玉鬘〉
アブストラクト
[名] 1 「アブストラクトアート」の略。 2 抜粋。摘要。 [形動]抽象的な。観念的な。「—な彫刻」
アブストラクト‐アート
抽象芸術。
アブ‐セルガ
⇒聖セルギウス教会
アブセンティズム
(企業に勤める従業員の)正当な理由のない、常習的な欠勤や遅刻。
アブソリューティズム
⇒絶対主義
アブソリュート
[形動]《「アブソルート」とも》絶対的であるさま。完全無欠なさま。また、まじりけのないさま。
アブソルバン
《吸収性の、の意》絵の具の油を吸収、絵の光沢を消す白亜質のカンバス。
アブソーバー
1 吸収装置。吸収材。衝撃などの緩和装置。また、放射線を吸収させる物質をさすこともある。 2 (比喩的に) ショッ...
あぶだ【頞浮陀】
《(梵)arbudaの音写。もがさの意》八寒地獄の一。厳寒のため、ここへ落ちると全身に水疱(すいほう)が生じるとさ...
アブダクション
誘拐。略取。
アブダット
イスラエル南部、ネゲブ砂漠にある都市遺跡。ナバテア人によって建設され、紀元前3世紀から前2世紀にかけて乳香や没薬(...
アブダビ
アラブ首長国連邦を構成する7首長国の一。ペルシア湾の島にある同名の都市部とアラビア半島の砂漠からなる。面積が連邦中...
あぶ‐ちょう【阿武町】
⇒阿武
あぶつ‐に【阿仏尼】
[?〜1283]鎌倉中期の女流歌人。平度繁(たいらののりしげ)の養女。出家して阿仏尼、また北林禅尼とも。安嘉門院に...
アブディーン‐きゅうでん【アブディーン宮殿】
《Qasr il-‘Abdiin》エジプトの首都カイロの新市街東部にある宮殿。1874年、ムハンマドアリー朝のエジ...
アブデルハルデン‐はんのう【アブデルハルデン反応】
⇒ニンヒドリン反応
アブド‐アッラフマーン
(1世)[731〜788]後ウマイヤ朝の始祖。在位756〜788。スペインのコルドバを中心にウマイヤ朝を再建、フラ...
アブドゥルガフール‐モスク
シンガポール、市街中心部のリトルインディア地区の南側にあるイスラム寺院。1910年に建造。ムーア様式と南インドの建...
ラーマン
[1903〜1990]マレーシアの政治家。1957年、マラヤ連邦の独立とともに首相に就任。1963年にはマレーシア...
あぶな【危な】
《形容詞「あぶなし」の語幹》危ないこと。「あな—やとよ」〈保元・中〉
あぶな‐あぶな【危な危な】
[副]恐る恐る。こわごわ。「身も震ふほどに—かかり」〈役者論語・あやめぐさ〉
あぶな・い【危ない】
[形][文]あぶな・し[ク] 1 災いが起こりそうである。危険だ。「—・い遊び」「—・い目に遭う」 2 すぐにだめ...
危(あぶ)ない橋(はし)を渡(わた)・る
危険な手段をとる。特に、承知で法律に違反するような行為を行う。