あみ【網】
1 糸・縄・針金などを方形・ひし形に目を透かして編んで作ったもの。魚や鳥などを捕らえる道具や焼き網、囲い、建具など...
あみ【醤蝦】
アミ目の甲殻類の総称。体長約1センチ。体形はエビに似る。日本近海にはイサザアミ・コマセアミなどが分布し、プランクト...
アミ
友人。恋人。
あみ‐あげ【編(み)上げ】
「編み上げ靴」の略。
あみあげ‐ぐつ【編(み)上(げ)靴】
靴の上面をひもで編み上げて締める深靴。レースブーツ。
あみ‐あ・げる【編(み)上げる】
[動ガ下一][文]あみあ・ぐ[ガ下二] 1 編み物を編み終える。また、下から上へ編み進む。「幾日もかかって—・げた...
あみ‐あぶら【網脂】
牛・豚などの内臓のまわりについている網状の脂。包み揚げなどの料理で材料を包むのに用いる。
アミアン
フランス北部、オー‐ド‐フランス地方ソンム県の都市。ソンム川沿いにあり、同県の県都。古代ローマの時代からピカルディ...
アミアン‐だいせいどう【アミアン大聖堂】
《Cathédrale Notre-Dame d'Amiens》フランス北部ソンム県の都市、アミアンにある13世紀...
あみ‐あんどん【網行灯】
まわりの枠に金網を張った行灯。あみあんどう。
アミアン‐の‐わやく【アミアンの和約】
ナポレオン戦争中の1802年3月に、フランス北東部のアミアンで英仏が結んだ講和条約。両者は互いの占領地を返還し、第...
あみ‐いし【網石】
魚網のおもしにする石。沈子(いわ)。
あみ‐いた【編板】
「箯輿(あんだ)」に同じ。〈和名抄〉
あみ‐いと【網糸】
網用の糸。亜麻(あま)・麻・木綿・絹・棕櫚(しゅろ)などの糸。今日では多く化学繊維を使用。
あみ‐いと【編(み)糸】
編み物に使う糸。毛糸やレース糸など。
あみいり‐ガラス【網入(り)ガラス】
金網を中に入れて作ったガラス。比較的割れにくく、また割れても破片が飛ばない。
あみ‐うち【網打ち】
1 投網(とあみ)で魚をとること。また、その人。 2 相撲のきまり手の一。相手の差し手を両手でとり、投網を打つよう...
アミエル
[1821〜1881]スイスの哲学者・文学者。生前は無名であったが、死後、三十数年間にわたる「日記」の一部が出版さ...
あみ‐がけ【網掛け】
ある指定された範囲を網点・格子・斜線などの模様で埋めること。またはその機能。ワープロソフトによる文字装飾やCADの...
あみ‐がさ【編み笠】
藺草(いぐさ)・菅(すげ)・わらなどで編んだ笠。種類・形が多く、主として日よけ用。《季 夏》「—や扇で受ける報謝銭...
編(あ)み笠(がさ)一蓋(いっかい)
編み笠一つのほか何も持たないこと。身軽なこと、また無一物の身の上のたとえ。
あみがさ‐そう【編笠草】
エノキグサの別名。
あみがさ‐たけ【編笠茸】
アミガサタケ科のキノコ。春、雑木林に生える。傘は褐色で、全面に網目状のくぼみがあり、柄は太くて中空。フランスでは食...
あみがさ‐ぢゃや【編み笠茶屋】
近世、遊郭に入る客に、顔を隠すための編み笠を貸した茶屋。京都島原の丹波口や江戸吉原の大門外にあった。「入り口の茶屋...
あみがさ‐ゆり【編笠百合】
ユリ科の多年草。高さ約50センチ。春、薄い黄緑色で鐘形の花を下向きにつけ、内面に紫色の網状の模様がある。地下茎は厚...
あみ‐がしら【網頭/罔頭】
漢字の冠の一。「罪」「署」「罕(かん)」などの「罒」や「㓁」の称。
あみ‐き【編(み)機】
編み物をするための機械。
あみ‐ぎぬ【網衣】
網のように目の粗い布で作った衣服。僧尼の衣服や経帷子(きょうかたびら)にする。
あみ‐ぎょぎょう【網漁業】
網を使って魚をとる漁業の総称。
あみ‐ぐみ【網組】
漁船・漁網や労働力などを出し合ってつくる網漁業の組織。
あみ‐ぐるみ【編み包み】
毛糸を編んで形を作り、中に綿などを詰めた人形。
あみ‐こ【網子】
魚をとる網を引く漁師。また主として江戸時代に、網主(網元)に雇われ、漁業に従事した者。あご。あんご。
あみ‐こ・む【編(み)込む】
[動マ五(四)]編み物で、模様を入れて編む。また、異なる素材を入れて編む。「金糸を—・む」
あみ‐シャツ【網シャツ】
網目状に織った布地のシャツ。夏の肌着に用いる。《季 夏》
あみ‐じ【編(み)地】
糸を編んで作った布状のもの。ニット。
あみじ‐ぐさ【網地草】
アミジグサ科の褐藻。海岸の岩などに付着し、長さ5〜30センチ。扁平で多数の枝に分かれ、表面は黄褐色で、網目模様がある。
あみじま【網島】
大阪市都島(みやこじま)区の地名。淀川と寝屋川との合流点付近に位置する。近松門左衛門の「心中天の網島」の舞台で知られる。
あみ‐じゃくし【網杓子】
細かい金網でできた杓子。てんぷらの揚げかすなどをすくうのに用いる。
あみ‐ジュバン【網ジュバン】
1 綿糸・麻糸で亀甲(きっこう)形に編み上げた汗取り用のジュバン。 2 歌舞伎衣装の一。黒糸を編んで筒袖に仕立てた...
あみじょう‐こうぶんし【網状高分子】
分子(単量体)が網状に結合し、三次元的な構造をもった高分子(高重合体)。加硫ゴム、フェノール樹脂、アルキド樹脂など...
あみじょう‐せいうん【網状星雲】
白鳥座にあって、薄いレースを広げたように見える星雲。数万年前に爆発した超新星の残骸で、放出されたガスは現在も膨張し...
アメージング‐グレース
《驚くべき恩寵(おんちょう)の意》キリスト教の賛美歌の一。作詞者は英国人ジョン=ニュートン、作曲者は不詳。18世紀...
あみ‐すき【網結き】
漁網を編むこと。また、編む人。
あみすき‐ばり【網結針】
漁網を編むのに用いる針。竹・木や鯨の骨などで作る。あばり。あみばり。
あみすて‐かご【編(み)捨て籠】
中央部だけを籠形に編んで、周囲は編みかけにしたままの竹籠。魚を煮るときに形を崩さないために用いる。
あみ‐たけ【網茸】
ヌメリイグチ科のキノコ。夏から秋、松林に群生。高さ4〜6センチ。傘は赤褐色ないし黄褐色で、裏には浅い大小ふぞろいの...
あみ‐た・てる【編(み)立てる】
[動タ下一]糸を編んで編み地を作る。
あみだ【阿弥陀】
「阿弥陀仏」に同じ。 1 「阿弥陀笠」の略。 2 「阿弥陀籤(くじ)」の略。 3 「阿弥陀被(かぶ)り」の略。「...
アミダ
トルコ南東部の都市ディヤルバクルの旧称。
あみ‐だいく【網大工】
網を作ったり修理したりすることを職業とする人。