あら・く【散く/粗く】
[動カ下二]「あらける」の文語形。
あら‐くち【新口】
新しく醸造した酒を初めて桶(おけ)から出して飲むこと。初飲み。
アラクネ
ギリシャ神話の女性で織物の名手。その腕前を自慢したことでアテナの怒りを買い、クモに変えられた。
あら‐くま・し【荒くまし】
[形シク] 1 ごつごつしている。「枝ざしなどは、いと手触れにくげに—・しけれど」〈枕・四〇〉 2 荒っぽい。粗暴...
あら‐くもし・い【荒くもしい】
[形]《中世から近世にかけての口語》「あらくまし」に同じ。「あの—・い弁慶と判官殿のお契りやった事があるぞ」〈虎明...
アラクリハン‐メドレセ
ウズベキスタン西部、ホラズム州の都市ヒバにあるイスラム教の神学校。イチャンカラ(内城)と呼ばれる旧市街の東端に位置...
あら‐く・る【荒くる】
[動ラ下二]「あらくれる」の文語形。
あらくれ
徳田秋声の長編小説。大正4年(1915)発表。勝気なお島が、本能の赴くままに生きようと男から男へと渡り歩き傷ついて...
あら‐くれ【荒くれ】
気性や振る舞いが荒々しいこと。また、その人。「—男」 [補説]書名別項。→あらくれ
あらくれ‐た【荒くれた】
[連語]《動詞「荒くれる」の連用形+完了の助動詞「た」》「荒くれる」に同じ。「—船乗り」
あらくれ‐もの【荒くれ者】
気性が荒く、振る舞いの乱暴な者。
あら‐く・れる【荒くれる】
[動ラ下一][文]あらく・る[ラ下二](多く「あらくれた」の形で用いる)気質が荒く、乱暴に振る舞う。「—・れた男た...
あらくろ‐ずり【荒くろ摺り】
東北地方で小正月に行う予祝行事の一。雪の上で、田植えのときに行う代田(しろた)を摺(す)る作業のまねをし、豊作を祈...