えんぎ【延喜】
平安前期、醍醐天皇の時の年号。901年7月15日〜923年閏4月11日。
えん‐ぎ【衍義】
意味をおし広めて詳しく説明すること。また、その説明されたもの。「六諭(りくゆ)—」
えん‐ぎ【演技】
[名](スル) 1 見物人の前で芝居・曲芸・歌舞や、体操などの技を行って見せること。また、その技。「模範—」 2 ...
えん‐ぎ【演義】
1 物事の道理や意味をわかりやすくくだいて説明すること。 2 中国で、歴史上の事実をおもしろく脚色し、俗語をまじえ...
えん‐ぎ【演戯】
1 「演劇」に同じ。 2 「演技」に同じ。
えん‐ぎ【縁起】
《「因縁生起」の略》 1 吉凶の前触れ。兆し。前兆。「—がよい」 2 物事の起こり。起源や由来。 3 社寺・宝物な...
えんぎ‐えまき【縁起絵巻】
社寺の造立(ぞうりゅう)や、その祭神・本尊の造像に関する由来・霊験譚(れいげんたん)などの伝承説話を題材として描い...
えんぎきゃく【延喜格】
弘仁格(こうにんきゃく)・貞観格(じょうがんきゃく)以降の詔勅・官符を集大成したもの。12巻。三代格の一。藤原時平...
えんぎしき【延喜式】
弘仁式・貞観式以降の律令の施行細則を取捨・集大成したもの。50巻。三代式の一。延喜5年(905)醍醐天皇の勅により...
えんぎしき‐ないしゃ【延喜式内社】
「式内社」に同じ。
えんぎししゅう【縁起詩集】
カリマコスの詩集「アイティア」の別邦題。
えんぎ‐じょう【縁起状】
社寺がつくられた由来を記した文書。縁起。縁起文。
えんぎ‐だな【縁起棚】
客商売の家で、商売繁盛を祈って設ける神仏習合の神棚。
縁起(えんぎ)でもな・い
不吉で縁起が悪い。「事故にあいそうだなんて、—・い」
えんぎ‐なおし【縁起直し】
縁起の悪いのをよくなるように祝い直すこと。「—に酒でも飲む」
えんぎ‐の‐ち【延喜の治】
延喜年間、醍醐天皇の治世をいう。天暦(てんりゃく)の治とともに天皇親政の最も充実していた時代として並び称された。
えんぎ‐は【演技派】
(見た目や、個性的なだけではなく)すぐれた演技力をもつ役者。「—の女優」→個性派
えんぎ‐もの【縁起物】
1 縁起を祝うための品物。社寺や境内で参詣人に売る、だるま・招き猫や酉(とり)の市の熊手(くまで)など。 2 しめ...
えん‐ぎょ【塩魚】
塩漬けにした魚。
えんきょう【延慶】
《「えんぎょう」とも》鎌倉後期、花園天皇の時の年号。1308年10月9日〜1311年4月28日。延享の年号ができて...
えん‐ぎょう【円教】
仏語。円満完全な教え。天台宗では法華経の教えをいい、華厳宗では華厳経の、浄土真宗では本願一乗の法をいう。
えんぎょう‐じ【円教寺】
兵庫県姫路市にある天台宗の寺。山号は書写山。康保3年(966)、性空(しょうくう)が開山、開基は花山天皇。盛時は天...
えん‐ぎょうどう【縁行道】
[名](スル) 1 法会などで、僧が列を作り念仏・経文などを唱えながら、本堂の縁側や本尊仏の周囲などを巡り歩くこと...
えんぎょずいひつ【鳶魚随筆】
三田村鳶魚の随筆。大正14年(1925)刊。
えんぎらく【延喜楽】
雅楽の舞曲。高麗楽(こまがく)の一。高麗壱越(こまいちこつ)調の中曲。四人舞。延喜年間(901〜923)の作といい...
えんぎ‐りょく【演技力】
芝居などで、演技をする際の巧みな表現力。「—に定評のある役者」
縁起(えんぎ)を祝(いわ)・う
よいことがあるようにと祝い祈る。
縁起(えんぎ)を担(かつ)・ぐ
ちょっとした物事に対して、よい前兆だとか悪い前兆であるとかを気にする。「—・いで同じユニホームを着る」