かや‐の【茅野/萱野】
茅の生えている野原。「葛城(かづらき)の高間の—はや知りて」〈万・一三三七〉
かや‐の‐あぶら【榧の油】
榧の実からしぼりとった上等の植物油。食用・灯用・理髪用とする。
かや‐の‐いん【高陽院/賀陽院】
平安京の中御門大路南、大炊御門大路北にあった、桓武天皇の皇子賀陽(かや)親王の邸宅。後冷泉(ごれいぜい)・後三条天...
かやのきまつり【榧の木祭り】
高城修三の中編小説。昭和52年(1977)、新潮新人賞、第78回芥川賞受賞。
かや‐の‐そと【蚊帳の外】
《蚊帳の外で蚊に刺されていることから》無視され、不利な扱いを受けること。また、物事に関与できない位置に置かれること...
かや‐の‐とよとし【賀陽豊年】
[751〜815]平安初期の漢学者。「凌雲集」の撰進に参加。その詩文は「凌雲集」「経国集」に収載。
かや‐の‐みや【賀陽宮】
皇族の宮号の一。元治元年(1864)伏見宮邦家親王の第4王子の朝彦親王(中川宮)が創始。のち、久邇宮(くにのみや)...