くぐ【莎草/磚子苗】
イヌクグの別名。
く‐ぐ【供具】
神仏に供えるもの。供物(くもつ)。また、供物を供える器具。
くぐい【鵠】
《「くくい」とも》白鳥(はくちょう)の古名。《季 冬》「今高往く—の音を聞きて」〈記・中〉
くぐ‐せ【屈背/傴僂】
背骨が曲がっていて、のびないこと。〈名義抄〉
くぐつ【裹】
1 クグで編んだ手提げ袋。「潮干(しほかれ)の三津(みつ)の海女の—持ち玉藻(たまも)刈るらむいざ行きて見む」〈万...
くぐつ【傀儡】
1 歌などに合わせて舞わせる操り人形。でく。かいらい。 2 平安時代以降、1を操ったりして各地を漂泊した芸人。のち...
くぐつ‐し【傀儡師】
「傀儡(くぐつ)2」に同じ。《季 新年》「—の前だれ赤き女ぶり/由基人」
くぐつ‐まわし【傀儡回し】
「傀儡(くぐつ)2」に同じ。
くぐつ‐め【傀儡女】
⇒傀儡3
くぐ‐なわ【莎草縄】
クグの茎を裂いて作る細い縄。銭差しや器物を束ねるのに使う。くぐつな。
くぐま・る【屈まる】
[動ラ五(四)]からだをまるめて小さくする。萎縮(いしゅく)する。かがまる。「貫一はいと苦しく心—・りつつ」〈紅葉...
くぐ・む【屈む】
[動マ四]からだを折り曲げる。からだを小さくしてしゃがむ。かがむ。「さし—・みて御覧ずれば」〈義経記・二〉 [動マ...
くぐもり‐ごえ【くぐもり声】
中にこもって、はっきりしない声。含み声。
くぐも・る
[動ラ五(四)]《古くは「くくもる」》 1 声などが、中にこもる。はっきりしない。「音曲の音が—・るように聞こえて...
くぐら・せる【潜らせる】
[動サ下一][文]くぐら・す[サ下二] 1 くぐるようにする。「ひもを穴に—・せる」 2 料理で、食材を液体に短時...
くぐり【潜り】
1 くぐって出入りする戸や門。 2 茶室建築で、くぐって出入りするように作ったもの。中潜り・躙(にじ)り口など。
くぐり‐ど【潜り戸】
1 門の扉などに設けた、くぐって出入りする小さい戸口。切り戸。くぐり。 2 茶室の躙(にじ)り口の戸。
くぐり‐ぬ・ける【潜り抜ける】
[動カ下一] 1 くぐって通り抜ける。「壁の穴を—・ける」 2 困難や危険な状況を切り抜ける。「厳重な警戒を—・ける」
くぐり‐もん【潜り門】
くぐって出入りする小さい門。切り抜き門。くぐり。
くぐ・る【潜る】
[動ラ五(四)]《古くは「くくる」とも》 1 物の下や狭い間・中を、姿勢を低くして通って向こう側へ出る。また、門や...
クグロフ
クグロフ型(外側に斜めの溝のある蛇の目型)で焼いたフランス、アルザス地域の菓子。クーゲルホフ。