さの【佐野】
栃木県南西部の市。中世は佐野氏の城下町、江戸時代は日光街道の宿場町。古くから佐野縮(ちぢみ)の産地。中部に出流原(...
さの【佐野】
姓氏の一。 [補説]「佐野」姓の人物佐野源左衛門尉常世(さのげんざえもんのじょうつねよ)佐野次郎左衛門(さのじろう...
さ‐のう【砂嚢】
1 砂を入れた袋。すなぶくろ。 2 鳥類の胃で、前胃の後ろにある部分。胃壁は厚く、内部には飲み込んだ砂礫(されき)...
さ‐のう【左脳】
大脳半球左側の通称。右半身を制御する。⇔右脳。 [補説]計算や論理的思考などに大きく関わるともいわれる。
さの‐けんざん【佐野乾山】
尾形乾山が晩年、下野(しもつけ)国佐野に招かれて焼いた陶器。
さのげんざえもんのじょう‐つねよ【佐野源左衛門尉常世】
鎌倉時代の武士。上野(こうずけ)の人。謡曲「鉢木(はちのき)」の主人公。生没年未詳。→鉢木
さのさ
[感]小唄・民謡などに用いられる囃子詞(はやしことば)。 [名]「さのさ節」の略。
さのさ‐ぶし【さのさ節】
俗謡。法界節の変化したもので、明治30年(1897)ころから流行。一節の最後に「さのさ」という囃子詞(はやしことば...
さの‐し【佐野市】
⇒佐野
さの‐しんいち【佐野真一】
[1947〜2022]ノンフィクション作家。東京の生まれ。民俗学者宮本常一と渋沢敬三の交流を描いた「旅する巨人」で...
さの‐じろうざえもん【佐野次郎左衛門】
江戸中期の下野(しもつけ)佐野の農民。享保(1716〜1736)のころ、江戸吉原の遊女八橋(やつはし)を恨み、八橋...
さの‐ちぢみ【佐野縮】
栃木県佐野市付近から産出する木綿縮の織物。
さ‐のつどり【さ野つ鳥】
[名]野の鳥。特に、キジをいう。「—来鳴き翔(かけ)らふ」〈万・三七九一〉 [枕]「雉(きぎし)」にかかる。「—雉...
さの‐つねたみ【佐野常民】
[1823〜1902]政治家・社会事業家。佐賀の生まれ。西南戦争に際し、博愛社を創立、のち日本赤十字社と改称し初代...
さのでんしょ【佐野伝書】
⇒陶磁製方
さの‐としかた【佐野利器】
[1880〜1956]建築学者。山形の生まれ。耐震構造理論を体系化し、建築構造学の基礎を築いた。日本最初の鉄骨構造...
さののおとがみ‐の‐おとめ【狭野弟上娘子】
奈良中期の女流歌人。狭野茅上(さののちがみの)娘子とする写本もある。中臣宅守(なかとみのやかもり)との別離の悲しみ...
さの‐の‐ふなはし【佐野の船橋】
群馬県高崎市佐野にあったといわれる船橋。[歌枕]「上野(かみつけの)—取り放し親は放(さ)くれど我は離(さか)るが...
さの‐の‐わたり【佐野の渡り】
和歌山県新宮市にあった佐野の渡し場。[歌枕]「苦しくも降り来る雨か三輪(みわ)の崎—に家もあらなくに」〈万・二六五〉
さ‐のぼり【早上り】
田植えの終わりに田の神を送る祭り。さなぶり。代満(しろみ)て。→早降(さお)り
さの‐まなぶ【佐野学】
[1892〜1953]社会運動家・歴史学者。大分の生まれ。日本共産党中央執行委員長、次いでコミンテルン常任執行委員...
さ‐のみ【然のみ】
[副]《副詞「さ」+副助詞「のみ」から》 1 (あとに打消しの語を伴って用いる)それほど。さほど。「—運動にはなら...
さの‐よう【佐野洋】
[1928〜2013]推理作家。東京の生まれ。本名、丸山一郎。読売新聞社勤務のかたわら小説を執筆。「一本の鉛」を発...
さの‐ようこ【佐野洋子】
[1938〜2010]絵本作家。中国の生まれ。独特なタッチと色彩感覚を駆使して多くの絵本を手がける。特に「100万...