しん‐たい【身体】
《古くは「しんだい」とも》人のからだ。肉体。体躯(たいく)。身(み)。「—強健」
しん‐たい【神体】
神霊が宿っているものとして神社などに祭り、礼拝の対象とする神聖な物体。古代では山岳・巨岩・大木などが神体または神の...
しん‐たい【真体】
1 そのものの真実のすがた。「自己を鍛練して自己の—に達すると共に」〈西田・善の研究〉 2 楷書の字体。楷書体。
しん‐たい【真諦】
1 仏語。絶対不変の真理。究極の真実。第一義諦。勝義諦。⇔俗諦(ぞくたい)。 2 「しんてい(真諦)1」に同じ。「...
しん‐たい【進退】
[名](スル)《古くは「しんだい」とも》 1 進むことと退くこと。動くこと。「常人の情は兎角世の風潮に従いて—する...
しん‐たい【新体】
新しい体裁や形式。
しんたい‐うかがい【進退伺(い)】
職務上過失があったとき、本人が責任を負って身の去就について上司の処置を仰ぐこと。また、そのために差し出す文書。
しんたいか‐しょうがい【身体化障害】
身体表現性障害の一つ。体の複数の部分に疼痛があり、吐き気・下痢などの胃腸症状、生理不順など、さまざまな身体症状が続...
しんたい‐けい【身体刑】
犯罪者の身体に苦痛や侵害を与える刑。入れ墨刑・笞刑(ちけい)など。懲役・禁錮などは身体刑ではないが、俗にこれらも含...
しんたい‐けん【身体権】
人格権の一。不法に身体に侵害を加えられることのない権利。
しんたい‐けんさ【身体検査】
1 身体の発育状態や病気の有無を検査すること。 2 服装や所持品などを検査すること。 3 (比喩的に)閣僚、政府関...
しんたい‐げんご【身体言語】
⇒ボディーランゲージ
進退(しんたい)維(これ)谷(きわ)まる
《「詩経」大雅・桑柔から》前に進むことも後ろへ退くこともできなくなる。どうすることもできない状態に陥る。苦境に立つ。
しんたい‐し【新体詩】
明治後期に口語自由詩が現れる以前の文語定型詩。多く七五調で、明治15年(1882)外山正一らの「新体詩抄」に始まり...
しんたいしがく【新体詩学】
大和田建樹の評論。明治26年(1893)刊行。
しんたいししょう【新体詩抄】
外山正一・矢田部良吉・井上哲次郎共著の詩集。明治15年(1882)刊。創作詩5編、シェークスピア・テニソンなどの訳...
しんたい‐しつにん【身体失認】
視覚や触覚などの感覚には異常がないにもかかわらず、自分の身体やその部分を認知できない状態。頭頂葉の障害によって起こ...
しんたいしゅうけい‐しょうがい【身体醜形障害】
身体表現性障害の一。自分の容姿がよくないと頑(かたく)なに思い込み、社会生活に支障をきたすようになる。鏡を何度も見...
しんたい‐しょうがい【身体障害】
視覚・聴覚・肢体などの、身体機能に障害がある状態。
しんたい‐しょうがいしゃ【身体障害者】
身体の機能に障害がある者。視覚障害・聴覚障害・肢体不自由などのある者。身障者。
しんたいしょうがいしゃ‐てちょう【身体障害者手帳】
身体障害者福祉法に基づいて認定された身体障害者に都道府県知事が交付する手帳。障害の内容や等級が記される。これを呈示...
しんたいしょうがいしゃ‐デイサービス【身体障害者デイサービス】
身体障害者が昼間の一定時間、身体障害者福祉センターなどの施設で、手芸・工作などの創作的活動、機能訓練、入浴・給食サ...
しんたいしょうがいしゃ‐ひょうしき【身体障害者標識】
身体障害者の運転する車であることを示すために、車体の前後に付けるマーク。青地の円の中に白抜きの四つ葉のクローバーが...
しんたいしょうがいしゃ‐ふくしほう【身体障害者福祉法】
身体障害者の自立と社会活動への参加を促進するために、援助し、保護することによって、身体障害者の福祉の増進を図るため...
しんたいしょうがいしゃ‐ほじょけん【身体障害者補助犬】
⇒補助犬
しんたいしょうがいしゃほじょけん‐ほう【身体障害者補助犬法】
身体障害者補助犬の育成と、これを使用する身体障害者が施設などを円滑に利用できるようにし、身体障害者の自立および社会...
しん‐たいせい【新体制】
従来のものが改革された組織。または新たに組織された体制。
しんたいせい‐うんどう【新体制運動】
昭和15年(1940)近衛文麿(このえふみまろ)を中心に展開された、挙国一致の戦時体制の確立を目的とした国民組織運動。
しん‐たいそう【新体操】
音楽に合わせて、手具を使って演技する体操競技。個人種目と団体(5人)種目とがある。マットは13メートル四方で、手具...
しんたい‐そうけんき【身体装検器】
着衣の下に隠してあるものを、音の反射を利用して見つけ出す器械。
しんたい‐の‐インターネット【身体のインターネット】
⇒アイ‐オー‐ビー(IoB)
しんたい‐の‐じゆう【身体の自由】
近代憲法の保障する自由権の一。法律上の手続きによらず、かつ正当な理由なしに逮捕・拘禁・処罰などを受けることのない自...
しんたい‐はっぷ【身体髪膚】
肉体と髪と皮膚、すなわち、からだ全体。
身体(しんたい)髪膚(はっぷ)これを父母(ふぼ)に受(う)くあえて毀傷(きしょう)せざるは孝(こう)の始(はじ)めなり
《「孝経」から》人の身体はすべて父母から恵まれたものであるから、傷つけないようにするのが孝行の始めである。
しんたいばいかししゅう【新体梅花詩集】
中西梅花の詩集。明治24年(1891)刊。森鴎外らが序文を寄せた。
しんたいひょうげんせい‐しょうがい【身体表現性障害】
身体的な疾患や異常がないにもかかわらず、さまざまな身体症状が持続する病気の総称。身体化障害・転換性障害・疼痛性障害...
シンタイプ
模式標本のうち、命名者が特にホロタイプの指定をせず、複数の標本を記載に用いた場合の、その標本全体。等価基準標本。
しん‐たいよう【真太陽】
⇒視太陽(したいよう)
しんたいよう‐じ【真太陽時】
⇒視太陽時(したいようじ)
しんたいよう‐じつ【真太陽日】
実際に見えている太陽が南中してから次に南中するまでの時間。平均太陽日に対していう。
しん‐たいりく【新大陸】
大航海時代以降にヨーロッパ人が新しく発見した、南北アメリカ大陸およびオーストラリア大陸をいう。特に、アメリカ大陸を...
しんたい‐りょうなん【進退両難】
進むことも退くこともできない困難な状態。
しん‐たかね【新高値】
株式相場で、過去になかった高い値段。⇔新安値。
しん‐たく【信託】
[名](スル) 1 信用して任せること。「国民の—による政治」 2 他人に財産権の移転などを行い、その者に一定の目...
しん‐たく【神託】
神が自分の判断や意志を巫女(みこ)などの仲介者、あるいは夢・占いなどによって知らせること。神のお告げ。託宣。「—が下る」
しん‐たく【新宅】
1 新しく建てた住宅。新居。 2 分家(ぶんけ)。別家(べっけ)。
しんたく‐がいしゃ【信託会社】
信託業法に基づき、免許を受けて信託業を営む株式会社。
しんたく‐ぎょう【信託業】
信託の引き受けを営業として行うこと。
しんたくぎょう‐ほう【信託業法】
信託の引き受けを業として行う者に関する規制を定めた法律。大正11年(1922)制定の旧法を全部改正して平成16年(...
しんたく‐ぎんこう【信託銀行】
信託業と銀行業とを兼営する銀行の中で、信託業務を主な業務とする銀行。投資家から預かった資産を信託財産として保管・管...