らっ‐か【落下】
[名](スル)高い所から落ちること。「看板が道路に—した」
らっ‐か【落花】
花が散り落ちること。また、散って落ちた花。特に、桜の花にいう。《季 春》「濡縁にいづくとも無き—かな/虚子」
らっ‐か【落果】
[名](スル)果実が成熟前に枝から落ちること。また、その果実。
ラッカ
シリア北部の都市。ユーフラテス川中流域に位置する。紀元前3世紀のセレウコス朝時代の古代都市に起源し、東ローマ帝国、...
落花(らっか)枝(えだ)に帰(かえ)らず
⇒落花枝に帰らず破鏡再び照らさず
落花(らっか)枝(えだ)に帰(かえ)らず破鏡(はきょう)再(ふたた)び照(て)らさず
散り落ちた花は元の枝に戻らず、壊れた鏡は元のように物を映しはしない。死んだ人は二度とこの世にかえってこないこと、ま...
らっ‐かく【落角】
落下する物体が描く軌道の、落下点における切線と水平面とがなす角度。
落花(らっか)心(こころ)あり
散りゆく無情の花びらにも流水に従う気持ちがあること。
らっか‐さん【落下傘】
⇒パラシュート [補説]書名別項。→落下傘
らっかさん【落下傘】
金子光晴の詩集。昭和23年(1948)刊。第二次大戦中に書きためられた反戦詩を収める。
らっかさん‐こうほ【落下傘候補】
選挙で、その地域に地縁や血縁のない人が立候補すること。また、その候補者。
らっかさん‐ぶたい【落下傘部隊】
落下傘で敵地に降下する空挺(くうてい)部隊。降下部隊。
落花(らっか)情(じょう)あれども流水(りゅうすい)意(い)無(な)し
散る花は流水を慕うが、川の水はそ知らぬ顔で流れてゆく。一方に情があっても相手に通じないことのたとえ。
らっか‐せい【落花生】
マメ科の一年草。茎は横にはい、葉は二対の小葉からなる複葉で、互生する。夏から秋、葉の付け根に黄色い蝶形の花をつけ、...
らっかせい‐ゆ【落花生油】
ラッカセイの種子からとれる不乾性油。無色または淡黄色で芳香があり、主成分はオレイン酸など。食用油・マーガリンや石鹸...
らっかのごとく【落花の如く】
生田長江による小説。大正11年(1922)刊行。
らっかはえだにかえらずとも【落花は枝に還らずとも】
中村彰彦の長編歴史小説。副題「会津藩士・秋月悌次郎」。平成16年(2004)、上下2巻で刊行。
らっか‐りゅうすい【落花流水】
1 散る花と流れる水。 2 《花が流水に散れば、水もこれを受け入れ花を浮かせて流れてゆく意》男に女を慕う心があれば...
らっか‐ろうぜき【落花狼藉】
1 花がばらばらに散ること。転じて、物が乱雑に散らばっていること。 2 花を乱暴に散らすこと。転じて、女性や子供に...
らっ‐かん【落款】
[名](スル)《落成の款識(かんし)の意》書画が完成したとき、作者が署名し、または押印すること。また、その署名や印。
らっ‐かん【楽観】
[名](スル) 1 物事の先行きをよいほうに考えて心配しないこと。心配するほどの事態でもないとして気楽に考えること...
らっかん‐し【楽観視】
[名](スル)物事の先行きがよいほうに向かうとみなすこと。心配しなくてよいと考えること。「市場縮小はもはや—できない」
らっかん‐てき【楽観的】
[形動]物事をうまくゆくものと考えて心配しないさま。「—な見通し」「—に考える」⇔悲観的。
らっかん‐バイアス【楽観バイアス】
自分自身の行動や能力などを実情よりも楽観的にとらえ、危険や脅威などを軽視する心的傾向。
ラッカー
ニトロセルロースなどを揮発性の溶剤に溶かし、樹脂・可塑剤・顔料などを加えて作った塗料。乾燥が速く、耐水性がよい。
ラッカー‐クロス
ナイロン・テトロン・タフタなどの布にラッカーをコーティング加工し、光沢を与えたもの。柔軟性・撥水(はっすい)性が高...
らっ‐き【落暉】
沈む太陽。入り日。落日。
らっ‐きゅう【落球】
[名](スル)野球などで、一度受けかけたボールを落とすこと。
らっ‐きょ【落居】
《「落ち居る」を音読みにした語》物事のきまりがつくこと。落ち着くこと。「事—してかかる謀(はかりごと)よと知りぬれ...
らっ‐きょう【楽境】
楽しい境遇。安楽な境地。「優遊—に遊び楽ましむるを以て」〈岡三慶・今昔較〉
らっ‐きょう【辣韮/薤/辣韭】
ヒガンバナ科の多年草。鱗葉(りんよう)で覆われた卵形の地下茎をもち、葉は線形で根際から出る。秋、高さ約40センチの...
らっ‐きょう【落橋】
[名](スル)橋が壊れ落ちること。「—防止」「台風で—する」
らっきょう‐づけ【辣韮漬(け)】
ラッキョウの鱗茎を酢・醤油などで漬けたもの。
ラッキー
[形動]運のよいさま。また、縁起のよいさま。「天気に恵まれたのは—だった」「—な勝利」「—ナンバー」 [補説]感動...
ラッキーイメージング‐ほう【ラッキーイメージング法】
《lucky imaging》天体写真の撮影手法の一つ。高速で大量に連写して、画像内の部分ごとに、大気のゆらぎによ...
ラッキー‐セブン
野球で、1試合のうちの7回目の攻撃。7は幸運の数字とされ、また、得点の機会が生じやすいとされる。
ラッキー‐ゾーン
野球場の外野の両翼に設けた柵(さく)とスタンドとの間の区域。ここに直接入った打球はホームランとなる。
ラッキー‐ボーイ
何をやっても運よく成功する男。特に、スポーツなどで味方の勝利を呼びよせる、ついている選手。
ラッキー‐ルーザー
スポーツの競技会で、予選で敗れて本来なら本選に進めないところを、出場をとりやめる選手が出たため運よく本選に出場する...
らっ‐く【落句】
1 漢詩の結びの句。絶句では結句、律詩では第7・第8の最後の2句。 2 和歌の最後の句。 3 終わりの文句。おち。
ラック
ラックカイガラムシの体を覆う、樹脂状の物質。精製したものをシェラックといい、塗料・接着剤などに用いる。
ラック
運。特に、幸運。「グッド—」「ビギナーズ—」
ラック
1 棚。台。また、整頓(せいとん)のために物をそこに入れたり立て掛けたりするもの。「マガジン—」「CD—」 2 多...
ラック
ラグビーで、ボールが地上にあって、その周囲に双方のプレーヤーがからだを密着させ密集している状態。ルーススクラム。
ラック‐アンド‐ピニオン
⇒ラックピニオン
ラック‐かいがらむし【ラック貝殻虫】
カイガラムシ科の昆虫。雌は無翅(むし)で体節がはっきりせず、体は分泌したラックに覆われる。雄は有翅または無翅でアブ...
ラック‐シアター
⇒シアターラック
ラック‐ジャー
⇒ラクジャ
ラック‐ジョバー
《ラックは棚、ジョバーは問屋の意》得意先の小売店から特定の商品の棚の管理を任され、巡回販売を行う卸売業者。米国のス...
ラックス‐ハム
《(和)Lachs(ドイツ)+ham Lachsは、鮭(さけ)・鮭色の意》ドイツ式の生ハム。塩漬けにした豚肉を低温...