古代、朝鮮半島南部にあった小国家群の総称。また、その地域名。金官加耶(金海)と大加耶(高霊)が有力国であったが、6世紀中ごろまでに百済 (くだら) 新羅 (しらぎ) 併合された。日本書紀記述される広義任那 (みまな) の地にあたる。加羅。駕洛。

屋根をふく材料とする草。イネ科のススキチガヤやカヤツリグサ科のスゲなどの総称 秋》「—の穂の稚 (おさな) き月を眉の上/楸邨

夏の夜、蚊や害虫を防ぐため、四隅をつって寝床を覆う道具。麻・木綿などで粗く織って作る。かちょう。 夏》「—つるや晦日 (みそか) の宵の更けにけり/万太郎

イチイ科の常緑高木。山野自生し、高さ約20メートルに達する。葉は平たい線状で先がとがる。雌雄異株。4月ごろ花が咲き、翌年秋に楕円形の実がなる。実は食用油・頭髪油などの原料。材は堅く、建材家具碁盤・将棋盤や彫刻材にする。 花=春 実=秋》「—の実は人なつかしく径 (みち) に降る/素逝」

[終助]《終助詞「か」+間投助詞「や」から》体言・活用語の連体形に付き、感動詠嘆を表す。…ことだなあ。
  • 「慨 (うれ) たき—、大丈 (ますらを) にして、虜 (いやしきやっこ) の手を被傷 (お) ひて報ひずして死 (や) みなむと」〈神武紀〉
連語《係助詞「か」+間投助詞「や」》
  1. (多く「とかや」の形で)不確定な伝聞または推定の意を表す。…とかいうことだ。

    1. 「例の、独りごち給ふと—」〈・蜻蛉〉

  1. 体言、活用語の連体形に付いて、疑問または反語の意を表す。

    1. 「そもこの衣の御主とは、さては天人にてまします—」〈謡・羽衣

ケニア南部モンバサ以南のインド洋沿岸部に点在する森林に囲まれた集落跡。16世紀から17世紀頃にバンツー族系のミジケンダ諸族が移住し、19世紀半ばまで居住していた。現在は諸族の起源神話に結びつく宗教上の聖地として保全されている。2008年、「ミジケンダのカヤの聖なる森林群」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。

出典:青空文庫

出典:gooニュース

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