あか‐ね【茜】
《「赤根」の意》 1 アカネ科の蔓性(つるせい)の多年草。本州以南の山野に多い。茎は四角柱でとげがある。葉は心臓形...
あかね【アカネ】
根岸短歌会の機関誌。明治41年(1908)に「馬酔木(あしび)」が終刊したのち、三井甲之の編集により創刊。短歌のほ...
あかね‐いろ【茜色】
アカネの根で染めた色。沈んだ黄赤色。暗赤色。「夕陽が西の空を—に染める」
あかね‐ぐも【茜雲】
朝日や夕日を浴びて茜色に照り映える雲。
あかね‐さし【茜さし】
[枕]「茜さす」と同意で、連用形として動詞「照る」にかかる。「—照れる月夜(つくよ)に」〈万・二三五三〉
あかね‐さす【茜さす】
[枕]茜色に鮮やかに照り映える意から、「日」「昼」「紫」「君」などにかかる。「—日は照らせれど」〈万・一六九〉 「...
あかね‐すみれ【茜菫】
スミレ科の多年草。日当たりのよい山野に自生。高さ約10センチ。葉は心臓形で、根元から束になって出る。春、紅紫色の花...
あか‐ねずみ【赤鼠】
日本の代表的な野ネズミ。背は赤褐色、腹は白く、ハツカネズミよりやや大きい。
あかね‐ぞめ【茜染(め)】
アカネで赤く染めること。また、その染め物。
あかねぞら【あかね空】
山本一力の時代小説。江戸の豆腐屋夫婦を主人公にした作品。平成13年(2001)刊行。同年、第126回直木賞受賞。平...
あかねちゃんのなみだのうみ【アカネちゃんのなみだの海】
松谷みよ子による児童文学作品。平成4年(1992)刊行。「モモちゃん」シリーズの長編最終作(第6作)。第30回野間...
あかね‐とんぼ【茜蜻蛉】
アカトンボの別名。