あに【兄】
1 きょうだいのうち、年上の男。⇔弟。 2 《「義兄」とも書く》妻や夫の兄。また、姉の夫。義兄(ぎけい)。 3 (...
アニ
トルコ北東部の遺跡。ジョージア、アルメニアとの国境近くに位置する。10世紀に、カルスに代わってバグラト朝アルメニア...
あに【豈】
[副] 1 あとに推量を表す語を伴って、反語表現を作る。どうして…か。「価なき宝といふとも一坏(ひとつき)の濁れる...
あにい【兄い】
1 あに。 2 勇み肌の若者。また、その若者を呼ぶ語。「いなせな—」
あにいもうと
室生犀星の短編小説。川師の一家の粗野な愛を描く。昭和9年(1934)7月、雑誌「文芸春秋」に発表。成瀬巳喜男、今井...
あに‐うえ【兄上】
兄を敬っていう語。
アニオン
陰イオンのこと。⇔カチオン。
アニオン‐かいめんかっせいざい【アニオン界面活性剤】
⇒陰イオン界面活性剤
あに‐がわ【阿仁川】
秋田県中央北部を流れ、日本海に注ぐ米代(よねしろ)川の支流の一。森吉山に源を発し、鷹巣盆地西部で米代川に合流する。...
あに‐き【兄貴】
1 兄を敬って、または、親しんでいう語。 2 若者・職人・やくざなどの間で、勢力があり、頭株(かしらかぶ)に推され...
あにき【兄貴】
今江祥智の自伝的長編小説。昭和51年(1976)刊。昭和48年(1973)刊行の「ぼんぼん」の続編。
あに‐ぎみ【兄君】
兄を敬っていう語。
あに‐ご【兄御】
兄を敬っていう語。あにごぜ。⇔弟御。「—は何とかおはする」〈曽我・三〉
あに‐ごぜ【兄御前】
「あにご」に同じ。「いかに—聞こしめせ」〈謡・望月〉
アニサキス
回虫目アニサキス科の線虫。クジラ類の胃に寄生し、体長5〜8センチメートル。第1中間宿主はオキアミ類、第2中間宿主は...
アニサキス‐しょう【アニサキス症】
アニサキスという線虫が引き起こす感染症。アニサキスの幼虫がいる海産魚介類を生食し、数時間後に幼虫が胃壁や腸壁に食い...
あに‐さん【兄さん】
1 兄を親しみ敬っていう語。 2 芸人や職人が先輩を呼ぶ語。
あに‐じゃ【兄者/兄じゃ】
「兄者人」の略。 [補説]「者」は当て字。
あにじゃ‐ひと【兄者人】
《兄である人の意》兄を敬っていう語。兄上。「はて、—をまちがへてよいものか」〈伎・助六〉
アニス
セリ科の一年草。5月ごろ白い小花をつける。実は卵形をし、灰色または黄褐色で、ソースや製菓用の香辛料に利用。ギリシャ...
アニス‐ゆ【アニス油】
アニスの実を水蒸気蒸留して得られる油。甘い香りがあり、香料として、石鹸(せっけん)・ポマードやリキュール酒などに使用。
アニ‐ソン
《「アニメソング」の略》アニメ作品の主題歌や挿入歌。
アニチコフ‐きゅうでん【アニチコフ宮殿】
《Anichkov dvorets/Аничков дворец》ロシア連邦北西部、レニングラード州の都市サンクト...
アニチコフ‐ばし【アニチコフ橋】
《Anichkov most/Аничков мост》ロシア連邦北西部、レニングラード州の都市サンクトペテルブル...
アニック
英国イングランド北東部、ノーサンバーランド州の町。スコットランドとの境界近くに位置する。ノーサンバーランド公爵の居...
アニック‐ガーデン
英国イングランド北東部、ノーサンバーランド州の町アニックにある庭園。アニック城に隣接する。第12代ノーサンバーラン...
アニック‐じょう【アニック城】
《Alnwick Castle》英国イングランド北東部、ノーサンバーランド州の町アニックにある城。11世紀に造られ...
あに‐でし【兄弟子】
自分より先に同じ師や親方についた人。同門の先輩。⇔弟弟子。
アニトラのおどり【アニトラの踊り】
《原題、(ノルウェー)Anitras dans》グリーグの管弦楽曲。「ペールギュント」第1組曲の第3曲。イ短調。ア...
あに‐どうざん【阿仁銅山】
秋田県北秋田市南部の銅山。古くは金銀を産出、のち銅山として栄えた。昭和45年(1970)休山。
豈(あに)図(はか)らんや
(多く文末を「とは」で結ぶ)全く思いがけないことが起こったという気持ちを表す。意外にも。「—彼が犯人であったとは」
アニバーサリー
(ある出来事の)毎年の記念日。結婚記念日などにいう。
アニバーサリー‐はんのう【アニバーサリー反応】
⇒記念日反応
アニビエ‐たに【アニビエ谷】
《Val d'Anniviers》スイス南西部、バレー州、ローヌ川から南方のワリスアルプスに伸びる谷の一つ。サンリ...
あに‐ぶん【兄分】
1 仮に兄と定めた人。兄貴分。⇔弟分。 2 男色関係で、年上の者。念者(ねんじゃ)。「—への義理を立ててはこの山出...
アニマ
1 魂。霊魂。 2 精神医学者ユングの用語。男性の無意識の中にある女性的な面。→アニムス
アニマシー
1 言語学で、有生性。 2 ある対象に対して感じる生き物らしさ。生物・人工物を問わず、その視覚的な印象や動きなどか...
アニマティズム
霊魂や精霊が認知される以前に、自然界の諸事物に生命を認める段階があったとする説。アニミズムに対して、英国の人類学者...
アニマティクス
⇒アニマティック
アニマティック
映画製作の準備段階において、従来の絵コンテに相当する各カットの画面構成などを、簡単なコンピューターグラフィックスで...
アニマトロニクス
生物の形や動きを模倣するロボット技術。特殊撮影技術(SFX)の一で、実在する生物のほか、架空の生物や恐竜などの演出...
アニマのとり【アニマの鳥】
⇒春の城
はるのしろ【春の城】
阿川弘之の処女長編小説。第二次大戦下を生きた一青年の青春を描く。昭和27年(1952)刊。同年、第4回読売文学賞受...
アニマリズム
既成の道徳や倫理にとらわれず、本能的欲望の充足を追求しようとする文芸上の思想。日本では岩野泡鳴などの作品に見受けられる。
アニマル
1 動物。 2 獣(けだもの)のような人の意で、一つの行動に本能のように専念する人を軽蔑していう語。「エコノミック—」
アニマルアシステッド‐セラピー
動物との交流による心理療法。病院や介護施設、障害者施設などで、動物とのふれあいによる精神的影響を治療に役立てること...
アニマル‐ウエルフェア
⇒動物福祉
アニマル‐コレクター
⇒アニマルホーダー
アニマル‐スピリット
企業家の投資行動の動機となる、将来に対する主観的な期待。英国の経済学者ケインズが「雇傭・利子および貨幣の一般理論」...
アニマル‐セラピー
「アニマルアシステッドセラピー」の略。