あまかわ‐もち【雨皮持ち】
貴人の行列のとき、雨皮の管理をする役。
あま‐かんむり【雨冠】
⇒あめかんむり
あま‐がい【蜑貝】
アマオブネガイ科の巻き貝。潮間帯の岩礁にすむ。貝殻は球形で、殻径約1センチ。表面は黒く、三角形の白斑が散在する。ふ...
あま‐がいとう【雨外套】
雨天用の防水外套。レインコート。
あま‐がえる【雨蛙】
1 アマガエル科の両生類。体長3〜4センチ。体色は黄緑・灰褐色など周囲に応じて変化する。指には吸盤が発達。草原・林...
あま‐がき【甘柿】
木になっているままで甘くなる柿。御所柿・富有柿など。《季 秋》
あま‐がさ【雨笠】
雨降りの際に頭にかぶる笠。
あま‐がさ【雨傘】
雨降りの際にさす傘。
あまがさ‐うんどう【雨傘運動】
香港で2014年9月28日から79日間続いた民主化要求デモ。2017年の香港行政長官選挙をめぐって、中国中央政府が...
あまがさ‐かくめい【雨傘革命】
⇒雨傘運動
あまがさき【尼崎】
兵庫県南東部の市。古くからの港で、源義経が船出した大物浦(だいもつのうら)跡がある。もと松平氏の城下町。海岸は工業...
あまがさき‐し【尼崎市】
⇒尼崎
あまがさ‐ばんぐみ【雨傘番組】
(放送局で)悪天候で運動競技の試合が中止になり、中継できなくなったときに放送する代わりの番組。レインコート番組。
あまがさ‐へび【雨傘蛇】
コブラ科の毒蛇。全長1〜2メートルで、藍黒色と灰白色の輪紋がある。水辺や人家近くにすみ、夜行性。アジア南部に分布。
あまがたり‐うた【天語り歌】
上代歌謡の一。長編の宮廷寿歌。天語連(あまがたりのむらじ)が伝えたとも、伊勢の海人語部(あまがたりべ)が伝えたともいう。
あま‐ガッパ【雨ガッパ】
雨天のときに着るカッパ。
あま‐がつ【天児/天倪】
形代(かたしろ)として幼児のそばに置き、災厄を移し負わせる人形。後世は、幼児のはう姿をかたどった這子(ほうこ)をも...
あま‐が‐べに【天が紅】
残照に赤く染まった雲。夕焼け雲。おまんがべに。「下紅葉空にうつすや—/朝慶」〈玉海集〉
あま‐がみ【甘噛み】
[名](スル)飼い犬や飼い猫などが、人の指などを軽くかむこと。
あまぎ【甘木】
福岡県中部にあった市。甘木氏の寄進による安長寺の門前町に始まり、のち宿場町・市場町として栄えた。平成18年(200...
あま‐ぎ【雨着】
衣服の上に着て雨を防ぐもの。
あまぎごえ【天城越え】
歌謡曲。歌手、石川さゆりの代表曲。昭和61年(1986)発売。吉岡治作詞、弦哲也作曲。第28回日本レコード大賞金賞受賞。
あまぎ‐さん【天城山】
静岡県伊豆半島中東部の火山群。最高峰は万三郎岳で標高1405メートル。杉・檜(ひのき)などが茂り、江戸時代は幕府の...
あまぎ‐し【甘木市】
⇒甘木
あまぎ‐とうげ【天城峠】
伊豆半島中央部、伊豆市と河津(かわづ)町との境にある峠。標高840メートル。北伊豆と南伊豆とを結ぶ交通の要所で、峠...
あま‐ぎぬ【雨衣】
衣服の上に羽織って雨などを防いだ衣。古くは、表に油をひいた白絹で製したという。あまごろも。
あま‐ぎみ【尼君】
尼僧を敬っていう語。あまうえ。「吉野山に住む—を思ひやる」〈更級〉
あま‐ぎら◦う【天霧らふ】
[連語]《動詞「あまぎる」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」。上代語》雲や霧などで空一面が曇る。「—◦ひ降り来る雪の...
あま‐ぎり【雨霧】
小雨のような霧。また、霧のように細かい小雨。
あま‐ぎ・る【天霧る】
[動ラ四]雲や霧などのために空が曇る。「かきくもり—・る雪の古郷(ふるさと)をつもらぬさきに訪ふ人もがな」〈新古今・冬〉
あまくさ【天草】
熊本県西部、天草上島(あまくさかみじま)・下島(しもじま)の大半を占める市。天草学林跡などキリシタンの遺跡が多い。...
あまくさ‐いし【天草石】
熊本県天草下島で採掘され、陶磁器の原料となる良質の陶石。天草陶石。
あまくさ‐いっき【天草一揆】
⇒島原天草一揆 塚原渋柿園の歴史小説。明治39年(1906)6月から12月にかけて東京日日新聞に連載。単行本は明治...
あまくさ‐し【天草市】
⇒天草
あまくさ‐しだ【天草羊歯】
イノモトソウ科の常緑、多年生のシダ。千葉県以西の暖地の山中に自生。葉は根茎から束になって生え、柄は細く赤褐色でつや...
あまくさ‐しょとう【天草諸島】
熊本県宇土半島の南西にある島々。上島・下島・大矢野島を主島とし百余の島からなり、地理上は鹿児島県の長島なども含めて...
あまくさ‐しろう【天草四郎】
[1621〜1638]江戸初期のキリスト教信者。本名、益田時貞(ますだときさだ)。16歳で島原天草一揆の首領に推さ...
あまくさ‐とうせき【天草陶石】
⇒天草石
あまくさ‐ど【天草砥】
熊本県天草に産する上質の砥石(といし)。
あまくさ‐なだ【天草灘】
熊本県天草下島の西方一帯の海。イワシ・アジなどの漁場。
あまくさ‐の‐らん【天草の乱】
⇒島原天草一揆
あまくさ‐ばん【天草版】
16世紀末から、九州天草のイエズス会が刊行した活字版の本。「伊曽保物語」「平家物語」などがある。天草本。→キリシタン版
あまくさ‐ひこうじょう【天草飛行場】
熊本県天草市にある飛行場。設置・管理者は熊本県。平成12年(2000)開港。天草諸島下島(しもじま)の高台に位置す...
あま‐くだり【天下り/天降り】
[名](スル) 1 天上界から地上に降りてくること。また、その人。 2 上役からの、または官庁から民間への強制的な...
あまくだり‐しき【天下り式】
⇒天下り的
あまくだり‐てき【天下り的】
数学や物理の分野において、問題を解く上で必要な数式や概念を、根拠を明示せずに導入するさま。また、そのようなやり方。...
あまくだり‐びと【天降り人】
天上界から地上に降りてきた人。天人。「いづこなりし—ならむとこそ見ゆれ」〈枕・八八〉
あま‐くだ・る【天下る/天降る】
[動ラ五(四)] 1 天上界から地上に降りる。「金色(こんじき)の十字架の—・るさまを夢のように眺め候よし」〈芥川...
あま‐くち【甘口】
[名・形動] 1 比較的甘みの強い、または塩分や辛みをおさえた味加減。また、そのもの。「—の酒」⇔辛口。 2 甘い...
あまくに【天国】
8世紀初めごろ大和にいたという刀工。刀工の祖とされる。また、その製した刀剣。