あま‐みだい【尼御台】
「尼御台所(あまみだいどころ)」の略。
あま‐みだいどころ【尼御台所】
大臣・大将・将軍の妻で、出家した人。
あまみ‐どころ【甘味所/甘味処】
⇒かんみどころ
あまみ‐の‐くろうさぎ【奄美の黒兎】
ウサギの一種。ウサギ科の中では最も原始的な種類。体長約45センチ。耳は小さく、毛色は黒褐色。穴居性で夜間活動する。...
あまみ‐はぎ【火斑剝ぎ】
《「あまみ」はたき火にあたって足にできる斑点のこと》東北・北陸地方の正月行事。小正月に、鬼などの姿をした若者が各戸...
あま‐みや【尼宮】
出家して仏門に入った皇女。「故朱雀院の、とりわきてこの—の御事をば聞こえおかせ給ひしかば」〈源・宿木〉
あま‐め【甘め】
[名・形動] 1 甘さがやや強いこと。また、そのさま。「—に味をつける」 2 判定の基準や物事の度合いがややゆるい...
あまめ‐はぎ【火斑剝ぎ】
⇒あまみはぎ
あま‐も【甘藻】
アマモ科の多年草。砂の多い浅い海底に群生。根茎に甘みがある。茎は扁平で枝が分かれ、淡緑色。葉は線形で長さ0.5〜1...
あま‐もや【雨靄】
雨降りのときに立ちこめる靄。
あま‐もよ【雨催】
「あめもよ」に同じ。
あま‐もよい【雨催い】
今にも雨が降りだしそうな空のようす。雨模様。あめもよい。
あま‐もよう【雨模様】
「あめもよう」に同じ。
あま‐もり【雨漏り】
[名](スル)雨水が屋根の穴などから漏れて家の中に滴り落ちること。
あまもり‐ぢゃわん【雨漏り茶碗】
高麗(こうらい)茶碗の一。長年使っているうちに茶が釉(うわぐすり)の気泡にしみ込んでできた、紫鼠色のしみがあるもの...
あま‐やか【甘やか】
[形動][文][ナリ]甘い感じのするさま。「—な声」
あまやか・す【甘やかす】
[動サ五(四)]子供などを厳しくしつけないで、わがままにさせておく。「末っ子を—・して育てる」
あま‐やどり【雨宿り】
[名](スル)雨を避けるために、軒下などにしばらく身を寄せること。 [補説]書名別項。→雨やどり
あまやどり【雨やどり】
半村良の短編小説。昭和49年(1974)発表。同年、第72回直木賞受賞。新宿の裏通りのバーを舞台に描く男女の物語。...
あま‐やみ【雨止み】
1 雨が降りやむこと。「一人の下人が、羅生門の下で—を待っていた」〈芥川・羅生門〉 2 雨のやむのを待つこと。雨宿り。
あま・ゆ【甘ゆ】
[動ヤ下二]「あまえる」の文語形。
あま‐よ【雨夜】
雨の降る夜。
あま‐よけ【雨除け/雨避け】
1 雨にぬれるのを防ぐために覆いにするもの。あまおおい。「—の天幕」 2 雨宿り。
あまよ‐の‐しなさだめ【雨夜の品定め】
源氏物語の帚木(ははきぎ)の巻で、五月雨の一夜、光源氏や頭中将(とうのちゅうじょう)たちが女性の品評をする場面。雨...
あまよ‐の‐つき【雨夜の月】
雨雲に隠れた月。想像するだけで目には見えないもののたとえ。
あまよ‐の‐ほし【雨夜の星】
雨雲に隠れた星。あっても見えないもの、めったにないもののたとえ。
あま‐より【甘縒り】
糸などの縒りがよくかかっていないこと。また、その糸。
あま‐よろこび【雨喜び】
ひでり続きに雨が降ったのを喜び、仕事を休んで祝うこと。雨降り正月。雨祝い。あめよろこび。
アマラバティ
インド南東部、アンドラプラデシュ州の町。クリシュナ川下流部に位置する。密教発祥の地とされるアマラバティ大塔という南...
アマラプラ
ミャンマー中部の町。マンダレーの南約10キロメートル、イラワジ川とタウンタマン湖に面する。1783年から40年間、...
アマランサス
⇒アマランス1
アマランス
1 ヒユ科ヒユ属の植物の総称。特にそのうちのハゲイトウをさす。アマランサス。 2 酸性アゾ染料で、酸溶液に溶けて紫...
アマランタのよっつのうた【アマランタの四つの歌】
《原題、(イタリア)Quattro Canzoni d'Amaranta》トスティの歌曲集。全4曲。1907年作曲...
アマランテ
ポルトガル北部の都市。市街を流れるタメガ川にかかる石造橋が有名。縁結びで知られる守護聖人ゴンサーロを祭るサンゴンサ...
あまり【余り】
[名] 1 使ったり処理したりしたあとになお残ったもの。残り。余剰。「—の布切れ」「シチューの—を冷凍する」 2 ...
アマリアス‐おおどおり【アマリアス大通り】
《Leoforos Amalias/Λεωφόρος Αμαλίας》ギリシャの首都アテネの中心部にある大通り。ア...
あまり‐あ・る【余り有る】
[連語] 1 さらに十分な余裕がある。十分である。「功績が過失を償って—・る」 2 どんなに…してもまだ十分でない...
アマリエンボー‐きゅうでん【アマリエンボー宮殿】
《Amalienborg Slot》デンマークの首都コペンハーゲンにあるロココ様式の宮殿。1760年建造。1794...
あまり‐ごと【余り事】
余分なこと。また、分に過ぎたこと。「—をぞ思ひてのたまふ」〈源・真木柱〉
あまり‐さえ【剰へ】
[副]《「さえ」は副助詞》「あまつさえ」に同じ。「—疫癘(えきれい)うち添ひて」〈方丈記〉
あまり‐ちゃ【余り茶】
茶筒に使い残した茶。また、茶碗に飲み残した茶。「—には福がある。呑んでお休みなされ」〈浄・盛衰記〉
余(あま)りと言(い)えば
程度がひどいさま。常識を超えてひどく。あまりにも。「—厳しい仕打ち」
あまりにもさわがしいこどく【あまりにも騒がしい孤独】
《原題、(チェコ)Příliš hlučná samota》チェコの小説家、フラバルの小説。1976年、執筆。地下...
あまり‐べ【余り戸】
律令制下の村落制度で、50戸を「里」としたとき、それに満たない小集落。あまべ。あまるべ。
あまり‐もの【余り物】
1 不必要になった物。いらない物。 2 食べ残した物。残り物。
あまり‐もの【余り者】
まわりの人からもてあまされている者。邪魔者。厄介者。
余(あま)り物(もの)に福(ふく)がある
「残り物に福がある」に同じ。
あま‐りょう【雨竜/螭竜】
中国の想像上の動物。竜の一種。トカゲに似た大きなからだで、角はなく、尾が細長い。全身青黄色という。あまりゅう。
アマリリス
1 ヒガンバナ科ヒペアストルム属の植物を交配した園芸品種の総称。花の色は赤・淡紅・白色、縞(しま)模様などがある。...
アマリーナウ
ロシア連邦西部の都市カリーニングラードの一地区。市街中心部の西側の高台に位置する。第二次大戦中、大きな被害を受けな...