あみだいけ‐すじ【あみだ池筋】
大阪市の中央部を南北に走る道路の呼び名。なにわ筋と新なにわ筋の間を通る。
あみだ‐かぶり【阿弥陀被り】
《阿弥陀仏の光背のさまから》帽子などを、前を上げて斜めに傾けてかぶること。
あみだ‐がさ【阿弥陀笠】
笠の前を上げて、あみだかぶりにかぶること。「後しぶきに降る雨は、かたげて急ぐ—」〈浄・冥途の飛脚〉
あみだ‐が‐たき【阿弥陀ヶ滝】
岐阜県中西部、長良(ながら)川支流の最上流前谷川にある滝。落差約60メートルは東海一の名瀑といわれる。滝の裏側には...
あみだ‐が‐みね【阿弥陀ヶ峰】
京都市東部、東山三十六峰の一。もと山腹と山麓に阿弥陀堂があった。山頂に豊臣秀吉の墓がある。
あみだ‐きょう【阿弥陀経】
大乗経典。浄土三部経の一。1巻。402年ごろ、鳩摩羅什(くまらじゅう)が漢訳。釈迦が阿弥陀仏の西方浄土をたたえて、...
あみだ‐くじ【阿弥陀籤】
出費する人数に合わせて引いた平行線の一端に異なる金額を書いて隠しておき、各自が引き当てた金額を出し合う仕組みのくじ...
あみだ‐こう【阿弥陀講】
阿弥陀仏の功徳をたたえ、その来迎(らいごう)を願う法会。迎え講。往生講。
あみだ‐ごう【阿弥陀号】
中世以降、浄土宗・時宗の僧や画工・仏師・能役者などの名の下に「阿弥陀仏」「阿弥」「阿」などと付けたもの。世阿弥・行...
あみだ‐ごま【阿弥陀護摩】
「阿弥陀法」に同じ。
あみだ‐さんぞん【阿弥陀三尊】
阿弥陀仏と、その脇侍(きょうじ)として控える左の観世音菩薩と右の勢至(せいし)菩薩の3体の仏像。弥陀三尊。
あみだ‐じ【阿弥陀寺】
山口県下関市阿弥陀寺町にあった真言宗の寺。安徳天皇が葬られ、中世までは浄土宗。明治8年(1875)、寺を廃して赤間...
あみ‐だ・す【編(み)出す】
[動サ五(四)] 1 編みはじめる。「セーターを—・す」 2 工夫して、新しい方法やものを独自に作り出す。「新技術...
あみだ‐どう【阿弥陀堂】
1 阿弥陀仏を本尊として安置する堂。 2 利休好みの茶の湯釜の一。豊臣秀吉の供で有馬温泉へ出かけた千利休が、阿弥陀...
あみだどうだより【阿弥陀堂だより】
南木佳士の長編小説。平成7年(1995)刊。平成14年(2002)、小泉堯史監督により映画化。
あみ‐だな【網棚】
電車・バスなどの座席の上方に、乗客の携帯品をのせるために設けた網張りの棚。 [補説]現在では金属製やプラスチック製...
あみだ‐にょらい【阿弥陀如来】
阿弥陀仏の尊称。
阿弥陀(あみだ)の光(ひかり)も金次第(かねしだい)
《「阿弥陀の光」は、阿弥陀如来の御利益(ごりやく)》仏様の御利益も賽銭(さいせん)の多寡で決まるの意で、金の威光の...
あみだのむねわり【阿弥陀胸割】
古浄瑠璃。本地物(ほんじもの)。六段。六字南無右衛門作といわれ、慶長19年(1614)上演の記録がある。他人の難病...
あみだ‐ひじり【阿弥陀聖】
空也(くうや)上人の異名。 平安末期から鎌倉期にかけて、阿弥陀仏の名を唱えて、人々を勧化(かんげ)した法師。あみだ...
あみだ‐ぶ【阿弥陀仏】
「あみだぶつ」の音変化。
あみだ‐ぶつ【阿弥陀仏】
《(梵)Amitābha(無量光仏と訳)Amitāyus(無量寿仏と訳)の音写から》西方浄土の教主。すべての衆生を...
あみだ‐ほう【阿弥陀法】
密教で、阿弥陀仏を本尊として、和合・滅罪、また死者の救いを祈るために行う修法。阿弥陀護摩。
あみだ‐ぼとけ【阿弥陀仏】
「あみだぶつ」に同じ。
あみだ‐まんだら【阿弥陀曼荼羅】
阿弥陀仏を中心として構成された曼荼羅。
阿弥陀(あみだ)も銭(ぜに)ほど光(ひか)る
阿弥陀仏の御利益も賽銭(さいせん)の多少に影響される。金銭の威力をいう。
あみだ‐わり【阿弥陀割(り)】
阿弥陀仏の後光のように、町の中央部から放射線状に道路を設けるやり方。
あみ‐てん【網点】
印刷で、規則的に並んだ小さな点。点の大小で濃淡を表現する。→網版
あみ‐トポロジー【網トポロジー】
《network topology》⇒ネットワークトポロジー
あみ‐ど【網戸】
虫を侵入させずに涼をとるために窓や出入り口に取り付ける、網を張った戸。《季 夏》
あみ‐ど【編(み)戸】
細い竹や木などを編んだ戸。
アミド
1 アミノ基-NH2とアシル基RCO-とが結合したRCONH-で表される基。 2 アンモニアNH3の水素原子1個を...
アミドキシム‐き【アミドキシム基】
重金属を吸着する機能を持つ高分子有機材料。ポリエチレンなどの基材に電子線照射などの方法で導入され、海水中に溶存する...
アミド‐けつごう【アミド結合】
アミノ基とカルボキシル基が脱水縮合してできた化学結合。酸アミド結合。
網(あみ)呑舟(どんしゅう)の魚(うお)を漏(も)らす
《「史記」酷吏伝から》網の目が粗いために、舟をのむほどの大魚までも逃す。法律が大まかであるために大罪人を逃してしま...
網(あみ)無(な)くて淵(ふち)をのぞくな
《「淮南子(えなんじ)」説林訓から》網の用意がなくては、淵をのぞいても魚はとれない。十分な努力や用意なしには成功は...
あみ‐ぬし【網主】
「網元(あみもと)」に同じ。
あみの【網野】
京都府北部、京丹後市の地名。丹後半島の付け根にあり、日本海に臨む。離(はなれ)湖・琴引(ことびき)浜などの景勝地が...
アミノ
-NH2で表される一価の基。アミノ基。
アミノ‐アルコール
アミノ基とヒドロキシ基をもつ有機化合物の総称。アミンとアルコール両方の性質をもつ。医薬品、化粧品の保湿剤として使用...
アミノカルボニル‐はんのう【アミノカルボニル反応】
⇒メイラード反応
アミノ‐き【アミノ基】
⇒アミノ
アミノき‐てんいこうそ【アミノ基転移酵素】
⇒トランスアミナーゼ
アミノグリコシドけい‐こうせいぶっしつ【アミノグリコシド系抗生物質】
《amino-glycoside antibiotics》アミノ基と配糖体を有する抗生物質の総称。ストレプトマイシ...
アミノ‐さん【アミノ酸】
分子内にアミノ基-NH2とカルボキシル基-COOHとをもつ有機化合物の総称。カルボキシル基の結合している炭素原子に...
アミノさん‐ざんき【アミノ酸残基】
たんぱく質分子上で、そのたんぱく質を構成しているアミノ酸の1単位に当たる部分。
アミノさん‐しょうゆ【アミノ酸醤油】
脱脂大豆などを化学的に分解したアミノ酸を主にしてつくった醤油。また、アミノ酸を加えた醤油。
アミノさん‐はいれつ【アミノ酸配列】
たんぱく質を構成するアミノ酸の並ぶ順序。生体内において、DNAの塩基配列によって順序が決まり、たんぱく質の機能発現...
アミノ‐じゅし【アミノ樹脂】
アミノ基をもつ化合物とホルムアルデヒドとの縮合反応によって得られる合成樹脂の総称。ユリア樹脂・メラミン樹脂など。
アミノトランスフェラーゼ
⇒トランスアミナーゼ