あま‐べ【余戸】
「あまりべ」に同じ。
あま‐べ【海部/海人部】
上代、海産物を上納し、航海技術をもって朝廷に仕えた部民。阿曇連(あずみのむらじ)の領有支配を受け、淡路・阿波・吉備...
あま‐ほうし【尼法師】
出家した女性。尼。尼僧。
あま‐ぼし【甘干し】
1 甘くするために、渋柿の皮をむいて少し日に干すこと。また、その柿。甘干し柿。《季 秋》 2 魚を生干しにしたもの。
あま‐ま【雨間】
雨が降りやんでいる間。あまあい。「—というものがすこしもなく」〈藤村・夜明け前〉
あままゆ‐の‐くるま【雨眉の車】
屋形の軒が唐破風(からはふ)に似たつくりの牛車(ぎっしゃ)。上皇・親王・摂政・関白などが、直衣(のうし)を着たとき...
あま‐み【甘み/甘味】
1 甘い味。甘さの程度。甘さ。「この梨は—がある」 2 甘い味の食べ物。特に菓子。かんみ。「—に目がない」 [補説...
あまみ【奄美】
鹿児島県、奄美大島にある市。大島紬(つむぎ)の主産地。黒糖焼酎造りも盛ん。平成18年(2006)3月に名瀬市・住用...
あまみ‐おおしま【奄美大島】
奄美群島の主島。→大島
あまみきゅ
沖縄の開闢(かいびゃく)神話に登場する始祖神。女神。男神「しねりきゅ」とともに天降り、沖縄の国土を形成。また、海の...
あまみ‐くうこう【奄美空港】
鹿児島県奄美市にある空港。地方管理空港の一。昭和39年(1964)開港。奄美大島の東端に位置する。
あまみ‐ぐんとう【奄美群島】
鹿児島県薩南諸島の南部を占める島々。大島を主島として、喜界島(きかいじま)・徳之島・沖永良部(おきのえらぶ)島・与...
あまみぐんとう‐こくていこうえん【奄美群島国定公園】
鹿児島県、奄美群島にあった国定公園。昭和49年(1974)国定公園に指定、平成29年(2017)新規に国立公園に指...
あまみぐんとう‐こくりつこうえん【奄美群島国立公園】
鹿児島県、奄美群島に広がる国立公園。奄美大島南部のリアス海岸・喜界(きかい)島の隆起サンゴ礁地形・沖永良部(おきの...
あまみ‐し【奄美市】
⇒奄美
あまみ‐しょとう【奄美諸島】
⇒奄美群島
あま‐みず【雨水】
降る雨の水。また、雨が降ってたまった水。天水(てんすい)。うすい。
あま‐みそ【甘味噌】
塩を少なめにした味噌。⇔辛味噌(からみそ)。
あま‐みだい【尼御台】
「尼御台所(あまみだいどころ)」の略。
あま‐みだいどころ【尼御台所】
大臣・大将・将軍の妻で、出家した人。
あまみ‐どころ【甘味所/甘味処】
⇒かんみどころ
あまみ‐の‐くろうさぎ【奄美の黒兎】
ウサギの一種。ウサギ科の中では最も原始的な種類。体長約45センチ。耳は小さく、毛色は黒褐色。穴居性で夜間活動する。...
あまみ‐はぎ【火斑剝ぎ】
《「あまみ」はたき火にあたって足にできる斑点のこと》東北・北陸地方の正月行事。小正月に、鬼などの姿をした若者が各戸...
あま‐みや【尼宮】
出家して仏門に入った皇女。「故朱雀院の、とりわきてこの—の御事をば聞こえおかせ給ひしかば」〈源・宿木〉
あま‐め【甘め】
[名・形動] 1 甘さがやや強いこと。また、そのさま。「—に味をつける」 2 判定の基準や物事の度合いがややゆるい...
あまめ‐はぎ【火斑剝ぎ】
⇒あまみはぎ
あま‐も【甘藻】
アマモ科の多年草。砂の多い浅い海底に群生。根茎に甘みがある。茎は扁平で枝が分かれ、淡緑色。葉は線形で長さ0.5〜1...
あま‐もや【雨靄】
雨降りのときに立ちこめる靄。
あま‐もよ【雨催】
「あめもよ」に同じ。
あま‐もよい【雨催い】
今にも雨が降りだしそうな空のようす。雨模様。あめもよい。
あま‐もよう【雨模様】
「あめもよう」に同じ。
あま‐もり【雨漏り】
[名](スル)雨水が屋根の穴などから漏れて家の中に滴り落ちること。
あまもり‐ぢゃわん【雨漏り茶碗】
高麗(こうらい)茶碗の一。長年使っているうちに茶が釉(うわぐすり)の気泡にしみ込んでできた、紫鼠色のしみがあるもの...
あま‐やか【甘やか】
[形動][文][ナリ]甘い感じのするさま。「—な声」
あまやか・す【甘やかす】
[動サ五(四)]子供などを厳しくしつけないで、わがままにさせておく。「末っ子を—・して育てる」
あま‐やどり【雨宿り】
[名](スル)雨を避けるために、軒下などにしばらく身を寄せること。 [補説]書名別項。→雨やどり
あまやどり【雨やどり】
半村良の短編小説。昭和49年(1974)発表。同年、第72回直木賞受賞。新宿の裏通りのバーを舞台に描く男女の物語。...
あま‐やみ【雨止み】
1 雨が降りやむこと。「一人の下人が、羅生門の下で—を待っていた」〈芥川・羅生門〉 2 雨のやむのを待つこと。雨宿り。
あま・ゆ【甘ゆ】
[動ヤ下二]「あまえる」の文語形。
あま‐よ【雨夜】
雨の降る夜。
あま‐よけ【雨除け/雨避け】
1 雨にぬれるのを防ぐために覆いにするもの。あまおおい。「—の天幕」 2 雨宿り。
あまよ‐の‐しなさだめ【雨夜の品定め】
源氏物語の帚木(ははきぎ)の巻で、五月雨の一夜、光源氏や頭中将(とうのちゅうじょう)たちが女性の品評をする場面。雨...
あまよ‐の‐つき【雨夜の月】
雨雲に隠れた月。想像するだけで目には見えないもののたとえ。
あまよ‐の‐ほし【雨夜の星】
雨雲に隠れた星。あっても見えないもの、めったにないもののたとえ。
あま‐より【甘縒り】
糸などの縒りがよくかかっていないこと。また、その糸。
あま‐よろこび【雨喜び】
ひでり続きに雨が降ったのを喜び、仕事を休んで祝うこと。雨降り正月。雨祝い。あめよろこび。
アマラバティ
インド南東部、アンドラプラデシュ州の町。クリシュナ川下流部に位置する。密教発祥の地とされるアマラバティ大塔という南...
アマラプラ
ミャンマー中部の町。マンダレーの南約10キロメートル、イラワジ川とタウンタマン湖に面する。1783年から40年間、...
アマランサス
⇒アマランス1
アマランス
1 ヒユ科ヒユ属の植物の総称。特にそのうちのハゲイトウをさす。アマランサス。 2 酸性アゾ染料で、酸溶液に溶けて紫...