あらきだ【荒木田】
姓氏の一。伊勢神宮の神主一族の名。 [補説]「荒木田」姓の人物荒木田久老(あらきだひさおゆ)荒木田守武(あらきだも...
あらきだ‐ひさおゆ【荒木田久老】
[1747〜1804]江戸後期の国学者・歌人。伊勢内宮の神官。号、五十槻園(いつきぞの)。賀茂真淵(かものまぶち)...
あらきだ‐もりたけ【荒木田守武】
[1473〜1549]室町後期の連歌・俳諧師。伊勢内宮の神官。宗祇(そうぎ)、猪苗代兼載(いなわしろけんさい)に連...
あらきだ‐れいじょ【荒木田麗女】
[1732〜1806]江戸後期の女流文学者。伊勢の人。本名、隆。号は紫山。著に歴史物語「池の藻屑(もくず)」「月の...
アラキドノイルエタノールアミド
⇒アナンダミド
アラキドン‐さん【アラキドン酸】
《arachidonic acid》1分子内に4個の二重結合をもつ不飽和脂肪酸。動物の脂質中に含まれ、プロスタグラ...
あらき‐の‐みや【殯の宮】
「あらき」のための仮の御殿。もがりのみや。
あらき‐またえもん【荒木又右衛門】
[1599〜1637]江戸前期の剣客。伊賀国荒木村の人。寛永11年(1634)伊賀上野で妻の弟源太夫のかたきを討つ...
あらき‐むらしげ【荒木村重】
[?〜1586]安土桃山時代の武将・茶人。摂津の人。織田信長に従ったが、背いて地位を失った。のち、道薫(どうくん)...
あらき‐りゅう【荒木流】
1 馬術の流派の一。室町末期の荒木元清を祖とする。 2 柔術の流派の一。室町末期の荒木無人斎秀縄(ひでつな)を祖と...
あら‐ぎも【荒肝】
荒々しい心。また、きも。きもったま。
荒肝(あらぎも)を抜(ぬ)・く
相手を非常に驚かす。びっくりさせ恐れさせる。度胆(どぎも)を抜く。荒肝を拉(ひし)ぐ。「自分は先ず—・かれてしまっ...
荒肝(あらぎも)を拉(ひし)・ぐ
「荒肝を抜く」に同じ。「赤シャツの—・いでやろうと考え付いた」〈漱石・坊っちゃん〉
あら‐ぎょう【荒行】
僧や山伏などが激しい苦しみに耐えて行う修行。
あら‐ぎり【粗切り/荒切り】
1 粗く大ざっぱに切ること。また、切ったもの。 2 戦陣で、先頭の兵士が敵を切りたてながら進むこと。「いでいで武蔵...
あら・く【散く/粗く】
[動カ下二]「あらける」の文語形。
あら‐くち【新口】
新しく醸造した酒を初めて桶(おけ)から出して飲むこと。初飲み。
アラクネ
ギリシャ神話の女性で織物の名手。その腕前を自慢したことでアテナの怒りを買い、クモに変えられた。
あら‐くま・し【荒くまし】
[形シク] 1 ごつごつしている。「枝ざしなどは、いと手触れにくげに—・しけれど」〈枕・四〇〉 2 荒っぽい。粗暴...
あら‐くもし・い【荒くもしい】
[形]《中世から近世にかけての口語》「あらくまし」に同じ。「あの—・い弁慶と判官殿のお契りやった事があるぞ」〈虎明...
アラクリハン‐メドレセ
ウズベキスタン西部、ホラズム州の都市ヒバにあるイスラム教の神学校。イチャンカラ(内城)と呼ばれる旧市街の東端に位置...
あら‐く・る【荒くる】
[動ラ下二]「あらくれる」の文語形。
あらくれ
徳田秋声の長編小説。大正4年(1915)発表。勝気なお島が、本能の赴くままに生きようと男から男へと渡り歩き傷ついて...
あら‐くれ【荒くれ】
気性や振る舞いが荒々しいこと。また、その人。「—男」 [補説]書名別項。→あらくれ
あらくれ‐た【荒くれた】
[連語]《動詞「荒くれる」の連用形+完了の助動詞「た」》「荒くれる」に同じ。「—船乗り」
あらくれ‐もの【荒くれ者】
気性が荒く、振る舞いの乱暴な者。
あら‐く・れる【荒くれる】
[動ラ下一][文]あらく・る[ラ下二](多く「あらくれた」の形で用いる)気質が荒く、乱暴に振る舞う。「—・れた男た...
あらくろ‐ずり【荒くろ摺り】
東北地方で小正月に行う予祝行事の一。雪の上で、田植えのときに行う代田(しろた)を摺(す)る作業のまねをし、豊作を祈...
あら‐ぐし【粗櫛】
歯の並び方の粗い櫛。髪のもつれをとくのに用いる。ときぐし。
あら‐けずり【粗削り/荒削り】
[名・形動](スル) 1 木などをざっと削ること。また、そのもの。「—した材木」 2 物事の質や内面などが洗練され...
あらけ‐な・い【荒気ない】
[形][文]あらけな・し[ク]《「ない」は意味を強める接尾語》ひどく荒々しい。粗暴である。「屯所(たむろじょ)へ引...
あら・ける【散ける/粗ける】
[動カ下一][文]あら・く[カ下二] 1 間を離す。ちらばらせる。特に、火や灰などをかき広げる。「ぷすぷすけぶる雑...
あら・げる【荒げる】
[動ガ下一]「あららげる(荒らげる)」の変化した語。「声を—・げる」
あら‐こ【粗粉】
粒の粗いみじん粉。干菓子の材料とする。
あら‐こ【粗籠】
編み目の粗いかご。「まめならむ人ひとりを—に乗せすゑて」〈竹取〉
アラゴ
[1786〜1853]フランスの物理学者・天文学者。偏光を発見し、光の波動説の確立に貢献。渦電流による電磁誘導を測...
アラゴアス
ブラジル北東部にある州。州都マセイオが保養地として観光客を集めている。
あら‐ごし【粗漉し】
[名](スル) 1 目の粗い水こし。 2 粗い目でこすこと。また、こしたもの。
あら‐ごと【荒事】
1 歌舞伎で、武士や鬼神などの荒々しさを誇張して演じること。また、その演出様式やそれを演じる狂言。創始者とされる初...
あらごと‐し【荒事師】
1 歌舞伎で、荒事を得意とする役者。 2 荒っぽい仕事をする人。
アラゴナイト
⇒霰石(あられいし)
あら‐ごなし【荒熟し/粗熟し】
[名](スル) 1 細かい粉にする前に、まず粗めに砕くこと。 2 本格的に取りかかる前に、おおまかに処理しておくこ...
アラゴネーゼ‐じょう【アラゴネーゼ城】
《Castello Aragonese》⇒アラゴン城
アラゴ‐の‐えんばん【アラゴの円板】
銅やアルミの円板に磁石を近づけ、磁石を回転すると円板も回転する現象。逆に、回転する円板の上に磁針をかざすと、磁針も...
アラゴ‐の‐かいてんばん【アラゴの回転板】
⇒アラゴの円板
あら‐ごま【荒駒】
馴(な)らされていない馬。また、気の荒い馬。
あら‐ごも【粗薦/荒薦】
粗く編んだこもむしろ。祭礼神事にも使う。
アラゴン
スペイン北東部にある自治州。州都はサラゴサ。11世紀前期にアラゴン王国が成立。1479年、カスティーリャ王国と合併...
アラゴン
[1897〜1982]フランスの詩人・小説家。ダダイスム・シュールレアリスム運動を経て共産主義に転じ、第二次大戦中...
アラゴン‐じょう【アラゴン城】
《Castello Aragonese》 イタリア南部、プーリア州の都市タラントにある城。東ローマ帝国支配下の10...