アレスティング‐ワイヤ
航空母艦の飛行甲板に張られた、艦上機の着艦を補助する鋼索。着艦方向と直交して張られ、航空機がアレスティングフックで...
あれ‐た【荒れ田】
耕作しないで放置してある田。あらた。「ささめ刈る—の沢に立つ民も身のためにこそ袖は濡るらめ」〈千載・恋五〉
あれ‐だ・つ【荒れ立つ】
[動タ五(四)]《「あれたつ」とも》荒々しくなる。荒くなる。「波が—・つ」
あれ‐ち【荒れ地】
1 以前は田畑・宅地であったところで、今は荒れたままになっている土地。 2 未開拓の土地。また、耕作に適さない土地...
あれち【荒地】
《原題The Waste Land》T=S=エリオットの長編詩。1922年発表。第一次大戦後の精神的風土の荒廃とそ...
あれち‐うり【荒地瓜】
ウリ科の蔓性(つるせい)の一年草。雌雄同株で、夏から秋にかけて黄白色の小花をつける。果実は楕円形で表面に鋭いとげが...
あれちのかぞく【荒地の家族】
佐藤厚志の小説。令和4年(2022)発表。東日本大震災後の宮城県南部を舞台に、造園業を営む男性の暮らしを描く。第1...
あれち‐のぎく【荒地野菊】
キク科の一年草。道端や荒れ地に生え、高さ30〜60センチ。全体に白い毛がある。葉は灰緑色で、細い。夏、黄色を帯びた...
あれっ‐きり
[副] 1 かつて経験した事柄を、その時を最後として一度もしていないさま。あの時だけで。あれきり。「あの人には—会...
スカルラッティ
(Alessandro 〜)[1660〜1725]イタリアの作曲家。多数のオペラ・オラトリオなどを作曲し、イタリア...
アレッチ‐ひょうが【アレッチ氷河】
《Aletschgletscher》スイス中南部にあるヨーロッパ最長の氷河。全長約22キロメートル。ユングフラウの...
アレッチホルン
スイス中南部、ベルナーアルプスの高峰の一つ。標高4195メートル。ヨーロッパ最長最大のアレッチ氷河で有名。2001...
アレッツォ
イタリア中部、トスカーナ州の都市。エトルリア人の町に起源し、古代ローマの植民都市が置かれた。11世紀に自治都市にな...
アレッツォ‐だいせいどう【アレッツォ大聖堂】
《Duomo di Arezzo》イタリア中部、トスカーナ州の都市アレッツォにあるゴシック様式の大聖堂。正式名称は...
アレッピー
インド南部、ケララ州の都市。コーチの南約60キロメートルに位置し、アラビア海と潟湖(せきこ)のベンバナード湖と運河...
カルペンティエール
[1904〜1980]キューバの小説家・評論家。独裁政権に反対してフランスに亡命し、シュールレアリスムの影響を受け...
アレッポ
シリア北西部の商業都市。古来、東西貿易の中継地。繊維工業が盛ん。アレッポ城や巨大なスーク、モスクなどがあり、198...
アレッポ‐じょう【アレッポ城】
《Aleppo Citadel》シリア北西部の都市アレッポの旧市街にあるアラブ式城砦。紀元前10世紀に丘の地形を利...
あ‐れつ【あ列/ア列】
「あ段」に同じ。
あれ‐つ・ぐ【生れ継ぐ】
[動ガ四]代々生まれ継ぐ。次々に生まれる。「神代より—・ぎ来れば人さはに国には満ちて」〈万・四八五〉
あれ‐てい【彼体】
あのくらい。あの程度。あのざま。多く対象を見下していう。「女房これを聞き…、—の者をば、すかさばやと思ひ」〈伽・物...
アレトゥーザ‐の‐いずみ【アレトゥーザの泉】
《Fonte Aretusa》イタリア南部、シチリア島、シチリア自治州の都市シラクサの旧市街(オルティジア島)にあ...
あれ‐どめ【荒れ止め】
皮膚の荒れるのを防ぐこと。また、そのために塗る化粧品・薬品類。
アレナス
[1943〜1990]キューバの詩人・小説家。自国では作品の多くが発売禁止となり、1973年には投獄された。198...
あれ‐なり
1 もとのままで変わらないこと。あのまま。「その問題は—になっている」 2 相応であること。「あれは—におもしろい...
アレナルかざん‐こくりつこうえん【アレナル火山国立公園】
《Parque Nacional Volcán Arenal》コスタリカ中北部、アラフエラ県のティララン山脈北端、...
あれ‐に
[代]《代名詞「あれ」+格助詞「に」から》二人称の人代名詞。あなた。敬意はあまり高くない。「なかなか、—はどちへ行...
アレニウス
[1859〜1927]スウェーデンの物理化学者。電場をかけなくても電解質が水中でイオンに解離しているとする電離説を...
吾(あれ)にも非(あら)◦ず
われを忘れて、呆然としているさま。
あれねずみ【荒れ鼠】
地歌。作物(さくもの)。作者未詳。宝暦年間(1751〜1764)に成立。鼠の大将が家来に指図していると、猫が登場し...
あれ‐の【荒れ野】
荒れ果てた野。こうや。あらの。
あれの‐の‐よんじゅうねん【荒れ野の四十年】
ドイツの大統領リヒャルト=フォン=ワイツゼッカーが1985年5月8日に国会で行った演説の題目。「過去に目を閉ざす者...
あれはたれ‐どき【彼は誰時】
《あれは誰か見分けがつかない薄暗い時分の意》夕方。かわたれどき。たそがれどき。「—なるに、ものの調べどもおもしろく...
あれ‐はだ【荒れ肌/荒れ膚】
脂肪分が少ないためにかさかさしている皮膚。
あれ‐は・てる【荒れ果てる】
[動タ下一][文]あれは・つ[タ下二]すっかり荒れてしまう。荒廃する。「—・てた故郷の家」「—・てた生活」
アレハンドロデフンボルト‐こくりつこうえん【アレハンドロデフンボルト国立公園】
《Parque Nacional Alejandro de Humboldt》キューバ東部にある国立公園。グアンタ...
あれ‐ば【荒れ場】
1 荒れ果てている土地。年貢を取り立てられない荒れ地。 2 歌舞伎で、主人公が大立ち回りを演じる場面。修羅場(しゅ...
アレバ
国際的に事業を展開するフランスの原子力産業複合企業。政府の持株会社として2001年に設立。傘下に核燃料製造・再処理...
アレピー
⇒アレッピー
アレフ
1 ヘブライ語アルファベットの第1字。アーレフ。 2 集合論で、連続体の濃度を表す記号。連続体濃度の呼び名でもある。
あれ‐ほうだい【荒れ放題】
[名・形動]荒れるままにしてあること。また、そのさま。「—な(の)庭」「—な(の)家庭」
あれ‐ほど【彼程】
あの程度。あれくらい。あんなに。副詞的にも用いる。「—の人物はほかにいない」「—注意したのに言うことを聞かない」
あれ‐ま・す【生れます】
[連語]《動詞「あ(生)る」の連用形+尊敬の補助動詞「ます」》お生まれになる。「橿原(かしはら)のひじりの御代(み...
あれ‐もよう【荒れ模様】
1 天候の状態が悪くなりそうな気配。「山は—だ」「—の空」 2 人の機嫌や会場の雰囲気などが悪そうな、また、悪くな...
あれ‐や【荒れ屋】
すっかりいたんだ家。あばらや。「無人の—」
彼(あれ)や此(こ)れや
いろいろ。さまざま。あれこれ。「—と心配する」
あれ‐よ
[感]驚きうろたえたときに発する語。「そばを探れどもおはせざりければ—あれとぞあきれける」〈平家・九〉
あれよ‐あれよ
[感]驚き、はらはらするときに発する語。「—といううちに値が上がった」
あれ‐ら【彼等】
[代]遠称の指示代名詞。あの者ども。あの人ら。「—も世の中には有るにや、無きにやあらん」〈宇津保・国譲上〉
あ・れる【荒れる】
[動ラ下一][文]あ・る[ラ下二] 1 風・波・天候などが穏やかでなくなる。「海が—・れる」 2 態度・行動などが...