いちばつ‐ひゃっかい【一罰百戒】
罪を犯した一人を罰することによって、他の大勢の戒めにすること。
いちば‐まち【市場町】
市の立つ所に発達した市街。
いち‐ばん【一番】
[名] 1 順序・番号の最初。また、最初のもの。「—電車」 2 最も優れているもの。また、最も大切なこと。「—の成...
いちばん‐ウッド【一番ウッド】
ゴルフのウッドクラブで、ドライバーのこと。1W。
いちばん‐かん【一番館】
封切りの映画を上映する映画館。封切り館。→二番館
いちばん‐がけ【一番駆け】
1 戦場で、いちばん先に敵陣に突っ込んで戦うこと。また、その人。 2 人に先んじてすること。また、その人。いちはながけ。
いちばん‐くび【一番首】
その戦場で、最初に打ち取った敵の首。
いちばん‐ぐさ【一番草】
田植えのあとの1回目の除草。
いちばん‐こ【一番子】
1 最初に生まれた子。長子。 2 家畜や養魚などで、その繁殖期間中、最初に出生・孵化(ふか)したもの。
いちばん‐しゅっせ【一番出世】
相撲の新弟子のうちで、最初に前相撲に合格した者。次場所で序の口に上がることが中日(なかび)8日目に披露される。
いちばん‐しょうぶ【一番勝負】
ただ1回だけで決める勝負。
いちばん‐せんじ【一番煎じ】
薬湯・茶などで最初に煎じ出したもの。→二番煎じ
いちばん‐ぞこ【一番底】
株式相場や為替相場などの下降局面において、何度かある安値のうち最初に付けた安値。またはその状況。→底値 →二番底 ...
いちばん‐ぞなえ【一番備え】
敵に向かって最も前に配置される部隊。一番手。先陣。
いちばん‐だいこ【一番太鼓】
1 相撲の興行で、開場を知らせて打つ太鼓。 2 江戸時代、歌舞伎の顔見世興行の初日の八つ時(午前2時ごろ)に打った...
いちばん‐だし【一番出し】
鰹節(かつおぶし)と昆布を材料にして、最初にとるだし。吸い物や蒸し物に用いる。
いちばん‐ちゃ【一番茶】
1 その年の最初に摘み取って作った茶。品質が最もよい。《季 春》 2 最初に入れた茶。
いちばん‐て【一番手】
1 戦いで、最初に敵に当たる部隊。 2 先頭に立って物事を行うこと。また、その人。「交渉の—に立つ」 3 勝負や地...
いちばん‐ていとう【一番抵当】
一つの不動産物件に対して二つ以上の抵当権があるとき、その抵当権設定の登記が最初にされているもの。債務の弁済が優先的...
いちばん‐てんじょう【一番天井】
株式相場や為替相場などの上昇局面において、何度かある高値のうち最初に付けた高値。またはその状況。→天井値 →二番天...
いちばん‐でし【一番弟子】
1 弟子の中で、最も早くその師匠についた者。 2 弟子のなかで最もすぐれた者。
いちばん‐どり【一番鶏】
夜明け方に最初に鳴く鶏。また、その声。
いちばん‐のり【一番乗り】
[名](スル) 1 戦場で、第一番に敵陣や敵城に攻め込むこと。また、その人。 2 ある場所に最初に到着すること。ま...
いちばん‐ぶろ【一番風呂】
沸かしたてで、まだだれも入っていない風呂。また、その風呂に入ること。
いちばん‐ぼし【一番星】
夕空に最初に輝きだす星。
いちばん‐め【一番目】
1 順序の最初。第一番。 2 歌舞伎で、1日の興行の最初の狂言。古くは四番続き・五番続きなどの通し狂言の一番目をさ...
いちばんめ‐もの【一番目物】
1 歌舞伎で、時代物の狂言のこと。多く1番目に演じたのでいう。 2 能で、脇能のこと。五番立ての正式な能組で「翁(...
いちばん‐やり【一番槍】
1 戦場で最初に敵陣に槍を突き入れること。また、その人。 2 最初に手柄をたてること。また、その人。
いちばん‐れっしゃ【一番列車】
その日の最初に発車する列車。
いち‐ひめ【市姫】
市場を守護する女神。市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)をいう。
一(いち)姫(ひめ)二(に)太郎(たろう)
子をもつには、最初は育てやすい女の子で、次は男の子がよいという言い伝え。 [補説]近年、俗に「女ひとりと男ふたりの...
いち‐び【市日】
定期的に市の立つ日。
いちび【𦯶麻/青麻】
アオイ科の一年草。高さ約1.5メートル。心臓形の葉が互生する。夏から秋に、黄色い5弁花を開く。茎の皮から繊維をとり...
いちび‐がら【𦯶麻稈】
イチビの茎の外皮を取り去ったもの。焼いて炭にし、火持ちがいいので火口(ほくち)を作る。ほくちから。
いちビット‐オーディオ【一ビットオーディオ】
《1 bit audio》従来の音楽用CDなどの変調方式であるPCMに代わり、DSD(PDM)を採用するデジタルオ...
いちビット‐つうしん【1ビット通信】
人工衛星や宇宙探査機などに何らかの異常が生じ、通信が極めて困難な場合に行われる通信手段。機体の状態を把握する単純な...
いち‐びと【市人】
1 市中に住んでいる人。「谷中あたりの—等は、上を下へと騒動なし」〈逍遥・当世書生気質〉 2 市で物を売る人。また...
いちび‐はばき【𦯶麻脛巾】
イチビの皮を編んで作った脛巾。昔、衛府の随身(ずいじん)・舞人などが用いた。
いちびょう‐そくさい【一病息災】
ちょっとした病気のある人のほうがからだに注意するので、健康な人よりもかえって長生きするということ。
いちびり
(関西で)調子に乗って騒ぐこと。目立とうとしてふざけること。また、その人。お調子者。→いちびる
いちび・る
[動ラ五(四)](関西で)調子に乗ってはしゃぎまわる。出しゃばる。図に乗る。
いちフィート‐うんどう【一フィート運動】
米国公文書館などが所有する沖縄戦の記録フィルムを買い取る市民運動。テンフィート運動にならい、1人1フィート分として...
いちふさ‐やま【市房山】
熊本県南東部・宮崎県西部の県境にある山。九州山地の高峰の一。標高1721メートル。熊本県側に流れる球磨(くま)川と...
一(いち)富士(ふじ)二(に)鷹(たか)三(さん)茄子(なすび)
初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。 [補説]一に富士山、二に愛鷹(あしたか)山、三に...
いち‐ぶ【一分】
1 重さ・長さや割合などの単位。→分(ぶ) 2 ごくわずかであることのたとえ。「—の隙(すき)も見せない」 3 「...
いち‐ぶ【一部】
1 全体の中のある部分。一部分。「—の反対派」「長編を—割愛する」⇔全部。 2 書物や新聞などのひとまとまり、ひと...
いちぶ‐いちりん【一分一厘】
(多く、下に打消しの語を伴って用いる)ごくわずかであることのたとえ。ほんの少し。「—の狂いもない」「—違わない」
いちぶ‐がり【一分刈(り)】
男子の頭髪を1分(約3ミリ)の長さに刈りそろえること。また、その頭髪。
いちぶ‐きん【一分金】
江戸時代の金貨の一。長方形で、4枚で小判1枚(1両)と換えた。一分判。一分判金。小粒。
いちぶ‐ぎん【一分銀】
江戸後期の銀貨の一。長方形で、4枚で小判1枚(1両)と換えた。明治初年にも鋳造された。