うの【宇野】
岡山県玉野市の地名。港町。もと宇高連絡船の発着地。
うの【宇野】
姓氏の一。 [補説]「宇野」姓の人物宇野円空(うのえんくう)宇野浩二(うのこうじ)宇野弘蔵(うのこうぞう)宇野重吉...
うのあし‐がい【鵜の足貝】
ツタノハガイ科の巻き貝。潮間帯の岩礁に付着。殻径3センチくらい。貝殻は笠形で、周縁から7本内外の太い肋(ろく)が水...
う‐のう【右脳】
大脳半球右側の通称。左半身を制御する。⇔左脳。 [補説]図形や音楽などの認識に大きく関わるともいわれる。
うの‐えんくう【宇野円空】
[1885〜1949]宗教学者・民族学者。京都の生まれ。東大教授。宗教民族学に貢献。学位論文「マライシアに於ける稲...
う‐の‐け【兎の毛】
1 ウサギの毛。 2 きわめて微細な物事のたとえ。ほんの少し。「—ほどの欲もない」
兎(う)の毛(け)で突(つ)いたほど
きわめて微細なことのたとえ。ほんの少し。「—のすきもない」
うのけ‐どおし【兎の毛通し】
唐破風(からはふ)の中央に取り付ける懸魚(げぎょ)。
うの‐こういちろう【宇能鴻一郎】
[1934〜2024]小説家。北海道の生まれ。本名、鵜野広澄(うのひろずみ)。平戸の漁師と鯨との死闘を描いた「鯨神...
うの‐こうじ【宇野浩二】
[1891〜1961]小説家。福岡の生まれ。本名、格次郎。私小説風の作品が多く、初期は軽妙饒舌(じょうぜつ)な文体...
うの‐こうぞう【宇野弘蔵】
[1897〜1977]経済学者。岡山の生まれ。東大教授。マルクス経済学を原理論・段階論・現状分析の三段階論で再構築...
うの‐じゅうきち【宇野重吉】
[1914〜1988]俳優・演出家。福井の生まれ。本名、寺尾信夫。新協劇団などに参加、第二次大戦後は劇団民芸を結成...
うのす‐だんがい【鵜の巣断崖】
岩手県北東部、太平洋に臨む断崖。海食による高さ約200メートルの絶壁がそそり立つ。陸中海岸北部を代表する景勝地の一...
ウノ‐ゼロ
《(イタリア)uno a zeroから》サッカーの試合で、スコアが1対0で終了すること。堅実な試合運びを称賛する言...
うの‐そうすけ【宇野宗佑】
[1922〜1998]政治家。滋賀の生まれ。陸軍少尉として終戦を迎え2年間のシベリア抑留を体験。昭和35年(196...
うの‐ちよ【宇野千代】
[1897〜1996]小説家。山口の生まれ。新聞の懸賞小説に当選、作家活動に入る。「色ざんげ」「おはん」など愛欲や...
うの‐てつと【宇野哲人】
[1875〜1974]中国哲学者。熊本の生まれ。東大教授。中国・ドイツに留学。中国哲学・中国哲学史の発展に貢献した...
う‐の‐はな【卯の花】
1 ウツギの白い花。また、ウツギの別名。うつぎのはな。《季 夏》「—のこぼるる蕗の広葉かな/蕪村」 2 豆腐のしぼ...
うのはな‐あえ【卯の花和え】
煎って味をつけたおから(卯の花)で魚・野菜などをあえたもの。きらずあえ。ふぶきあえ。からまぶし。
うのはな‐いか【卯の花烏賊】
小さく切ったイカを薄いたれで煮たもの。
うのはな‐いり【卯の花煎り】
卯の花(おから)に野菜や油揚げなどを入れて煎りつけたもの。きらずいり。
うのはな‐いろ【卯の花色】
卯の花1のような色。わずかに青みがかかった白色。
うのはな‐おどし【卯の花威】
鎧(よろい)の威の色の一。白色であるのを卯の花に見立てての名。白糸威、白の唐綾(からあや)威、白革による洗い革威など。
うのはな‐がき【卯の花垣】
ウツギでつくった生け垣。うのはながきね。《季 夏》
うのはな‐がさね【卯の花襲】
襲の色目の名。表は白、裏は青。陰暦4、5月に用いた。
うのはな‐くたし【卯の花腐し】
《卯の花を腐らす意から。「うのはなくだし」とも》卯の花の咲いているころに降りつづく長雨。五月雨(さみだれ)。季語と...
うのはな‐ぐもり【卯の花曇(り)】
卯の花の咲くころの曇りがちな空模様。卯月曇り。
うのはな‐じる【卯の花汁】
おからとアサリのむき身、野菜などを入れた味噌仕立ての汁。おから汁。
うのはな‐ずし【卯の花鮨】
おからに砂糖・塩などを加えて煎り、酢を加えたものを握り、イワシ・コハダなどの鮨種をのせた料理。からすし。おからずし。
うのはな‐づき【卯の花月】
《卯の花の咲く月の意》陰暦4月の異称。うづき。《季 夏》
うのはな‐づくよ【卯の花月夜】
卯の花の白く咲いている月夜。うのはなづきよ。「五月山(さつきやま)—ほととぎす聞けども飽かずまた鳴かぬかも」〈万・...
うのはな‐づけ【卯の花漬(け)】
1 イワシ・コハダなど小魚の酢漬けを、甘酢で味つけしたおからに漬け込んだもの。 2 おからに塩を混ぜ、ワラビ・竹の...
うのはな‐なます【卯の花膾】
1 大根・ニンジンなどを細かく刻んで酢味噌であえた上に、細く切ってさっと熱湯を通した魚肉を散らしたもの。魚肉の代わ...
うのはな‐ひらめ【卯の花鮃】
ゆでたヒラメの肉を、おからのように細かくほぐした料理。
うのはな‐めし【卯の花飯】
甘辛く煎り煮したおからに酢を混ぜて飯の上にのせ、刻みショウガを添えた料理。
鵜(う)の真似(まね)をする烏(からす)
《自分に姿が似ている鵜のまねをして水に入った烏がおぼれる意から》自分の能力をよく考えず、みだりに人まねをすると、必...
う‐のみ【鵜呑み】
《ウが魚をまるのみにするところから》 1 食物をかまずにのみ込むこと。まるのみ。「飯を—にする」 2 物事の真意を...
うのめ‐いおう【鵜の目硫黄】
薄紅色を帯びた黄色の光沢のある硫黄。
うの‐めいか【宇野明霞】
[1698〜1745] 江戸中期の儒学者。京都の人。字(あざな)は士新。通称は三平。荻生徂徠の学問を学び、京都で初...
うのめ‐がえし【畝目返し】
布の地質を堅固にするため、糸目を畑の畝のように縫う縫い方。また、そのように縫ったもの。
鵜(う)の目(め)鷹(たか)の目(め)
鵜や鷹が獲物を求めるように、熱心にものを探し出そうとするさま。また、その目つき。「—で掘り出し物を探す」
うのめ‐たかのめ【鵜の目鷹の目】
⇒「鵜(う)」の句