うわさ‐ばなし【噂話】
うわさ。世間話。「—に花を咲かせる」
噂(うわさ)をすれば影(かげ)
ある人の噂をしていると、不思議にその当人がそこへ来るものだということ。噂をすれば影が差す。
噂(うわさ)をすれば影(かげ)がさす
⇒噂をすれば影
うわ‐ざし【上刺(し)】
1 布などを補強するため、太糸で碁盤の目のように縦横に縫うこと。また、縫ったもの。刺し子。 2 狩衣(かりぎぬ)や...
うわ‐ざし【上差】
「上差の矢」の略。
うわざし‐の‐や【上差の矢】
箙(えびら)などに差した矢のほかに、別形式の矢を1、2筋差し添えたもの。うわや。「この負ひたる胡簶(やなぐひ)の—...
うわざし‐ぶくろ【上刺(し)袋】
昔、貴族が外出の際、衣服などを入れて従者に持たせた袋。綾や錦(にしき)で作られた袋の側面に上刺しをしたもの。底は円...
うわ‐ざや【上鞘】
ある銘柄の株価が、他の同一業種の銘柄の相場より高いこと。また、ある銘柄の相場が、他の取引所の相場より高いこと。⇔下...
うわざら‐てんびん【上皿天秤】
支点で支えられた腕の両端に1枚ずつ皿を取り付けたはかり。一方の皿に試料、他方に分銅(ふんどう)をのせ、左右のつりあ...
うわ‐しき【上敷(き)】
1 物の上に敷くもの。うすべり・敷布など。 2 ⇒鞍敷(くらしき)
うわ‐しる【上汁】
1 酒や汁の上澄み。 2 他人の利益の一部分。うわまえ。「—を吸う」
うわじま【宇和島】
愛媛県南西部の市。もと伊達氏の城下町。宇和海に面し、水産加工業や真珠生産が盛ん。ミカンの産地。平成17年(2005...
うわじま‐し【宇和島市】
⇒宇和島
うわじま‐じょう【宇和島城】
宇和島市にある旧宇和島藩の城。慶長元年(1596)から同6年にかけて、藤堂高虎(とうどうたかとら)が築城。のちに伊...
うわ‐じら・む【上白む】
[動マ四]表面の色がさめて白っぽくなる。「ゆるし色の、わりなう—・みたる一襲(ひとかさね)」〈源・末摘花〉
うわ‐すべり【上滑り】
[名・形動](スル) 1 物の表面がすべすべしていて、よく滑ること。「雨で路面が—する」 2 物事の表面にとらわれ...
うわ‐ずみ【上澄み】
1 容器に入っている液体の中のまざり物が底に沈んで、上方にできる澄んだ部分。うわしる。 2 濁り酒のかすをよどませ...
うわずみ‐かかくせんりゃく【上澄み価格戦略】
⇒スキミングプライシング
うわずみきゅうしゅう‐かかくせんりゃく【上澄み吸収価格戦略】
⇒スキミングプライシング
うわ‐ず・る【上擦る】
[動ラ五(四)] 1 声が高く浮ついたような調子になる。「変に—・った声」 2 興奮して気持ちが高ぶり、落ち着きが...
うわ‐ぜい【上背】
身長。身の丈。背が高いという意を含めて使う。「—がある」
うわ‐ぞうり【上草履】
屋内で履く草履。
うわ‐ぞめ【上染(め)】
先に染めた色の上に、さらに他の染料で染めること。上掛け。
ウワダン
モーリタニアの北西部にある町。12世紀から16世紀、サハラ交易の要衝として栄えた。中心のモスクを囲むように家屋を配...
うわ‐ちょうし【上調子】
[名・形動] 1 声がかん高くて、落ち着きがないように感じられること。また、そのさま。うわっちょうし。「—なしゃべ...
うわ‐ぢょうし【上調子】
三味線を高低2音で合奏するとき、高音を奏する三味線。また、その奏者。三味線に枷(かせ)をかけて振動する弦の長さを短...
うわっ‐ちょうし【上っ調子】
[名・形動]《「うわちょうし」の促音添加》 1 「うわちょうし1」に同じ。「やや—に遠くから声をかける」〈万太郎・...
うわっ‐つら【上っ面】
「うわつら」の促音添加。「—だけを見て判断できない」
うわっ‐ぱり【上っ張り】
仕事がしやすいように、また、汚れを防ぐために、衣服の上に着る事務服や白衣の類。
うわ‐つ・く【浮つく/上付く】
[動カ五(四)]うきうきして落ち着かなくなる。また、軽薄な感じがする。「気持ちが—・いて仕事に集中できない」「—・...
うわ‐つ‐くに【上つ国】
(海底の国、または地下にあるとされる黄泉(よみ)の国に対して)地上の国。現世。「—にいでまさむとし給ふ」〈記・上〉
うわ‐つち【上土】
表面の土。うわち。
うわつち‐けん【上土権】
他人の持つ湿地などを開墾して田畑とした場合に、開墾者が地表についてもつ慣習上の利用権。現行民法上、判例・通説はこの...
うわつつのお‐の‐みこと【表筒男命】
住吉大社に祭られている三神の一。→住吉神(すみのえのかみ)
うわ‐つゆ【上露】
草木などの葉の上にある露。《季 秋》⇔下露。
うわ‐つら【上面】
物の表面。または、外見。うわべ。うわっつら。「問題の—を見ているだけで、本質をとらえていない」
うわ‐づつみ【上包み】
1 物の外側を包むもの。包装。 2 書物の帙(ちつ)。文巻(ふまき)。 3 書状を包む紙。書状の上を、さらに包む白...
うわ‐づみ【上積み】
[名](スル) 1 積み荷の上にさらに荷を積むこと。積み荷の上のほうに積むこと。また、その荷物。うわに。⇔下積み。...
うわ‐て【上手】
[名] 1 位置・方向が上のほう。うえ。特に、風上・川上などをいう。かみて。「風の—にまわる」⇔下手(しもて)。 ...
うわて‐だしなげ【上手出し投げ】
相撲のきまり手の一。相手のまわしを上手(うわて)に取り、一方の足を大きく後方に引いて半身に開き、引きずるように投げ...
うわて‐なげ【上手投げ】
1 相撲のきまり手の一。相手のまわしを上手(うわて)に取り、自分のほうに引き寄せながら腰を入れて投げ倒す技。 2 ...
上手(うわて)に◦出(で)る
人を威圧するような態度をとる。高姿勢に出る。高飛車に出る。「相手が弱いとわかるとすぐ—◦出てくる」
うわて‐ひねり【上手捻り】
相撲のきまり手の一。上手から相手のまわしを引き、上手投げとみせて反対方向へ、自分の片腰を沈め気味にひねり倒す技。逆捻り。
うわて‐まわし【上手回し】
1 相撲で、上手で相手のまわしをつかむこと。また、そのまわし。 2 帆船の操船法の一。逆風で帆走する際、帆と舵(か...
上手(うわて)を行(い)・く
能力や性格などが、他の人より優れている。
ゴムルカ
[1905〜1982]ポーランドの政治家。ポーランド労働者党に入り、反ファシズム運動に参加。第二次大戦後、統一労働...
うわ‐なげ【上投げ】
湯を先にさして、あとから茶を入れること。⇔下投げ。
うわ‐なげし【上長押】
鴨居(かもい)の上に渡す長押。⇔下長押(したなげし)。
うわ‐なり【上鳴り/表鳴り】
笙(しょう)などを吹くとき、正しい音以外に、他の箇所の管中の薄片が共鳴して軽く発する不必要な音。
うわ‐なり【後妻】
1 あとに迎えた妻。上代は前妻または本妻以外の妻をいい、のちには再婚の妻をいう。⇔前妻(こなみ)。「この—こなみ、...