かいほう‐せい【開放性】
皮下や体内の障害部位が体外と通じていること。
かいほうせい‐きょういんようせい‐せいど【開放制教員養成制度】
教育学部など教員の養成を主な目的とする学部以外でも、教職課程を追加的に履修し、所定の単位を取得すれば、教員免許状を...
かいほうせい‐けっかく【開放性結核】
結核菌が喀痰(かくたん)などの排出物の中に認められる結核症。
かいほう‐せき【海泡石】
マグネシウムを含む含水珪酸(けいさん)鉱物。多孔質・不透明で、きめが細かい粘土状の石。乾燥すると水に浮くほど軽くな...
かいほう‐そっこう【開放測光】
TTL測光で、レンズの絞りを開放にしたまま、適正露出を測定する方式。シャッターを切るときだけ所定の絞り値に絞り込ま...
かいほう‐たいけい【開放体系】
経済学で、商品の輸出入や資本・労働の移動のような外国との取引を考慮して一国の経済を分析し、理論を構成していくこと。...
かいほう‐タワー【解放タワー】
《Liberation Tower》クウェート国の首都クウェートにある塔。高さ372メートル。同国で最も高い建造物...
かいほう‐てき【開放的】
[形動]ありのままを見せて隠しだてをしないさま。あけっぴろげ。「—な性格」⇔閉鎖的。
かいほう‐でんあつ【開放電圧】
⇒開回路電圧
かいほうにっぽう【解放日報】
中国上海の、共産党地方委員会機関紙。1949年創刊。
かいほうのげいじゅつ【解放の芸術】
文芸評論家、青野季吉の第1評論集。大正15年(1926)刊。
かいほう‐は【海北派】
海北友松を始祖とする日本画の一流派。安土桃山時代から幕末まで続いた。
かいほう‐ゆうしょう【海北友松】
[1533〜1615]安土桃山時代の画家。海北派の祖。近江(おうみ)の人。初め狩野派を学び、梁楷(りょうかい)など...
かいほうゆうしょうふさいぞう【海北友松夫妻像】
江戸時代初期の画家海北友雪の筆、その次男である海北友竹の賛による絵。紙本著色。自身の絵を眺める海北派の祖海北友松と...
かいほ‐ぎょそん【海保漁村】
[1798〜1866]江戸後期の儒学者・考証学者。上総(かずさ)の人。名は元備、字(あざな)は純卿など。太田錦城に...
かいほく【海北】
⇒かいほう(海北)
かいほ‐せいりょう【海保青陵】
[1755〜1817]江戸後期の儒学者・経済学者。江戸の人。諸国を巡り、諸藩・武士の経済立て直しや、商売繁盛の方策...
かい‐ほつ【開発】
[名](スル)「かいはつ(開発)」に同じ。「田地(でんじ)ヲ—スル」〈和英語林集成〉
かい‐ぼう【海防】
海からの攻撃に対して国土を防衛すること。海の守り。
かい‐ぼう【海膨】
大洋底から緩やかに盛り上がって長く連なる幅広い海底の高まり。北西太平洋海膨・東太平洋海膨など。
かい‐ぼう【解剖】
[名](スル) 1 生物体を切り開いて、内部の構造、あるいは病変・死因なども観察すること。腑分(ふわ)け。解体。 ...
かい‐ぼう【櫂棒】
酒・醤油などの醸造で、麹やもろみをかき混ぜ、発酵をうながすための棒状の道具。
かいぼう‐かん【海防艦】
自国の港湾や沿岸などを防備する小型の軍艦。
かいぼう‐がく【解剖学】
生物体の形態や構造を観察・記述する学問。
かいぼうがくこうぎ【解剖学講義】
《The Anatomy Lesson》米国の作家、フィリップ=ロスの小説。1983年刊行。「ゴーストライター」「...
かいぼう‐けんびきょう【解剖顕微鏡】
解剖または解剖標本作成に用いられる顕微鏡。実体顕微鏡、または拡大鏡・支持台・照明装置を組み合わせた倍率10倍程度の...
かいぼう‐さい【解剖祭】
病院などで、解剖に付した死者のために行う慰霊祭。
かいぼう‐ざら【解剖皿】
解剖用の皿。一般にステンレスなどの金属製のバットが用いられる。
かいぼう‐しゅこう【解剖手稿】
レオナルド=ダ=ビンチが残した解剖学に関する手稿の総称。頭骨、骨と筋肉、子宮内の胎児などの詳細な素描と記述からなる...
かいぼう‐ほう【海防法】
⇒海洋汚染防止法
かいぼう‐ろん【海防論】
江戸後期、ロシアの南下をはじめ外国船の来航に刺激されておこった国防論議。工藤平助・林子平・本多利明らの論説が出て、...
かい‐ぼり【掻い掘り】
[名](スル)池や堀の水をくみ出して干すこと。換え掘り。《季 夏》
かい‐ぼん【海盆】
深海底にある、円形またはそれに近い形の盆地状の凹地。
かい‐まい【買米】
江戸時代、米価引き上げなどの目的から幕府や諸藩が大名や市中の商人に米の買いつけを命じたこと。また、その米。幕府や藩...
かい‐まい【回米/廻米】
1 江戸時代、米の回送のこと。また、その米穀。諸国から年貢として取り立てられた米や商用の米を、大坂や江戸へ船などで...
かい‐まき【掻い巻(き)】
小形で、綿を薄く入れた袖付きの夜着。掛け布団の下に掛ける。
かい‐まく【開幕】
[名](スル) 1 舞台の幕が開いて、芝居などが始まること。また、始めること。⇔閉幕。 2 時期がきて、ある物事が...
かいまく‐げき【開幕劇】
開幕の直後に演じる一幕物の短い劇。
かいまくベルははなやかに【開幕ベルは華やかに】
有吉佐和子による推理小説。昭和57年(1982)刊行。舞台女優への殺人予告に始まる事件と演劇業界の舞台裏を描く。
カイマクル
トルコ中央部、カッパドキア地方にある町。深さ約20メートル、地下8階の地下都市跡がある。内部には教会、学校、厨房、...
かい‐まく・る【掻い捲る】
[動ラ四]《「かきまくる」の音変化》まくり上げる。まくる。「うへのきぬも、狩衣(かりぎぬ)、袖—・りて」〈枕・六三〉
かい‐ま・ける【買(い)負ける】
[動カ下一]競り売りなどで、より高い買い値を付けた業者に負けて、買い付けることができなくなる。「水産物の国際市場で...
かいま‐み【垣間見】
物のすきまからのぞき見ること。のぞきみ。
かいま‐み・ゆ【垣間見ゆ】
[動ヤ下二]《「かきまみゆ」の音変化》物のすきまから見える。「その夕暮れの折からに、—・えにし面影を」〈松の葉・二〉
かいま・みる【垣間見る】
[動マ上一][文][マ上一]《「かきまみる」の音変化》物のすきまから、こっそりとのぞき見る。また、ちらっと見る。物...
かいま・む【垣間む】
[動マ四]「かいまみる」(上一)の四段化。「さて—・めば、我にはよくてみえしかど」〈大和・一四九〉
かいまわり‐ひん【買(い)回り品】
消費者が価格・品質・色・デザインなどを比較検討したうえで購入する商品。婦人服・呉服・靴など。→最寄り品
かい‐まん【海漫】
《「海漫々」から》大海。「此の御神は—の鱗(うろくづ)に縁をむすばせ給ふらん」〈平家・二〉
カイマン
アリゲーター科の一群のワニ。クロカイマン・メガネカイマンなどで、全長約2メートル。性質は、一般におとなしいものが多...
かい‐み【快味】
気持ちのよい感じ。ここちよさ。「彼女の美貌を破壊し去ることに一層の—を覚えた」〈谷崎・春琴抄〉