かべのなか【壁の中】
後藤明生の長編小説。昭和61年(1986)刊行。
壁(かべ)の中(なか)の書(ふみ)
《孔子の旧宅の壁の中から、秦の始皇帝の焚書を避けて隠しておいた書物が漢代に発見されたという「漢書」芸文志の故事から...
かべ‐の‐はな【壁の花】
パーティーなどで、会話の輪から外れている女性。もともとは、舞踏会で、踊りに誘われず壁際に立っている女性をいった語。...
かべのはな【壁の花】
今官一の短編小説集。昭和31年(1956)刊行。同年、第35回直木賞受賞。
壁(かべ)の物(もの)言(い)う世(よ)
壁にも気をつけなければならないような油断のならない世の中。また、密談などが漏れやすいことのたとえ。