かみすき‐うた【紙漉き歌】
紙すきの作業のときに歌う民謡。
かみすき‐き【紙漉き機】
⇒抄紙機(しょうしき)
かみすき‐ぶね【紙漉き槽】
紙をすく原料を水に溶かして入れておく長方形の水槽。
かみ‐すぎ【神杉】
神域にある杉。神が降臨するという杉。かむすぎ。「あさみどり霞みにけりな石上(いそのかみ)ふる野に見えし三輪の—」〈...
かみ‐すさ【紙寸莎】
和紙のくずなど、紙を原料としたすさ。塗り壁に用いる。
かみす‐し【神栖市】
⇒神栖
かみ‐すじ【髪筋】
1 髪をくしけずったあとの筋目。 2 髪の毛。毛髪。「女の—をよれる綱には大象もよくつながれ」〈徒然・九〉 3 き...
かみ‐スバネティ【上スバネティ】
《Zemo Svaneti》⇒アッパースバネティ
かみ・する【上する】
[動サ変][文]かみ・す[サ変]《近世遊里語》揚屋などの座敷で、客の世話をする。「—・する男、お床は二階へと呼び立...
かみすわ‐おんせん【上諏訪温泉】
長野県諏訪市の温泉。諏訪湖東岸にあり、泉質は単純温泉・硫黄泉。
かみ‐ずもう【紙相撲】
紙で作った力士の人形を台の上で組ませ、台をたたいて勝負を競う遊び。
かみ‐ず・る
[動ラ五(四)]のぼせあがる。上気する。「気は—・ってしまうしなあ、動悸はひどくするし」〈逍遥・当世書生気質〉
かみ‐せい【紙製】
紙で作ってあること。また、そのもの。
かみ‐せき【上席】
寄席で、1日から10日までの興行のこと。→中席(なかせき) →下席(しもせき)
かみ‐せきばん【紙石盤】
ボール紙に、金剛砂か軽石の粉末と粉炭とを練り合わせたものを塗って作った石盤。
かみ‐せっけん【紙石鹸】
紙のように薄く平たく作った化粧石鹸。携帯用。
かみ‐ぜに【紙銭】
1 紙で銭形を作ったもの。祭事に神に奉ったり、死者の、三途の川の渡し銭として棺に入れたりする。しせん。 2 紙幣。...
かみ‐そぎ【髪削ぎ】
1 髪の先をそろえてそぐこと。特に、中古、髪置(かみお)きの儀式をすませ髪の生えそろった幼児の髪先を肩の辺りで切り...
かみ‐そり【剃刀】
《「髪(かみ)剃り」の意》 1 頭髪・ひげなどをそるのに用いる刃物。切っ先がなく、刃が薄く、鋭利。こうぞり。 2 ...
かみそり【剃刀】
中村吉蔵の戯曲。1幕。大正3年(1914)10月、帝国劇場にて芸術座が初演。大正時代の社会劇の代表的作品。
かみそり‐かぶれ【剃刀気触れ】
かみそりでそったあとに生じる皮膚の炎症。
かみそり‐がい【剃刀貝】
《貝殻の形がかみそりに似るところから》マテガイの別名。
剃刀(かみそり)の刃(は)を渡(わた)・る
失敗したら身を滅ぼすような、非常に危険な行動をすることのたとえ。
かみそり‐まけ【剃刀負け】
[名](スル)かみそりかぶれを起こすこと。
カミソール
⇒キャミソール
かみ‐たいおう【神対応】
俗に、気の利いた対応。期待したよりも丁寧ですばらしい対応。→神4㋒ →塩対応
かみ‐たたき【神叩き】
《「かみだたき」とも》神に懇願すること。神頼み。「こなたの役にもたたぬ—が気にいらぬ」〈浮・世間猿〉
かみ‐たち【紙裁ち】
1 紙を裁ち切ること。 2 「紙裁ち包丁」の略。
かみだちうり‐どおり【上立売通り】
京都市街地を東西に走る道路の呼び名。東の寺町通りから西の馬代通りに至る。全長約2.6キロ。堀川通りとの交差点から西...
かみたち‐ぼうちょう【紙裁ち包丁】
紙を裁つのに使う包丁。たちぼうちょう。
かみ‐たて【髪立て】
「髪置き1」に同じ。
かみ‐タバコ【噛みタバコ】
かんで、その香気を味わうタバコ。タバコの葉をひも状や板状に押し固め、香料などを加えたもの。
かみ‐たれ【髪垂れ】
《「垂れ」は「切る」という語を忌んでいう語》「産剃(うぶぞ)り」に同じ。
かみ‐だいどころ【上台所】
貴人・武士・豪商などの家で、家族や客用の食事を作る台所。「御—の御次に居て、見えわたりたる諸道具を取りさばきの奉公...
かみ‐だすけ【神助け】
神のおかげで苦難から救われること。
かみ‐だな【神棚】
家の内で、神を祭るためにこしらえてある棚。神符・神札などを奉安する。
かみ‐だのみ【神頼み】
神に祈って加護を願うこと。神の助けを願い求めること。「苦しいときの—」
かみ‐ぺら【紙ぺら】
折ったりとじたりしない、1枚の薄い紙。かみっぺら。→ぺら1
カブール
[1810〜1861]イタリアの政治家。サルデーニャ王国の首相としてクリミア戦争に参加、ナポレオン3世との密約など...
ゴルジ
[1843〜1926]イタリアの解剖学者・病理学者。神経解剖学を研究。神経組織の染色法を発明して、ゴルジ細胞(神経...
か‐みつ【花蜜】
花の蜜腺(みつせん)から分泌される甘い液。花の蜜。
か‐みつ【過密】
[名・形動] 1 込みすぎていて、少しのゆとりもないこと。また、そのさま。「—なスケジュール」「—ダイヤ」 2 特...
かみつかさ‐しょうけん【上司小剣】
[1874〜1947]小説家。奈良の生まれ。本名は延貴(のぶたか)。作風は自然主義的傾向から、のちに社会主義的傾向...
かみ‐つ‐かた【上つ方】
1 うえの方。かみて。⇔下(しも)つ方。 2 身分の高い人々。上流階級。うえつかた。⇔下(しも)つ方。 3 京都で...
かみつき‐がめ【噛付亀】
カメ目カミツキガメ科のカメ。甲長約40センチ。頭が大きく、あごの力が強くて、よくかみつく。北アメリカから南アメリカ...
かみ‐つ・く【噛み付く】
[動カ五(四)] 1 歯で食いつく。「犬が子供に—・く」 2 激しい態度で相手に迫る。くってかかる。「上司に—・く」
かみつけの【上毛野】
上野(こうずけ)の古称。
かみつけの‐の‐かたな【上毛野形名】
飛鳥時代の武将。舒明天皇のとき、蝦夷(えぞ)討伐の将軍となった。生没年未詳。
かみ‐つ‐せ【上つ瀬】
川上にある瀬。⇔下(しも)つ瀬。「—に鵜川を立ち下つ瀬に小網(さで)さし渡す」〈万・三八〉
かみ‐つち【紙土】
粘土や砂に和紙をまぜ、粘り強さをもたせた土。鋳型の内部に用いる。