からすみ‐ず【鱲子酢】
1 からすみをおろし金ですり、合わせ酢を加えた料理。 2 からすみを薄く切り、大根おろしと酢であえた料理。
からす‐むぎ【烏麦】
1 イネ科の越年草。高さ約1メートル。葉は細長い。夏、小穂を円錐状につける。ヨーロッパ・北アフリカの原産。エンバク...
烏(からす)を鵜(う)に使(つか)う
無能な人を、能力を必要とする地位に据えることのたとえ。
から‐ずね【空臑/空脛】
すねをむき出しにすること。また、そのすね。からはぎ。「尻からげの—が」〈里見弴・安城家の兄弟〉
から‐ずり【空摺り】
浮世絵版画で、衣服の紗綾形(さやがた)や障子の骨などの模様を、版木に絵の具をつけずにすって、凹線だけで表す技法。
から‐せき【空咳/乾咳】
《「からぜき」とも》 1 痰(たん)の出ない咳。 2 (空咳)わざとする咳。気取ったり、相手の注意を引いたりするた...
から‐せじ【空世辞】
誠意のない、口先だけの世辞。そらせじ。「—を言う」
から‐ぜい【空贅】
見せかけだけのぜいたく。「—吐いて急ぎける」〈浄・油地獄〉
から‐そうぞく【唐装束】
⇒からしょうぞく
から‐そうば【空相場】
⇒空取引(からとりひき)
カラタイ‐しんがっこう【カラタイ神学校】
《Karatay Medresesi》トルコ中南部の都市コンヤの市街中心部にあった神学校。13世紀半ば、セルジュー...
から‐たけ【幹竹】
マダケまたはハチクの別名。
からたけ‐わり【幹竹割(り)】
幹竹を割るように、物を縦に勢いよく切り裂くこと。多く、人を刀で切るときの形容に用いる。「真っ向—」
から‐たち【枸橘/枳殻】
ミカン科の落葉低木。高さ約2メートル。枝は緑色でとげがあり、葉は3枚の小葉からなる複葉。春、葉より先に白い5弁花が...
から‐たち【唐太刀】
奈良時代、唐から伝来した太刀。また、その様式にならった和製の太刀。
からたち【カラタチ】
日本の美術・俳句誌。大正5年(1916)、青木月斗が主宰して創刊。
からたちのはな【からたちの花】
長谷健による小説。北原白秋の青春時代を描く。昭和29年(1954)「東京日日新聞」に連載。同年本作を原作とする映画...
から‐たちばな【唐橘】
1 サクラソウ科の常緑低木。暖地に自生。高さ30〜60センチ。葉は長くて先がとがり、厚い。夏、白色の小花を開き、実...
からだ【体/躰/躯/身体】
1 ㋐動物の頭・胴・手足などのすべてをまとめていう語。五体。しんたい。「—を横たえる」 ㋑頭・手足を除いた、胴。「...
体(からだ)が空(あ)・く
仕事や用事が終わって暇になる。「—・いている人に頼む」
体(からだ)が続(つづ)・く
からだを酷使しているのに健康状態が保たれている。「我ながらよく—・いたと思う」
から‐だき【空焚き】
[名](スル)水を入れないで鍋や釜を火にかけたり風呂をたいたりすること。
からだ‐じゅう【体中】
頭から手足の先まで、からだ全部。全身。総身。
からだ‐せん【佉羅陀山】
⇒きゃらだせん(佉羅陀山)
からだ‐つき【体付き】
筋肉のつき方や骨格など、外部に現れた身体の状況・形。「ひょろっとした—」
体(からだ)に障(さわ)・る
からだに悪い影響をおよぼす。健康の害になる。「無理をしては—・る」
たい‐ねんれい【体年齢】
《「からだねんれい」とも》体重・体脂肪率・内臓脂肪レベルなどから算出した基礎代謝量を基準値と比較して出した数値。体...
しんたい‐の‐インターネット【身体のインターネット】
⇒アイ‐オー‐ビー(IoB)
から‐だのみ【空頼み】
あてにならない頼みごと。そら頼み。
体(からだ)を惜(お)し・む
働くのを嫌う。ほね惜しみをする。怠ける。「—・まずよく働く」
体(からだ)を重(かさ)・ねる
性的にまじわる。肉体関係をもつ。肌を重ねる。
体(からだ)を粉(こ)に◦する
力の限り働く。身を粉にする。「—◦して店のために働く」
体(からだ)を壊(こわ)・す
健康を損なう。病気になる。「—・して一年休職をする」
体(からだ)を張(は)・る
命懸けで事に当たる。「—・って会社の名誉を守る」
カラチ
パキスタン最大の商工業・港湾都市。シンド州の州都。インダス川のデルタ地帯にあり、アラビア海に面する。独立時から19...
から‐ちゃ【空茶】
茶菓子を添えないで、茶だけを人に出すこと。また、その茶。
から‐ちゃ【枯ら茶】
染色で、黄色味をおびた茶色。
から‐ちゃ【唐茶】
1 中国式に飲む茶。ふたのある茶碗に茶の葉を入れ、熱湯を注いで飲む。 2 色の名。赤みがかった茶色。
カラチャイ‐チェルケス
ロシア連邦にある22の共和国の一。カフカス山脈西部北麓に位置する。基幹民族はイスラム教徒のカラチャイ人とチェルケス...
から‐ちょう【唐蝶】
アゲハチョウの異称。
から‐ちょうず【空手水】
1 柄杓(ひしゃく)で手に水をかけるまねをして、手を清めたことにすること。 2 茶の湯で、道具を慎重に扱うとき、手...
カラチンガ
ブラジル南東部、ミナスジェライス州の都市。ドーセ川沿いに広がる農業地帯の中心地。周辺では放牧が行われるほか、コーヒ...
からっ‐かぜ【空っ風/乾っ風】
「からかぜ」に同じ。「上州名物の—」《季 冬》
からっ‐きし
[副]「からきし」に同じ。「うちの子は—意気地がない」
からっ‐きり
[副]「からきし」に同じ。「衣を着てしまえば手が出ねえや、—」〈一葉・たけくらべ〉
からっ‐けつ【空っ穴】
[名・形動]「からけつ」を強めていう語。「—の財布」
カラッチ
イタリア、ボローニャの画家一族。アンニーバレ(Annibale[1560〜1609])、および兄のアゴスティーノ(...
カラット
1 宝石の質量の単位。1カラットは200ミリグラム。記号K, car, ct →4C 2 金の純度を示す単位。純金...
からっ‐と
[副](スル) 1 空が明るく、さわやかに晴れているさま。「—晴れわたる」 2 湿り気がなく、よく乾いているさま。...
カル‐エッサラー‐エル‐ディン
シリア西部にある中世の城塞。創建は定かでなく、名称は12世紀に十字軍を破ったサラディンにちなむ。2006年、クラッ...