からふと‐だま【樺太玉】
中国北東部から樺太を経て日本に渡来した青色の練り物の玉。タバコ入れの緒締めなどに使う。むしのす。
からふとちしま‐こうかんじょうやく【樺太千島交換条約】
明治8年(1875)、日本とロシアとの間で調印された国境確定の条約。樺太(サハリン)全島をロシア領とし、千島列島全...
からふと‐ます【樺太鱒】
サケ科の海水魚。全長約50センチ。体は紡錘形で側扁し、背側は青黒色、腹側は銀白色。満2年で成熟し、日本では東北地方...
からふと‐まつ【樺太松】
グイマツの別名。
から‐ふね【唐船】
中国の船。外国の船。また、それにならってつくられた船。もろこしぶね。「わが恋は博多を出づる—のゆたのゆたたひ追ひ風...
から‐ぶね【空船】
《「からふね」とも》乗客も乗らず積み荷もない、からの船。
からふね‐ぶぎょう【唐船奉行】
室町幕府の職名。中国(明)・朝鮮・琉球との通商貿易のことをつかさどった。唐奉行。
カラフル
森絵都の小説。死んだはずの「僕」が輪廻(りんね)のサイクルに戻るため、自殺を図った少年の体を借りて現世で過ごす日々...
カラフル
[形動]色彩に富んださま。「—なスキーウエア」 [補説]書名別項。→カラフル
から・ぶ【乾ぶ/涸ぶ/嗄ぶ/枯らぶ】
[動バ上二]「からびる」の文語形。
から‐ぶかし【空吹かし/空噴かし】
[名](スル)自動車やバイクで、ギアをニュートラルにしたままアクセルを使ってエンジンの回転数を上げること。
から‐ぶき【乾拭き】
[名](スル)床板や家具などを、汚れを落としたり光沢を出したりするために、乾いた布でふくこと。つやぶき。「柱を—する」
カラブシャ‐しんでん【カラブシャ神殿】
《Temple of Kalabsha》エジプト南部、ナセル湖の西岸にある神殿。古代エジプト新王国第18王朝の時代...
から‐ぶみ【漢書】
中国の書物。漢文の書物。漢籍。かんしょ。「うたてなど大和にはあらぬ—の跡を学ばぬ身となりにけん」〈新撰六帖・五〉
から‐ぶり【空振り】
[名](スル) 1 野球やテニスで、振ったバットやラケットが球に当たらないこと。「—の三振」「強打者を—させる」 ...
カラブリア
イタリア半島南端にある州。温暖でレッジョ‐ディ‐カラブリアなど観光地が多い。カタンザーロ県・クロトーネ県・コゼンツ...
カラブリア‐とう【カラブリア島】
《Kalavria/Καλαβρία》ギリシャ南部の島。水路で隔てられたスフェリア島とあわせて、ポロス島をなす。
から‐ぶろ【空風呂】
1 湯水の入っていない、からの風呂。 2 「蒸し風呂」に同じ。
から‐へた【空下手】
[名・形動]この上もなくへたなこと。まったくへたなこと。また、そのさま。からっぺた。「—だから人前では歌えない」
から‐へんじ【空返事】
人の話をしっかり聞かないで、いいかげんにする返事。うわべだけの返事。
カラベラ‐ケーブ
⇒カラベラ洞窟
カラベラ‐どうくつ【カラベラ洞窟】
《Kalabera Cave》マリアナ諸島、サイパン島北部にある洞窟。スペイン統治時代、先住民の監獄として使われた...
カラ‐ホト
⇒ハラホト
から‐ぼり【空堀/乾濠】
《「からほり」とも》水のない堀。
カラ‐ホージョ
《荒れ果てた高昌(こうしょう)の意》中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区のトルファンの南東にある都城址。5〜7世紀...
から‐ぼし【乾干し】
[名](スル)魚や野菜を日干しにすること。また、そのもの。
カラマ
チリ北部、アントファガスタ州の都市。アタカマ砂漠を流れるロア川流域のオアシスに位置する。世界最大規模のチュキカマタ...
から‐まきぞめ【唐巻(き)染(め)/絡巻(き)染(め)】
《「から」は中国風の意とも、糸を絡みつける意ともいう》巻き染めの一。巻いた絹の上を緒(お)で巻いて染めるもの。
からま・す【絡ます】
[動サ五(四)] 1 まといつくようにする。「塀にツタを—・す」 2 関係づける。関連させる。「今後の処遇を—・し...
カラマズー
米国ミシガン州南西部の都市。カラマズー川沿いに位置する。オランダ系移民が多く居住する。セロリのほか、チューリップ、...
からま・せる【絡ませる】
[動サ下一][文]からま・す[サ下二] 1 「絡ます1」に同じ。「垣根に朝顔のつるを—・せる」 2 「絡ます2」に...
から‐まつ【唐松/落葉松】
マツ科の落葉高木。日本特産。主に亜高山帯に分布し、高さ約30メートル。樹皮は灰褐色、葉は針状で束生し、秋には黄葉す...
からまつ‐そう【唐松草】
キンポウゲ科の多年草。高山の草原に生え、高さ約90センチ。葉は羽状複葉。夏、多数の花が咲き、花びらがなく、萼(がく...
からまつ‐だけ【唐松岳】
富山県東部、長野との県境にある山。標高2696メートル。飛騨山脈の後立山連峰の一。長野側の八方(はっぽう)池からは...
から‐まなび【唐学び/漢学び】
中国の学問をすること。また、それによって身についた学問や才能。かんがく。「中世以来学問道徳の権威としてこの国に臨ん...
からま・る【絡まる】
[動ラ五(四)] 1 物に巻きつく。巻きついて引き離しにくくなる。絡みつく。「スクリューに網が—・る」「ロープに足...
カラマルエ‐こくりつこうえん【カラマルエ国立公園】
《Kalamaloue National Park》カメルーン北端にある国立公園。チャドとの国境に接する。面積45...
から‐まわり【空回り】
[名](スル) 1 車輪や機関などが、本来の働きをしないで無駄に回転すること。「タイヤが雪で—する」 2 論理や行...
カラマンシー
ミカン科の常緑低木。果実は小型でスダチに似る。果肉は酸味があり、フィリピンなど東南アジア各地でジュースや料理に利用...
カラマーゾフのきょうだい【カラマーゾフの兄弟】
《原題、(ロシア)Brat'ya Karamazovï》ドストエフスキーの長編小説。1879〜80年発表。カラマー...
から‐み【辛み/辛味】
1 辛い味。辛さの程度。舌を刺激する辛さにも、塩辛さにもいう。「大根おろしの—が足りない」 2 カラシ・ワサビ・シ...
からみ【絡み/搦み】
1 巻きつくこと。 2 言いがかりをつけること。「—上戸(じょうご)」 3 密接に関連していること。また、入り組ん...
からみ【鍰】
⇒スラグ1
から‐み【空身】
物を何も携えないこと。荷物や連れのないこと。「—で旅に出る」
からみ‐あい【絡み合い】
絡みあうこと。「政界と財界との—」
からみ‐あ・う【絡み合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 互いに絡む。互いに巻きつく。「毛糸が—・う」 2 二つ以上の物事が、もつれるようにかかわり...
カラミアン‐しょとう【カラミアン諸島】
《Calamian Islands》フィリピン中西部、パラワン島の北方に浮かぶ諸島。ブスアンガ島、コロン島、クリオ...
からみ‐おり【絡み織(り)】
縦糸を互いに絡ませたものに、横糸を織り込んですきまを作った織物。羅(ら)・絽(ろ)・紗(しゃ)など。もじり織り。
から‐みそ【辛味噌】
塩けの多い塩辛い味噌。信州味噌・八丁味噌など。⇔甘味噌。
からみ‐だいこん【辛味大根】
ダイコンの一品種。形はカブに似て丸みを帯び、水分が少なく辛味が強い。おろして蕎麦(そば)の薬味などにする。