きょじゅう‐せい【居住性】
住宅の住み心地。また、自動車などの乗り物の居心地。「後部座席の—に配慮した車」
きょじゅうせいげん‐くいき【居住制限区域】
福島第一原発事故による避難指示区域の一。事故を起こした原子炉が冷温停止状態に達した後、それまでの警戒区域・避難指示...
きょじゅう‐ち【居住地】
1 人間の住んでいる場所。「難民の—」 2 人が生活のため居を定めた住所。
きょじゅうち‐こく【居住地国】
税務上、各国の法令により、その国の居住者として所得税や法人税に相当する税を納めるべき国。
きょじゅうちこく‐かぜい【居住地国課税】
居住者に対して、国内で稼得した所得だけでなく、国外で稼得した所得についても課税の対象とすること。全世界所得課税。→...
きょ‐じょう【居城】
領主が日常住んでいる城。
きょ‐じょう【居常】
つねひごろ。ふだん。平生。「春琴が—傲岸にして芸道にかけては自ら第一人者を以て任じ」〈谷崎・春琴抄〉
きょ‐じょう【挙状】
鎌倉・室町時代、官位・身分の低い者が訴訟しようとするときに、所属の長官が与えた添え状。また、代理人をたてて訴訟する...
きょ‐じょう【挙場】
1 その場所にいる者すべて。会場全体。満場。 2 中国で、科挙の試験場。
きょ‐じょう【挙上】
[名](スル)持ち上がること。持ち上げること。特に医学でいう。「下顎(かがく)—」
きょ‐じん【巨人】
1 神話や伝説によって伝承される巨大な人物。ジャイアント。 2 きわめてからだの大きい人。 3 その分野ですぐれた...
きょ‐じん【挙人】
1 律令制で、式部省の受験に推挙された大学寮の学生。こじん。 2 中国の明・清代に、科挙の郷試(きょうし)に合格し...
きょじん【巨人】
《原題、(ドイツ)Titan》ジャン=パウルの長編小説。全4巻。1800年から1803年にかけて刊行。作中に登場す...
きょじん‐しょう【巨人症】
成長ホルモンの分泌過剰のため、四肢の骨が長くなり、身長が異常に伸びる病気。成長期以降に起こった場合には先端巨大症となる。
きょじんぞくのぼつらく【巨人族の没落】
《原題、(イタリア)Caduta dei giganti》ジュリオ=ロマーノの絵画。マントバにある自ら設計したテ宮...
巨人(きょじん)大鵬(たいほう)卵焼(たまごや)き
日本の高度成長期の流行語。プロ野球の巨人、力士の大鵬、食べ物の卵焼きと、当時の子供に人気があるものを挙げた言葉。
きょじんたち【虚人たち】
筒井康隆による小説。昭和54年(1979)から昭和56年(1981)にかけて、「海」誌に連載。ヌーボーロマン風の実...
きょじん‐でんせつ【巨人伝説】
巨大なからだをもち、超人間的な性質を備えた者の存在や事跡に関する伝説。日本の大太法師(だいだぼうし)やギリシャ神話...
巨人(きょじん)の肩(かた)に立(た)・つ
先人の残した業績が大きな土台となって、より展望が開け、学問や技術の進歩につながることのたとえ。巨人の肩に乗る。
きょ・す【挙す】
[動サ変]上の位に取り立てる。昇進させる。「覚成僧都、法印に—・せらる」〈平家・三〉
きょ・す【醵す】
[動サ変]持ち寄る。出し合う。醵出する。「衆人これが為に金銭を—・し、これに資給してけり」〈中村訳・西国立志編〉
きょ‐すい【渠帥/巨帥】
悪人のかしら。頭目。
きょ‐すう【虚数】
実数でない複素数。a+bi(a, bは実数、b≠0 iは虚数単位)の形で表される。→実数
きょすう‐じく【虚数軸】
複素数を座標平面上の点として表すとき、虚数部分の値を目盛りとする軸。虚軸。
きょすう‐たんい【虚数単位】
2乗して−1となる数のこと。記号iで表す。
きょすう‐ぶ【虚数部】
⇒虚部
きょ・する【踞する】
[動サ変][文]きょ・す[サ変]腰をかける。腰をおろす。「小島に—・する怪物(ばけもの)のような姿を見て」〈魯庵・...
きょ‐せい【去声】
⇒きょしょう(去声)
きょ‐せい【去勢】
[名](スル) 1 生殖腺(せいしょくせん)を除去し、機能をなくさせること。もとは雄の精巣(せいそう)除去をいった...
きょ‐せい【巨星】
1 直径が太陽の数十倍から100倍もある大きい恒星。絶対光度は非常に明るく、太陽の100倍程度あるが、密度は非常に...
きょ‐せい【挙世】
世間全体。「—彼ヲオソル」〈和英語林集成〉
きょ‐せい【虚声】
偽りの評判。根拠のないうわさ。
きょ‐せい【虚勢】
みせかけの威勢。からいばり。
きょ‐せい【虚静】
欲望などを捨てて、静かに落ち着いていること。「枯淡—の域に入る」
巨星(きょせい)墜(お)・つ
偉大な人物が死ぬ。「文壇の—・つ」
虚勢(きょせい)を張(は)・る
自分の弱い所を隠して、外見だけは威勢のあるふりをする。からいばりをする。「弱いくせに—・る」
きょ‐せき【巨石】
非常に大きな石。
きょせき‐きねんぶつ【巨石記念物】
巨石を用いてつくられた古代の遺構の総称。一般には新石器時代から鉄器時代ごろまでに建造されたものをさし、メンヒル(立...
きょせき‐ぶんか【巨石文化】
巨石による構築物を特徴とする新石器時代の文化。鉄器時代に及ぶものもあり、メンヒル・ドルメン・ストーンサークルなどの...
きょ‐せつ【虚説】
根拠のないうわさ。浮説。
きょ‐せつ【鋸屑】
1 おがくず。 2 おがくずが出るように、言葉がよどみなく出ることのたとえ。
きょ‐せん【巨船】
非常に大きな船。大船。
きょ‐ぜい【挙税】
古代、稲籾(いねもみ)や銭貨を貸して利息をとったこと。出挙(すいこ)。こぜい。
きょ‐ぜつ【拒絶】
[名](スル)相手の頼みや要求をこばむこと。「要求を—される」「面会—」
きょぜつ‐しょう【拒絶症】
他人からの命令や要求に従わず、かえって逆のことを行う傾向をみせる症状。統合失調症にみられる。
きょぜつ‐しょうしょ【拒絶証書】
手形を振り出した者がその義務を履行しないとき、受取人が手形上の権利行使または保全のために必要な手続きをしたことを証...
きょぜつのき【拒絶の木】
小野十三郎の詩集。昭和49年(1974)刊。翌昭和50年(1975)、第26回読売文学賞詩歌俳句賞受賞。
きょぜつ‐はんのう【拒絶反応】
1 臓器移植などの際に、移植片を拒んで宿主から追い出そうとする働き。拒否反応。 2 ある物事や人を心理的・生理的に...
きょ‐ぜん【居然】
[ト・タル][文][形動タリ]座って動かないさま。じっとしているさま。「—たる一宿儒を以て、朝野の重んずるところた...
きょ‐ぜん【遽然】
[副]にわかであるさま。突然。「忽ち耳を貫く喧囂(けんごう)に、彼は—其眼を開いたのである」〈木下尚江・良人の自白〉