き‐がえ【着替え/着換え】
[名](スル)着替えること。また、着替えるための衣類。「—を持っていく」「家で—してから出かける」
気(き)が多(おお)・い
心が定まらず、関心や興味がいろいろに変わる。「—・くて何にでも手を出す」
気(き)が大(おお)き・い
小さなことを気にしない。度量が大きい。「酒を飲むと—・くなる」
気(き)が置(お)け◦ない
遠慮したり気をつかったりする必要がなく、心から打ち解けることができる。「—◦ない間柄」 [補説]文化庁が発表した「...
気(き)が重(おも)・い
物事をするのに気が進まない。億劫(おっくう)である。「—・い仕事」
きがかいきょう【飢餓海峡】
水上勉の小説。昭和38年(1963)刊行。洞爺丸事故を題材とした推理物。昭和39年(1964)、内田吐夢監督により...
気(き)が勝(か)・つ
勝ち気である。「—・った若者」
き‐がかり【気掛(か)り】
[名・形動]どうなるかと不安で、心から離れないこと。また、そのさま。「明日の空模様が—だ」「—なのは娘のことだ」
気(き)が変(か)わ・る
考えや気持ちが他へ移る。「外出の予定だったが、—・って取りやめた」
きが‐かん【飢餓感】
1 飢えている感じ。水や食べ物が欲しいと思う感じ。 2 (比喩的に)何かを強く求める感じ。
気(き)が利(き)・く
1 細かいところにまで注意が及ぶ。「若いのによく—・く」 2 しゃれている。粋である。「—・いたせりふ」
気(き)が気(き)でな・い
気がかりで落ち着かない。
き‐がく【器楽】
楽器だけで演奏する音楽。⇔声楽。
きがく‐きょく【器楽曲】
器楽演奏のための曲。
き‐がけ【生掛(け)】
こよりに灯心をまいて芯(しん)とし、上に油で練った蝋を数回塗って乾かした蝋燭(ろうそく)。
き‐がけ【来掛け】
1 来る途中。きしな。「—に買い物をしてきた」⇔行(ゆ)き掛け。 2 来る早々。着くとすぐ。「これは—からの御挨拶...
き‐がさ【気嵩】
[名・形動]負けん気が強いこと。勝ち気なこと。また、そういう性質や、そのさま。「負嫌いの—な強い人は」〈魯庵・社会...
気(き)が差(さ)・す
うしろめたい気持ちがする。気がとがめる。「黙って欠席したので—・す」
き‐がさなり【季重なり】
連句・俳句で、一句のうちに季語が二つ以上入ること。一方が主であることが明らかなときなどを除いて、通常これを嫌う。
気(き)が沈(しず)・む
元気がなくなる。気が滅入る。「成績のことを考えると—・む」
きが‐しょうほう【飢餓商法】
⇒品薄商法
き‐がしら【木頭/柝頭】
歌舞伎で、幕切れに打つ拍子木の最初の音。きのかしら。
気(き)が知(し)れ◦ない
相手が何を考えているのかわからない。「あんな遊びに夢中になるとは—◦ない」
機(き)が熟(じゅく)・する
ある物事をするのに、ちょうどよい時機になる。「改革の—・する」
き‐ガス【木ガス】
⇒もく(木)ガス
き‐ガス【希ガス/稀ガス】
「希ガス元素」の略。
き‐ガス【貴ガス】
「希ガス」の新しい称。2005年に英語呼称がrare gasからnoble gasに改められたことによる。
きガス‐げんそ【希ガス元素】
周期表18(0)族であるヘリウム・ネオン・アルゴン・クリプトン・キセノン・ラドンの6元素の総称。いずれも常温で気体...
気(き)が進(すす)ま◦ない
すすんでしようとは思わない。気乗りがしない。「今度の仕事はあまり—◦ない」
気(き)が済(す)・む
気持ちがおさまる。また、満足する。心が落ち着く。「とことんやらないと—・まない」
気(き)が◦する
そのように感じられる。そのような気になる。「危ない—◦する」「食べる—◦しない」
気(き)が急(せ)・く
早くしようと気持ちがはやる。気があせる。「早く知らせねばと—・く」
気(き)がそが◦れる
何かをしようという気持ちがくじかれる。「批難する—◦れる」
き‐がた【木型】
木製の原型。鋳物・陶器・靴などを作るときに用いるものがある。
気(き)が高(たか)ぶ・る
興奮する。「—・って眠れない」
気(き)が立(た)・つ
心がいらだつ。興奮する。「受験直前で—・っている」
気(き)が小(ちい)さ・い
小さなことを気にする。度量が小さい。また、小心である。
気(き)が散(ち)・る
一つの事に気持ちが集中できない。「テレビがうるさくて—・る」
気(き)が尽(つ)・きる
1 気がめいる。退屈する。「小夜中のおしらべごと、嘸(さぞ)かしお—・きるであろ」〈逍遥・桐一葉〉 2 気力がなく...
気(き)が付(つ)・く
1 そのことに考えが及ぶ。気づく。「まちがいに—・いた」 2 細かいところにまで注意がゆきとどく。「よく—・く女性...
気(き)が詰(つ)ま・る
窮屈に感じられる。気づまりに感じる。「彼と一緒にいると—・る」
気(き)が強(つよ)・い
気性が激しく容易に屈しない性格である。勝ち気である。「—・い投手」
気(き)が遠(とお)くな・る
意識がなくなる。正気(しょうき)を失う。「徒歩で世界一周とは—・るような話だ」
気(き)が通(とお)・る
さばけている。粋である。気が利く。「—・りたる主(あるじ)とうちくつろぎて」〈浮・懐硯・四〉
気(き)が咎(とが)・める
うしろめたい気持ちがする。やましさを感じる。「方便でもうそをつくのは—・める」
きがどうめい【飢餓同盟】
安部公房による長編小説。昭和29年(1954)発表。山あいの地方都市を舞台に、ある秘密結社による反乱の行方を描く。
気(き)がな・い
関心がない。気乗りがしない。「まるで—・い返事」
気(き)が長(なが)・い
のんびりとしている。ゆったりと構えてあせらない。「完成まで30年とは—・い」
気(き)が抜(ぬ)・ける
1 気持ちの張りがなくなる。「試験が終わって—・ける」 2 飲み物などの風味がなくなる。「—・けたビール」
き‐がね【木尺/木矩】
表具師が、模様のゆがみを調べるのに使う木の定規。