き
[助動][(せ・け)|○|き|し|しか|○]活用語の連用形に付く。ただし終止形はカ変動詞には付かず、連体形・已然形...
き【貴】
[接頭] 1 人や人の集団を表す言葉に付いて、身分・位・家柄などが高いことを表す。「—公子」「—夫人」「—族」 2...
き
[接尾]中古、童女などの名に付けて呼ぶ語。「雀の子をいぬ—が逃がしつる」〈源・若紫〉
き【寸】
[接尾] 1 古代における長さの単位の一。後世の曲尺(かねじゃく)の寸(すん)に相当する。「御歯の長さ一—(ひとき...
き【匹/疋】
[接尾]《「ぎ」とも》助数詞。 1 馬などを数えるのに用いる。「ゆきやらで雪の尾花と見つるかなひと—ふた—の駒にま...
き【騎】
[接尾]助数詞。馬に乗った人を数えるのに用いる。「数千—の軍兵」
き‐あい【木藍】
天然の藍のとれる木本植物。リュウキュウアイ、インドアイなどがある。
き‐あい【気合(い)】
1 精神を集中させて事に当たるときの気持ちの勢い。また、そのときの掛け声。「—がこもる」「—をかける」 2 呼吸。...
きあい‐まけ【気合(い)負け】
[名](スル)相手の気合いに圧倒されて気持ちの上で負けること。「戦う前から—する」
気合(きあ)いを入(い)・れる
1 緊張感を高め、精神を集中する。「もっと—・れて走れ」 2 精神がたるんでいるなどとして、しかりつけたり体罰を加...
き‐あ・う【来合ふ】
[動ハ四]「来合わせる」に同じ。「あくるまでも試みむとしつれど、頓(とみ)なる召使ひの—・ひたりつればなん」〈かげ...
き‐あが・る【気上(が)る】
[動ラ五(四)]のぼせる。逆上する。「豊崎が—・って…洋盞を手荒く挙げて」〈魯庵・社会百面相〉
き‐あけ【忌明け】
「いみあけ」に同じ。
き‐あげは【黄揚羽】
アゲハチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張11センチくらい。翅は黄色の地に黒色などの斑紋や条紋がある。開けた草地など...
き‐あさ【生麻】
まださらしてない麻布。
きあし‐しぎ【黄脚鷸】
シギ科の鳥。全長27センチくらい。全体に灰色で脚が黄色。シベリアで繁殖し、日本では旅鳥として春秋に河口でみられる。
キア‐じどうしゃ【起亜自動車】
《Kia Motors》韓国の自動車会社。1944年設立。1998年に現代(ヒュンダイ)自動車の傘下に入り、現代起...
スターマー
[1962〜 ]英国の政治家。首相。弁護士や検察局長などを経て政治家に転身。労働党の党首として支持を広げると、20...
キアストライト
《「キャストライト」とも》⇒空晶石
キアズマ
減数分裂の前期に、相同染色体が接着して二価染色体をつくるときの、よじれて交差している部分。
き‐あたり【気当(た)り】
気に障ること。
き‐あつ【気圧】
1 気体の圧力。 2 大気の圧力。ふつう地上にかかる大気の重さをいい、1平方センチメートル当たり約1キログラム重に...
き‐あつ【汽圧】
蒸気の圧力。蒸気圧。
き‐あつかい【気扱い】
気づかい。気苦労。「心配もなく、—も無く」〈二葉亭・浮雲〉
きあつ‐けい【気圧計】
気圧を測る装置。水銀気圧計・アネロイド気圧計などがある。晴雨計ともよばれる。バロメーター。
きあつ‐けいど【気圧傾度】
一定の距離を隔てた二点間の気圧差。天気図で等圧線が密集している場合ほど気圧傾度は大きく、風が強い。
きあつ‐の‐おね【気圧の尾根】
天気図で、高気圧の中心からU字状に細長く伸びている高圧部。気圧の峰。
きあつ‐の‐たに【気圧の谷】
天気図で、低気圧の中心からV字状またはU字状に細長く伸びている低圧部。一般に南北方向が多く、その東側では天気が悪い...
きあつ‐はいち【気圧配置】
比較的広い範囲における高気圧・低気圧および前線などの分布状態。冬にみられる西高東低型、夏にみられる南高北低型、梅雨...
キアポ‐きょうかい【キアポ教会】
《Quiapo Church》フィリピンの首都マニラ中心部のキアポ地区にある、ローマカトリックの教会。スペイン統治...
キアラ
[1602〜1685]イタリア人イエズス会士。寛永20年(1643)宣教のため筑前大島に潜入したが捕らえられ、棄教...
き‐あり【黄蟻】
体が黄褐色のアリ。砂糖などの食品に集まるイエヒメアリ・ヒメアリなどがある。
キアロスクーロ
《明暗の意》 1 絵画の明暗法。光と影との微妙な対照効果によって立体感を出すこと。陰影法。 2 明暗効果を主要な表...
き‐あわ・せる【来合(わ)せる】
[動サ下一][文]きあは・す[サ下二]ちょうどやって来て、たまたま出会う。「ちょうど—・せたタクシーに乗る」
き‐あん【几案/机案】
《「几」も「案」も机(つくえ)の意》机。「—整然として字を書く潔癖家もあれば」〈蘆花・思出の記〉
き‐あん【起案】
[名](スル)公式文書などの草案を作ること。起草。「会則を—する」
キアンガン
フィリピン、ルソン島北部、イフガオ州の町。同島中央を南北に走るコルディレラセントラルの標高1000メートル級の山々...
きあん‐こう【輝安鉱】
アンチモンと硫黄からなる鉱物。金属光沢のある鉛灰色で、斜方晶系。結晶は柱状で縦に条線があり、軟らかい。アンチモンの...
きあん‐もん【徽安門】
平安京内裏内郭十二門の一。北面し、玄輝門の西にある。西廂(せいそう)門。
きい【紀伊】
旧国名の一。和歌山県全域と三重県の一部とにあたる。紀州。紀国(きのくに)。
き‐い【忌諱】
[名](スル)「きき(忌諱)」の慣用読み。「其の筋の—に触れしにや」〈鉄腸・花間鶯〉
き‐い【奇異】
[名・形動]普通とようすが違っていること。不思議なこと。また、そのさま。「—な服装」
き‐い【奇偉】
[名・形動]並はずれてりっぱであること。また、そのさま。「性—にして人と異なり」〈織田訳・花柳春話〉
き‐い【貴意】
相手の意見や考えを敬っていう語。お考え。御意見。多く手紙文に用いる。「—を伺いたく存じます」
きい‐おおしま【紀伊大島】
和歌山県南部にある島。→大島
きい‐きい
[副] 1 堅い物がこすれあったりして生じる高い音を表す語。「ブレーキを—(と)鳴らして自転車が止まる」 2 かん...
きいきい‐ごえ【きいきい声】
女性や子供の、調子が高く鋭い、耳障りな声。
きい‐け【紀伊家】
⇒紀州家(きしゅうけ)
きい‐こきゅう【奇異呼吸】
息を吸うときに肺が収縮し、息を吐くときに肺が拡張すること。通常は左右どちらかの肺に起こり、左右の胸郭が逆の動きをす...
きい‐さんち【紀伊山地】
紀伊半島の大半を占める山地。山容は壮年期地形の険しさを示す。最高峰は大峰山にある八剣山(はっけんざん)で、標高19...