くさ‐わき【草分き/草脇】
《草を押し分けて行くところから》獣類の胸先。くさわけ。「敵かからば、馬の—、太腹突いてははね落とさせ」〈太平記・三七〉
くさ‐わけ【草分け】
1 土地を切り開いて、そこに村や町を興すこと。また、その人。 2 ある物事を初めて行うこと。また、その人。創始者。...
くさわけ‐ごろも【草分け衣】
草深い所を分けて行くときに着る着物。また、旅衣。「狩人の—ほしもあへず秋のさが野のよもの白露」〈玉葉・秋上〉
くさわけ‐なぬし【草分け名主】
江戸時代、原野を開墾して町村を開いた名主。
草(くさ)を打(う)って蛇(へび)に驚(おどろ)く
なにげなくしたことから意外な結果が生じるたとえ。草を打って蛇を驚かす。
草(くさ)を打(う)って蛇(へび)を驚(おどろ)かす
1 ある人をこらしめることで、関係のある他の人を戒める。 2 「草を打って蛇に驚く」に同じ。
草(くさ)を結(むす)・ぶ
1 草を結んで、生命の安全や旅の無事を願う上代の習俗。 2 《結んだ草を枕にすることから》旅で野宿する。 3 《娘...
く‐さん【苦惨】
苦しくみじめなこと。「焔柱を抱くの—を快とせしむる事あり」〈透谷・罪と罰〉
クサンティーナ
アルジェリア北東部の都市コンスタンティーヌのアラビア語名。
クサンテン
ドイツ北西部、ノルトライン‐ウェストファーレン州の都市。オランダとの国境に近く、ライン川沿いに位置する。古代ローマ...
クサントス
小アジアにあった古代都市。現在のトルコ南西部の都市アンタリヤの南西約110キロメートルに位置する。古代リキア王国の...
クサール‐エッスーク
モロッコ東部の都市エルラシディアの旧称。
クサール‐ハッジ
リビア西部の町。ナフサ山地の北麓に位置する。ベルベル人が中世に築いた、日干し煉瓦(れんが)造りの、カスル(城)とよ...