くんじ‐いた・し【屈じ甚し】
[形ク]《「くっしいたし」と、促音で発音されたものを撥音「ん」で表記したもの》「くしいたし」に同じ。「我が身はいと...
くんじ‐きてい【訓示規定】
各種の規定のうち、裁判所や行政庁に対する指示としての性格をもつにすぎず、それに違反しても行為の効力には影響がないと...
くん‐じゅ【薫修】
仏語。香の薫りが衣服に染みつくように、習慣として修行を繰り返すこと。また、習慣となった修行。転じて、仏道修行のこと。
ぐん‐じゅ【群集】
[名](スル)《「くんじゅ」とも》人々が大ぜい群がり集まること。また、その人々。「囲繞—する者、恰も雲霞の如く」〈...
くん‐じゅう【薫習】
仏語。香が物にその香りを移して、いつまでも残るように、みずからの行為が、心に習慣となって残ること。
クンジュラブ‐とうげ【クンジュラブ峠】
《Khunjerab Pass》パキスタンと中国の国境となるパミールの峠。標高4693メートル。カラコルムハイウエ...
くん‐じょう【燻蒸】
[名](スル) 1 いぶしむすこと。いぶった煙が立ちのぼること。 2 有毒ガスでいぶして殺虫・消毒を行うこと。「倉...
くんじょう‐ざい【燻蒸剤】
常温で気体の状態で作用させて殺虫・殺菌をする薬剤。建物を密閉して用いる。クロルピクリン・酸化エチレン・臭化メチルなど。
くん・じる【薫じる】
[動ザ上一]「くん(薫)ずる」(サ変)の上一段化。「菊花—・じる秋」
くん‐す【裙子】
僧侶がつける、黒色でひだの多い下半身用の衣服。裙(くん)。内衣(ないえ)。こしごろも。
クンスト
1 技巧。 2 芸術。美術。
くん・ず【屈ず】
[動サ変]《もと「くっす」と促音で発音されたものを撥音「ん」で表記したもの》思いなやむ。気がふさぐ。心が沈む。「う...
くんず‐ほぐれつ【組んず解れつ】
[連語]《「くみつほぐれつ」の音変化》取っ組み合ったり離れたりして、激しく争うさま。「—の大格闘」 [補説]現代仮...
くん・ずる【訓ずる】
[動サ変][文]くん・ず[サ変]漢字を訓で読む。訓読する。
くん・ずる【薫ずる】
[動サ変][文]くん・ず[サ変] 1 よいかおりがする。かおる。また、かおらせる。におわせる。「香を—・ずる」 2...
くん・ずる【燻ずる】
[動サ変][文]くん・ず[サ変]いぶる。けむる。「庭中に—・ずる葉巻莨(シガー)の煙白く立って」〈小杉天外・はやり唄〉
くん‐せい【燻製/薫製】
魚や獣の肉を塩漬けにし、ナラ・カシ・桜など樹脂の少ない木くずをたいた煙でいぶし、乾燥させた食品。特殊の香味をもち、...
くん‐せき【勲績】
てがら。功績。勲功。
くん‐せん【葷羶】
ニンニク・ニラなどのにおいの強い野菜と、生ぐさい肉。
くん‐せん【薫染】
[名](スル)《香気が他に染み込むところから》よい感化を受けること。また、与えること。「良き先輩の—をこうむる」「...
くんせん‐し【君仙子】
漢方で、ウツギの実のこと。
くん‐ぜん【醺然】
[ト・タル][文][形動タリ]酒に酔って快いさま。「安酒に—としている私を嘲笑(あざわら)っているのではない」〈井...
くん‐そく【君側】
君主のそば。君辺(くんぺん)。「—の奸(かん)を除く」
君側(くんそく)を清(きよ)む
《李商隠「有感詩」から》君主のそばに仕えている悪い家来を除く。
くん‐たい【裙帯】
1 着物の裳裾(もすそ)と帯。または、単に帯。「青羅の—は新蒲を展(の)べたり」〈和漢朗詠・下〉 2 ⇒くたい(裙帯)
クンタキンテ‐とう【クンタキンテ島】
《Kunta Kinteh Island》ガンビアの首都バンジュルから東に約30キロメートル、ガンビア川河口にある...
くん‐たん【燻炭】
籾殻(もみがら)や木屑を蒸し焼きにして炭化させたもの。多孔性で通気性がよく、土壌改良材として用いられる。
くんだいかんそうちょうき【君台観左右帳記】
室町時代に能阿弥が著し、相阿弥が大成したとされる秘伝書。中国の画家に関することや、書院の座敷飾りの方式・諸道具につ...
クンダリ
インドネシア中部、スラウェシ島南東部の港湾都市。東南スラウェシ州の州都。湾口が狭いクンダリ湾に面し、大型船は航行で...
くんだり【下り】
[接尾]《「くだ(下)り」の撥音添加》地名などに付いて、中心地からみて遠く隔たった意を表す。「こんな田舎—まで来て...
クンダン
インドネシアおよびマレーの打楽器。牡羊や水牛などの皮を両面に張った樽形の細長い太鼓で、4種の音を出す。
くん‐ちゅう【訓注/訓註】
難解な字についてその意味や読みなどを注したもの。訓釈。
くん‐ちょう【君寵】
主君から特に目をかけられること。主君から受ける寵愛。「—をこうむる」
クンツァイト
リチア輝石のうち、透明な紫色または桃色で宝石となるもの。名は、米国の宝石学者クンツにちなむ。
くん‐づけ【君付け】
人の名前の下に「君」をつけて呼ぶこと。自分と同等、またはそれ以下の人に対し軽い敬意や親しみをもって用いる。
くんづ‐ほぐれつ【組んづ解れつ】
[連語]⇒くんずほぐれつ
くん‐てん【訓点】
漢文を訓読するために、漢字の上や脇などに書き加える文字や符号。ヲコト点・返り点・送り仮名・振り仮名などの総称。「—...
くんてん‐ご【訓点語】
古代、漢文を訓読するときに用いられた国語。語彙・語法において和文語とは違った特徴を有し、後世の文語体の形成に影響を...
くんてん‐しりょう【訓点資料】
漢籍・国書・仏典に仮名やヲコト点、返り点などの符号を付して訓読したものを国語研究の資料として取り上げたときの呼称。...
クンデラ
[1929〜2023]チェコの小説家。長編小説「冗談」で地位を築くが、のち、反体制派として作品の発表を禁じられる。...
くん‐でん【訓電】
[名](スル)電報で訓令を発すること。また、その訓令。「大使館に—する」
クント
[1839〜1894]ドイツの物理学者。気体や固体中における音波の速度の正確な測定法を示すなど、音響学に貢献。
クントゥル‐ワシ
《ケチュア語で「コンドルの館」の意》ペルー北部の都市カハマルカ郊外にある遺跡。市街の西約35キロメートル、標高約2...
くん‐とう【勲等】
国家、社会に功績のあった者を表彰するために設けられた勲位の等級。最高を大勲位とし、勲一等以下勲八等まであった。現在...
くん‐とう【薫陶】
[名](スル)《香をたいて薫りを染み込ませ、土をこねて形を整えながら陶器を作り上げる意から》徳の力で人を感化し、教...
くん‐とく【君徳】
君主としてのすぐれた人柄、徳。
クント‐の‐じっけん【クントの実験】
クントが1866年に音速測定のために行った実験。先に板をつけた棒をピストンとしたガラス管で、管外の棒をこすると管内...
クンドゥチ
タンザニアの首都ダルエスサラーム北郊の海岸保養地。砂浜が広がり、リゾートホテル、レジャー施設などがある。
くん‐どう【訓導】
[名](スル) 1 教え導くこと。「子弟を—するの任に当り」〈福田英子・妾の半生涯〉 2 旧制小学校の正規の教員の...
くん‐どく【訓読】
[名](スル) 1 漢字を、その意味にあたる日本語の読み方で読むこと。「花」を「はな」、「草」を「くさ」と読む類。...