こく‐ち【告知】
[名](スル) 1 告げ知らせること。通知すること。「癌(がん)を—する」「—広告」 2 当事者の一方の意思表示に...
こく‐ち【国恥】
国が受けたはずかしめ。また、国のはじ。国辱。
こ‐ぐち【小口】
1 切った所。切断面。切り口。 2 書物の、背の部分を除いた三方の辺。上辺の天、下辺の地、背の反対側の前小口のこと...
こ‐ぐち【木口】
木材を横に切ったその切断面。また、木材の端。きぐち。
こ‐ぐち【虎口】
1 城郭や陣営などの最も要所にある出入り口。小口。「一人も助けてやらじものをと、—に立ってぞ待ちかけたる」〈謡・烏...
こぐち‐あつかい【小口扱い】
貨物輸送で、専用の車両を必要としない程度の少量の荷物の運送。
こぐち‐あり【木口蟻】
一方の木材の端を蟻差しとして、他方の木材に固定する仕口(しくち)。主に土台の隅に用いる。
こぐち‐がき【小口書(き)】
和装本の上または下の小口に、書名・巻数などを書きつけること。また、その書いたもの。
こくち‐きねんび【国恥記念日】
外国から恥辱を受けたとしてこれを記念する日。特に中国で、1915年の日本の対華二十一箇条要求を承認した5月9日。
こくち‐ぎむ【告知義務】
保険契約者または被保険者が保険契約の締結の際、保険者に重要な事実を告げなければならない義務。また、不実の事を告げて...
こぐち‐ぎり【小口切り】
物の端を少し切ること。また、長い物を端から順々に切っていくこと。「大根を—にする」
こぐち‐づみ【小口積み】
煉瓦(れんが)や切り石などを積むとき、切り口が見えるように積むこと。
こぐち‐ばかま【小口袴】
裾にくくりひものついた袴。天皇が蹴鞠(けまり)のときなどに着用した。
こぐち‐ぼり【木口彫(り)】
木口を版面とした版木に彫刻すること。また、その木版。→板目(いため)彫り
こぐち‐もくはん【木口木版】
木口に彫刻した凹版。また、その印刷物。版木としてツゲなどを使う。濃淡や諧調が表現できる。西洋木版。→板目(いため)木版
こく‐ちょ【国儲】
1 君主・諸侯の跡継ぎ。 2 奈良・平安時代、臨時の用に備えて、正税の中から割いて諸国に蓄えておいた官稲。
こく‐ちょう【告牒】
⇒度牒(どちょう)
こく‐ちょう【刻彫】
《「こくぢょう」とも》ほりきざむこと。彫刻。〈日葡〉
こく‐ちょう【国鳥】
国を代表するものとして選ばれた鳥。日本ではキジ。
こく‐ちょう【黒鳥】
カモ科の鳥。全長約1.2メートル。体形はハクチョウに似るが、全身黒色で、くちばしは紅色。オーストラリアの原産。《季...
こくちょう【黒潮】
徳冨蘆花の小説。明治36年(1903)刊。藩閥政治に反抗する旧幕臣を主人公に、当時の上流社会の腐敗と堕落とを描く。未完。
こくちょう【黒鳥】
安西篤子の小説。平成5年(1993)刊。
こくちょうのささやき【黒鳥の囁き】
中井英夫の短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品集は昭和49年(1974)刊行で、ほかに「空き瓶ブルース」...
小口(こぐち)を利(き)・く
利口ぶったことを言う。多少弁舌の才がある。「この商売屋の亭主とみえて、少し小口でも利かうといふ男」〈滑・膝栗毛・六〉