こう【爻】
易の卦(け)を組み立てる横の画。を陽、を陰とする。
こう【功】
1 すぐれた働き。りっぱな仕事。てがら。「—を立てる」「内助の—」 2 経験や努力の積み重ねで出てくる効果。ききめ...
こう【巧】
たくみなこと。上手なこと。「—を弄(ろう)して拙を成す」⇔拙。
こう【甲】
1 よろい。かぶと。 2 カメやカニの体を覆う硬い殻状のもの。こうら。「亀の—より年の劫」 3 手や足のおもての面...
こう【交】
1 つきあうこと。まじわり。「親しく—を結ぶ」「水魚の—」 2 年月や季節などの変わり目のころ。「春夏の—」
こう【江】
1 大きい河。特に、中国の揚子江。 2 琵琶湖。「十四日に—を渡りて坂本に参りしかば」〈神皇正統記・後醍醐〉
こう【考】
1 かんがえること。かんがえ。「—をめぐらす」 2 (接尾語的に用いて)ある問題についての自分の考察を述べ記したも...
こう【行】
[名] 1 どこかへ行くこと。旅。「—をともにする」「千里の—も一歩より起こる」 2 人のすること。おこない。ふる...
こう【劫】
1 《(梵)kalpaの音写「劫波」の略。「ごう」とも》仏語。きわめて長い時間。古代インドにおける時間の単位のうち...
こう【坑】
地中に掘った穴。鉱山の穴をさす場合もある。「排水—」「竪(たて)—」
こう【孝】
親を大切にすること。孝行すること。「両親に—を尽くす」
こう【更】
《夜警の者が更代(こうたい)する意から》一夜を五等分した時間の単位。初更から五更まである。
こう【効】
ききめ。効能。「薬石—なくこの世を去る」
こう【幸】
さいわい。幸福。「—か不幸か誰もいない」
こう【庚】
十干の第七。かのえ。
こう【侯】
1 大名・小名。諸侯。「法に坐(ざ)して—を失い現在の地位に堕(おと)されて」〈中島敦・李陵〉 2 五爵の第二位。侯爵。
こう【紅】
くれない。くれない色。べに色。「其顔色青(せい)を含み眼辺に—を帯ぶ」〈織田訳・花柳春話〉
こう【郊】
都市の周辺部。町外れ。郊外。「方(まさ)に是れ陽春、…翠色已に—に満つ」〈織田訳・花柳春話〉
こう【香】
1 種々の香料を練り合わせたもの。練り香。また、香木。たきもの。「—をたく」 2 「香道」の略。 3 「香合わせ」...
こう【候】
《古く、中国で、1年360日を72等分した各5日間の称から》季候。時候。「残暑の—」「秋冷の—」
こう【校】
[名] 1 学校。「わが—」 2 書物の文字の誤りを調べ正すこと。校正。「—を重ねる」 [接尾]助数詞。校正の回数...
こう【貢】
みつぎもの。
こう【硬】
かたいこと。「—と軟とを織りまぜた絶妙のピッチング」
こう【項】
1 あるまとまりをもつ事柄をさらに細かく分類したものの、一つ一つ。また、それを記述した文章。項目。法律の箇条書きに...
こう【綱】
生物分類学上の基本階級の一。門の下、目の上に位置する。 [補説]門と綱の間に亜門や上綱などの階級が置かれることがあ...
こう【稿】
詩や文章などの下書き。原稿。「—を起こす」「—を脱する」
こう【鋼】
焼き鍛えて強くした鉄。炭素を0.04〜2パーセント程度含む鉄。銑鉄から、平炉・転炉・アーク炉などによって脱炭して作...
こう【薨】
律令制で、皇族または三位以上の貴族の死去をいう語。
こう【講】
(カウ) 講じること。講義。「化学の—を聞き」〈中村訳・西国立志編〉 (コウ) 1 経典の講義をする会。法華八講な...
こう【国府】
「こくふ」の音変化。「道の口、武生の—に我はありと親に申したべ」〈催馬楽・道の口〉
こ・う【恋う】
[動ワ五(ハ四)]特定の相手に心ひかれて、その人を思い慕う。また、特別な人物や場所などを強く慕う。恋する。「亡き妻...
こ・う【請う/乞う】
[動ワ五(ハ四)] 1 他人に、物を与えてくれるよう求める。また、何かをしてくれるよう願う。「食物を—・う」「救援...
こう【恍】
[ト・タル][文][形動タリ]うっとりとするさま。また、ぼんやりするさま。「—として夢中夢に入るの感あるのみ」〈福...
こう【皎】
[ト・タル][文][形動タリ]月の光が白く見えるさま。また、白くて清らかなさま。「—とした月の廓の細い通りを見透か...
こう【斯う】
[副]《「か(斯)く」の音変化》 1 話し手の行動、または、聞き手よりも話し手に近い関係にある事物の状況をさす。こ...
こう【好】
[接頭]名詞に付いて、よい、このましい、りっぱな、などの意を表す。「—人物」「—条件」「—成績」
こう【抗】
[接頭]さからう、ふせぐの意を表す。「—癌(がん)剤」「—ヒスタミン」
こう【口】
[接尾]助数詞。 1 人数を数えるのに用いる。「伴僧二〇—」 2 刀剣、その他の器具を数えるのに用いる。「剣一千—」
こう【喉】
[接尾]助数詞。魚を数えるのに用いる。尾(び)。「一—の魚」
ごう【剛/豪】
[名・形動]《古くは「こう」》力が強いこと。勇ましいこと。また、そのさま。「柔よく—を制す」「—の者」「賊中の—な...
こうあ【向阿】
[1265〜1345]鎌倉末期・南北朝時代の浄土宗の僧。甲斐の人。号は是心。諱(いみな)は証賢。鎮西義一条流の祖礼...
こう‐あい【黄埃】
黄色い土ぼこり。黄塵(こうじん)。
こうあ‐いん【興亜院】
《「興亜」はアジア諸国の勢いを盛んにすること》第一次近衛内閣の対中国政策の一環として昭和13年(1938)に発足し...
こうアクアポリンフォー‐こうたい【抗アクアポリン4抗体】
脳や脊髄と血液の間での水の移動に関与するアクアポリン4(AQP4)というたんぱく質を攻撃する自己抗体。視神経脊髄炎...
こう‐あつ【光圧】
光や電磁波などが、それを吸収したり反射したりする物体に与える圧力。
こう‐あつ【降圧】
[名](スル)電圧・血圧などを下げること。「—トランス」「—剤」⇔昇圧。
こう‐あつ【高圧】
1 高い圧力。強い圧力。「—の酸素」⇔低圧。 2 高い電圧。電気設備基準では、送電電圧の規格の一つとして、直流で7...
こうあついっかつじゅでん‐サービス【高圧一括受電サービス】
マンションなどの集合住宅で使用する電力を一棟分まとめて購入し、各戸に分配するサービス。各戸ごとに契約する低圧契約(...
こうあつ‐えきたいクロマトグラフィー【高圧液体クロマトグラフィー】
⇒高速液体クロマトグラフィー
こうあつ‐かんちょう【高圧浣腸】
浣腸液を、約1メートルの高さの水圧で肛門から直腸内に送り込む浣腸の方法。