これ‐これ
[感] 1 目下の者に呼びかけるときに言う語。「—、こっちにおいで」 2 他人の動作を軽くいましめるために呼びかけ...
此(こ)れ幸(さいわ)いと
偶然生じたあることをするのに都合のよい状況を逃さないさま。「上司の外出を—仕事をサボる」
これ‐さま【此れ様/是様】
[代]二人称の人代名詞。あなたさま。「わが名ゆかしきあづま屋で—のしのびね」〈浄・淀鯉〉
これ‐ざた【此れ沙汰/是沙汰】
もっぱらのうわさ。大評判。「—になりて、親方堰(せ)けども、それも構はず身を捨てて」〈浮・一代男・四〉
これ‐しき【此れ式/是式】
[連語]《「しき」は副助詞》物事の内容・程度などが問題とするに足りないほどであることをいう語。たかがこれくらい。「...
コレシストキニン‐パンクレオザイミン
十二指腸の粘膜の細胞から分泌されるホルモン。消化酵素に富む膵液(すいえき)の分泌を促し、また胆嚢(たんのう)を収縮...
コレシュスとカリロエ
《原題、(フランス)Le grand prêtre Corésus se sacrifie pour sauver...
コレジオ
近世初期、キリスト教の聖職者養成と西欧文化教授のためにイエズス会が設立した学校。天正8年(1580)豊後(ぶんご)...
コレステリック
液晶で、分子配列が螺旋(らせん)状になったもの。螺旋回転のピッチの変化に伴い色が変わるので、温度センサーに利用。
コレステリック‐じょうたい【コレステリック状態】
《cholesteric state》液晶の状態の一種。分子の方向が、右旋回または左旋回しながら長軸方向にそろって...
コレステリン
⇒コレステロール
コレステロール
動物性ステロールの代表的なもの。細胞膜の構成成分で、主に肝臓で生合成される。副腎(ふくじん)皮質ホルモン・ビタミン...
コレステロールエステル‐てんそうたんぱく‐けっそんしょう【コレステロールエステル転送蛋白欠損症】
《cholesterol ester transfer protein deficiency》動脈硬化の発症・進行...
コレステロールエステルてんそう‐たんぱくしつ【コレステロールエステル転送蛋白質】
HDL(高比重リポたんぱく質)と複合したコレステロールをLDL(低比重リポたんぱく質)に受けわたす役割をもつたんぱ...
コレスポンデンス
通信。文通。特に商業通信文をいう。
コレスポンデンス‐カード
《「通信カード」の意》挨拶状や礼状などに使う、名前やマークなどを入れた、ほぼ葉書大のカード。便箋もある。ふつう、そ...
コレスポンデント
1 通信員。特派員。 2 ⇒コルレス先
此(こ)れぞ此(こ)の
これこそ例の。これがあの。これやこの。「大方は月をもめでじ—積もれば人の老いとなるもの」〈古今・雑上〉
これたか‐しんのう【惟喬親王】
[844〜897]文徳天皇の第1皇子。母は紀静子。父帝に愛されたが、母が藤原氏でないために皇嗣になれず、大宰帥(だ...
これ‐だけ【此れ丈/是丈】
(副詞的にも用いる) 1 特定の、この物事。このことだけ。このものだけ。「—は忘れるな」「二冊のうち—読んだ」 2...
これっ‐きり【此れっ切り/是っ切り】
《「これきり」の促音添加》「これきり」をやや強めて言う語。副詞的にも用いる。「残りは—だ」「—会えない」
コレッジョ
[1489ころ〜1534]イタリアのルネサンス期の画家。本名、アントニオ=アレグリ(Antonio Allegri...
コレット
[1873〜1954]フランスの女流小説家。人間の心理や、官能の世界を感性豊かに描く一方、自然や動物の描写にもすぐ...
これっ‐ぱかし【此れっぱかし/是っぱかし】
「これっぱかり」に同じ。「—じゃ何も買えない」
これっ‐ぱかり【此れっ許り/是っ許り】
「こればかり」に同じ。「—しか儲(もう)けが出ない」
これっ‐ぽっち【此れっぽっち/是っぽっち】
量や度合いの少ないこと。たったこれだけ。「残りは—しかない」
コレルリ
[1653〜1713]イタリアの作曲家・バイオリン奏者。トリオソナタ、合奏協奏曲の形式を確立。ビバルディやバッハ・...
これ‐てい【此れ体/是体】
1 このようなようす・姿。この程度。「人魚といふなるは、—の物なるにや」〈著聞集・二〇〉 2 この程度の者。これし...
此(こ)れで吉田(よしだ)の兼好(けんこう)
「これで良(よ)し」の「よし」に「吉田」の「よし」を掛けてしゃれていう言葉。
此(こ)れと言(い)・う
(多く下に打消しの語を伴う)とりたてていうほどの。「—・った欠点も見当たらない」
これ‐と‐いって【此れと言って/是と言って】
[連語](多く、下に打消しの語を伴って用いる)とりたてて。「—言うこともない」
コレニア
ストロマトライトの一種。北アメリカ・中国などの先カンブリア時代の地層から産出する。断面は同心円状。建築物の石材とし...
此(こ)れに懲(こ)りよ道才坊(どうさいぼう)
これに懲りよというのを口拍子よく言ったもの。 [補説]「道才坊」は当て字。「道斎坊」とも書く。撮棒(さいぼう)に打...
これに‐よりて【是に由りて】
[連語]《漢文訓読語から。接続詞的に用いる》このことによって。こういうわけだから。「—之を観(み)れば」
これ‐の【此れの/是の】
[代]《「此れの人」の略》三人称の人代名詞。親しみをこめて、夫から妻、妻から夫をさしていう語。「—はうちにおりゃる...
これ‐の‐ひと【此れの人】
[代]三人称の人代名詞。夫から妻、妻から夫をさしていう語。うちのひと。こちのひと。「『なう、—が下られたものぢゃ』...
これ‐は【此れは】
[連語]意外な物事に出会って驚いたり、感動したりしたときに用いる語。「やあ、—ようこそ」「—すばらしい」
此(こ)れは如何(いか)なこと
驚いたとき、困ったときなどに用いる言葉で、狂言にしばしば用いられている。これはどうしたことだ。「—、この両眼を抜か...
此(こ)れは如何(いか)に
まったく意外な事に驚いたときに用いる言葉。これはなんとしたことだろう。「—目の前の人物が一瞬にして消えてしまうとは」
これは‐これは【此れは此れは】
[連語]「これは」を強めていう語。「—ありがとうございます」
此(こ)れはさて
物事の意外なのに驚き、または考えるときなどにいう言葉。さてこれは。これはまあ。「—、何としてもくれられぬ」〈狂言記...
此(こ)れはしたり
意外な事に驚いたり、失敗に気づいたりしたときに発する言葉。これは驚いた。しまった。「—、こんな初歩的なミスを犯して...
此(こ)れははや
驚いたり、失敗したりしたときにいう言葉。いやまったく。いやはやどうも。「—、烏帽子が遅う来るな」〈狂言記・烏帽子折〉
これ‐ばかり【此れ許り/是許り】
1 目の前に示されている分量・程度。多く、その少ないことを強調していうのに用いる。こんな程度。これっぱかり。「—の...
コレヒドール‐とう【コレヒドール島】
《Corregidor Island》フィリピン、ルソン島中部、マニラ湾の入り口にある小島。米軍の要塞となり、第二...
これ‐ほど【此れ程/是程】
1 目の前に示されている程度。物事の程度を強調する気持ちを表すときにも用いる。副詞的にも用いる。この程度。これくら...
コレ‐ポン
「コレスポンデンス」の略。
これ‐まで【此れ迄/是迄】
1 時間・場所・程度が、示された点までであること。今まで。この時まで。この所まで。「—の苦労も水のあわ」「一般の方...
これみつ【惟光】
源氏物語の主人公光源氏の家来の名。 《が、主人の機嫌をとり忠実にその命を守ったところから》幇間(ほうかん)。たいこもち。
これみよ‐がし【此れ見よがし/是見よがし】
[形動]《「がし」は接尾語》得意になって人に見せびらかしたり当てつけがましくしたりするさま。「—に外車を乗り回す」