サモア‐しょとう【サモア諸島】
⇒サモア
然(さ)もあらばあれ
それならそれでしかたがない。なるようになれ。ままよ。さもあれ。「—、造化の翁が造り做したる活世界は」〈逍遥・小説神髄〉
然(さ)もあら◦ん
「さもありなん」に同じ。
然(さ)もあ・り
1 そのようである。「よに—・らじ」〈落窪・一〉 2 もっともである。「加持などまゐりて出でさせ給へと申す。—・る...
然(さ)もありな◦ん
きっとそうであろう。もっともである。さもあらん。「今回の表彰も、彼の日頃の努力からは—◦んと思われた」
然(さ)もあれ
それにしても。ともかくも。ままよ。さもあらばあれ。「—鉢かづきは、いか様変化(へんげ)の者にて」〈伽・鉢かづき〉
サモイェード
シベリアの北極海沿岸に住み、ウラル語族のサモイェード語を話す蒙古系諸民族の総称。ツンドラ地帯での遊牧や漁労・狩猟を...
然(さ)も言(い)われ◦たり
言われるとおりである。いかにももっともだ。「それ、—◦たりと言ひて」〈竹取〉
サモエード
⇒サモイェード
サモサ
インド料理の一。小麦粉を練って薄く伸ばした皮で、香辛料を入れて炒めたひき肉や野菜を三角錐状に包み、油で揚げたもの。
さも‐さも【然も然も】
[副]「さも」を強めた言い方。いかにもいかにも。「—苦しげにうなる」
さもし・い
[形][文]さも・し[シク] 1 品性が下劣なさま。心根が卑しい。意地汚い。「—・い行為」「—・い根性」 2 見苦...
サモシール‐とう【サモシール島】
《Pulau Samosir》インドネシア、スマトラ島北部のトバ湖に浮かぶ島。カルデラの中央部がドーム状に隆起した...
さ‐もじ【さ文字】
1 魚または鯖(さば)をいう女房詞。「女御より—まゐる」〈御湯殿上日記〉 2 「さびし」「ささやか」など「さ」で始...
さ‐もじ【左文字】
銘に「左」の一字のある刀。南北朝のころの筑前の刀工で、正宗の高弟という左衛門三郎慶源を祖とする左家(さけ)の鍛えた...
サモス
《Satellite and Missile Observation System》米国の軍事偵察衛星システム。南...
サモス‐とう【サモス島】
《Samos/Σάμος》ギリシャ、エーゲ海南東部、ドデカネス諸島の島。紀元前6世紀半ばには海洋都市国家が栄え、僭...
然(さ)もそうず
1 《「さもさうらはず」の音変化》いや、そうではない。とんでもない。「—。入道殿こそ過分の事をばのたまへ」〈平家・...
サモトラキ‐とう【サモトラキ島】
《Samothraki/Σαμοθράκη》ギリシャ、エーゲ海北部の島。中心地はサモトラキ(またはホラ)。北西岸の...
サモトラケ‐とう【サモトラケ島】
《Samothraki/Σαμοθράκη》⇒サモトラキ島
サモトラケのニケ
古代ギリシャの大理石製のニケ像。前190年ごろの作。1863年、エーゲ海のサモトラキ島で発見された。ルーブル美術館蔵。
さもと‐ら・し
[形シク]しかるべきようすである。りっぱだ。相当だ。「—・しき女房の、下衆(げす)などつれたるが」〈咄・醒睡笑・三〉
然(さ)もな・い
それほどでもない。たいしたことはない。「—ことだ」
然(さ)もないと
もし、そうでないと。そうしないと。「急ぎなさい。—遅れますよ」
然(さ)もなくば
そうでなければ。さもなければ。「降服せよ。—撃つぞ」
然(さ)もなければ
そうでなければ。さもなくば。「君が直接交渉するか、—代理人を立ててもいい」
然(さ)もな・し
1 そんなことはない。「そこにもしかぞ思しけむ。されど、—・かりし事なり」〈大鏡・道隆〉 2 たいしたこともない。...
然(さ)も似(に)◦たり
いかにもよく似ている。「目もと口もとそのままに我が影にも—◦たり」〈浄・国性爺〉
サモボドスカ‐チャルシャ
ブルガリア中北部の都市ベリコタルノボの旧市街の一画。伝統的な街並みが残り、金銀細工、皮製品、木彫などの工房や手工芸...
サモボル
クロアチア北西部の都市。首都ザグレブの西郊、サバ川の支流グラドナ川沿いに位置する。13世紀半ば、ハンガリー王ベーラ...
さ‐もも【早桃】
1 水蜜桃(すいみつとう)の早生種。6月下旬ごろ市場に出るもの。《季 夏》「—剝(む)かれ昏るる海光沁(し)み入り...
さもも【早桃】
大野林火の句集。昭和21年(1946)刊行。
然(さ)もや
1 そのように…か。「—染みつかむと、あやふく思ひ給へり」〈源・末摘花〉 2 《下に「あらむ」が略された形》そうで...
サモラ
スペイン北西部、カスティーリャ‐レオン州の都市。ポルトガルとの国境に近く、ドゥエロ川沿いに位置する。レコンキスタの...
さ‐もらい【伺候】
ようすをみること。「風向けば波か立たむと—に都太(つだ)の細江に浦隠り居り」〈万・九四五〉
さ‐もら・う【候ふ/侍ふ】
[動ハ四]《「さ」は接頭語。「もらふ」は動詞「も(守)る」の未然形「もら」に上代の反復継続の助動詞「ふ」の付いたも...
サモワール
ロシア特有の、茶を入れるための湯沸かし器。銅製で、中心に火を入れる管が通じる。電気式もある。
さ‐もん【左門】
「左衛門府(さえもんふ)」の略。⇔右門。
さもん【沙門】
⇒しゃもん(沙門)
さ‐もん【査問】
[名](スル)調べ問いただすこと。特に、団体が、その構成員の犯した不正や過誤につき、本人を呼んで取り調べること。「...
さ‐もん【砂紋】
海水の流れにより海底に、また、風により地表に生じる、規則正しいうねり模様の起伏。
さや【莢】
マメ科植物の種子を包んでいる殻。
さや【鞘】
1 刀剣類の刀身の部分を納めておく筒。刀室(とうしつ)。 2 筆や鉛筆などの先端を保護するためにかぶせる筒。キャッ...
さや【紗綾】
平織り地に、稲妻・菱垣(ひしがき)・卍(まんじ)などの模様を斜文織りで表した光沢のある絹織物。中世末ごろから江戸初...
さや【明/清】
[副] 1 (多く「に」を伴って用いられる)はっきりとしたさま。「足柄のみ坂に立して袖ふらば家(いは)なる妹は—に...
さや‐あて【鞘当て】
1 武士が道で行き違うときに、互いに刀の鞘に触れたのをとがめ、争うこと。さやとがめ。転じて、ささいなことからおこる...
さや‐いんげん【莢隠元】
若いさやのまま食用にするインゲンマメ。種子が小さく、さやは細長い。
さや‐え【鞘絵】
刀の鞘に映し出して見る絵。オランダ人が伝えたもので、ガラス器などに平たく描いてある絵を鞘などに映すとよくわかるよう...
さや‐えんどう【莢豌豆】
若いさやのまま食用にするエンドウ。絹莢(きぬさや)。
さや‐か【明か/清か】
[形動][文][ナリ] 1 さえて明るいさま。「星が—な光を放つ」 2 音・声がさえてよく聞こえるさま。「振鈴(し...