さんむ‐し【山武市】
⇒山武
さんむ‐しゅぎ【三無主義】
無気力・無関心・無責任の若者気質をさした語。昭和45年(1970)ごろから使われた。これに無感動を加え、四無主義と...
さん‐むすいぶつ【酸無水物】
カルボン酸2分子から水1分子がとれて縮合した形の化合物。無水酢酸など。
さん‐めいえん【三名園】
三つのすぐれた庭園。→日本三名園
さん‐めん【三面】
1 三つの面。 2 三つの方面。「—から包囲する」 3 仏像などで、一つの胴体に顔が三つあるもの。 4 《新聞が4...
さんめん‐かく【三面角】
三つの面で構成されている立体角。
さんめん‐きじ【三面記事】
新聞の社会面の記事。一般社会の雑多なニュースを扱った記事。
さんめん‐きょう【三面鏡】
正面と左右に鏡のある鏡台。三方から姿を見られる。
さんめん‐けいやく【三面契約】
三人の立場の異なる当事者の間に成立する契約。債権者、債務者、債務の引受人の間の債務引受契約など。
さんめん‐そしょう【三面訴訟】
互いに対立する利害関係を有する三人以上の当事者間の訴訟。三当事者訴訟。
さんめん‐だいこく【三面大黒】
正面に大黒天、右面に毘沙門天、左面に弁才天の三面をもつ大黒天。仏・法・僧の三宝を守護するという。
さんめんとうか‐の‐げんそく【三面等価の原則】
国民所得を生産・分配・支出の異なった三面からとらえた生産国民所得・分配国民所得・支出国民所得のそれぞれが等価である...
さんめん‐ろっぴ【三面六臂】
1 仏像などが、一体で三つの顔と六つのひじを備えていること。 2 一人で数人分の働きをすること。「—の大活躍」
さんもう‐さく【三毛作】
同じ耕地で1年間に3種の作物を次々に栽培すること。
さん‐もつ【散物】
1 金物の上に漆を塗り、箔(はく)を押したもの。 2 賽銭(さいせん)や供物。散銭。
サン‐モリッツ
スイス南東部の地名。国際的な観光保養地。またウインタースポーツの中心地で、冬季オリンピックが1928年、1948年...
さん‐もん【三文】
1 一文銭3枚の値。 2 値段のきわめて安いこと。「—の値うちもない」「二束—」 3 他の語の上に付いて、安い、価...
さん‐もん【三門】
1 中央に大きな門を、左右に小さな門を配した門。 2 禅宗伽藍(がらん)の正門。古代寺院の中門に相当する。一般に二...
さん‐もん【三問】
三度質問すること。また、三度訪問すること。
さん‐もん【山門】
寺院の正門。三門。また、寺院。もと山に建てられたところからいう。 比叡山延暦寺の異称。 [補説]作品名別項。→山門
さんもん【山門】
歌舞伎狂言。初世並木五瓶作。安永7年(1778)初演の「金門五山桐(きんもんごさんのきり)」(のち「楼門(さんもん...
さんもん‐え【三文絵】
安物の絵。「店に張ったる—を生きものと見違へしか」〈浄・反魂香〉
さんもんオペラ【三文オペラ】
《原題、(ドイツ)Die Dreigroschenoper》ブレヒトの戯曲。3幕。1928年初演。18世紀の英国の...
さんもん‐きょう【三門峡】
中国の黄河中流、河南・山西省境の峡谷。水中の二つの岩島によって人門・鬼門・神門の三つの激流に分かれる。岩島を利用し...
さんもんごさんのきり【楼門五三桐】
歌舞伎「金門五山桐(きんもんごさんのきり)」の別名題。
さんもん‐さんとう【三問三答】
中世、鎌倉・室町幕府における訴訟手続きの形式。訴人(原告)は申し状(訴状)に具書(証拠書類)を添えて奉行所に訴え、...
さんもん‐しょうせつ【三文小説】
低級な小説を軽蔑していう語。
さん‐もんじょう【三問状】
中世、三問三答で、訴人(原告)が提出した三度目の申し状。→三答状
さんもん‐づくり【山門造(り)】
寺の楼門をかたどった2階造りの門。
さん‐もんと【三門徒】
越前国(福井県)に行われた真宗の一派。本願寺3世覚如の門弟如導と、その法門を伝えた道性・如覚の三人の法義を信奉。の...
さんもんと‐は【三門徒派】
浄土真宗十派の一。如導を始祖とし、福井市の専照寺を本山とする。
さんもん‐は【山門派】
天台宗の一派。比叡山を本山とする。円仁を流祖とし、さらに一三流に分かれる。→寺門派(じもんは)
さんもん‐ばん【三文判】
安物の印判。出来合いの粗末な印判。
さんもん‐ぶぎょう【山門奉行】
室町幕府の職名。延暦寺に関する諸事をつかさどった。
さんもん‐ぶんし【三文文士】
安っぽい、または売れない小説ばかり書いている文士。また、文士を軽蔑していう語。
サンモーリス‐だいせいどう【サンモーリス大聖堂】
《Cathédrale Saint-Maurice》フランス西部、メーヌ‐エ‐ロアール県の都市アンジェにある大聖堂...
さんや
1 漁船を浜に引き揚げる縦巻きの轆轤(ろくろ)。 2 地突きなどに用いる道具。たこどうつき。
さん‐や【三夜】
1 月の第3日の夜。また、その夜の月。三日月。 2 子供が生まれて3日目の夜の産養(うぶやしな)いの祝い。 3 新...
さんや【山谷/三谷/三野】
東京都台東区北東部にあった地名。現在の清川・日本堤・東浅草付近。 《日本橋にあった元吉原が焼失して、新吉原ができる...
さん‐や【山野】
山や野原。のやま。また、田舎。
さんや‐がよい【山谷通ひ】
江戸時代、元吉原焼失後、江戸浅草山谷にできた仮営業の遊郭に通うこと。のち、新吉原となってからも、そこに通うことをい...
さん‐やく【三役】
1 ある組織を代表する、三つの主要な役職。また、その役職にある人。→政務三役 →党三役 2 ㋐相撲で、大関・関脇・...
さん‐やく【山薬】
ヤマノイモ・ナガイモの根を、外皮をはぎ乾燥させたもの。漢方で、滋養強壮・止瀉(ししゃ)・止渇・袪痰(きょたん)薬な...
さん‐やく【散薬】
こなぐすり。散剤。
さん‐やく【纂訳】
[名](スル)原書を翻訳し、編集しなおすこと。「希臘の正史に著明なる実事を、諸書より—して」〈竜渓・経国美談〉
さんやく‐そろいぶみ【三役揃い踏み】
大相撲本場所の千秋楽、結びの三番前に、大関・関脇・小結にかなう力士がそろって土俵上で四股(しこ)を踏むこと。
さん‐やくび【三厄日】
陰暦の8月1日(八朔)と二百十日と二百二十日のこと。この時期には暴風雨が多いため、特に農家でいう。
さんや‐ぞうり【山谷草履】
藺(い)の殻で編んだ草履。江戸時代、新吉原の遊郭へ通う客がはいた。
さんやつ‐こうこく【三八(つ)広告】
新聞広告の定型で、記事下広告の一種。紙面の下3段を横に8分割したスペースの一つ一つ。多く、朝刊の第1面に見られ、書...
さんや‐ぶね【山谷船】
江戸時代、新吉原通いの遊客を乗せて山谷堀を上下した猪牙舟(ちょきぶね)。